12月20日成田空港、JL855便

成田空港行き高速バス
朝6時台の千葉→成田空港の高速バスはほぼ満席だった。
以前、羽田空港行きの高速バスが満席で乗れなかったことがあるけれど今回も危なかった。

成田空港

JALのエコノミークラスのチェックインカウンターは混んでいた。
1日休むと4連休になる土曜日の朝なので日本人客が多いのかと思ったら
日本人よりも外国人が多かった。
一番目立ったのは中国人。
相変わらず炊飯器を持っている人がかなりいた。中には1人で3箱持っている人も。

中国団体観光客でクロネコヤマトのウォークスルーボックスをもっている人達がいた。
保安検査、税関で開ける必要が出た時に面倒そうだけれど軽くて安くて便利だと思う。

手荷物検査、出国審査も混んでいて「早めにゲートに行くように」とアナウンスしていた。


テロ対策のために機内に液体が持ち込めないとは知っていたが
しば漬も駄目とは。

香港や広州の出入国審査は自国民と外国人を分けていて
自国民のレーンの方が空いていて優先されている気がすることがしばしばあるが
成田の出国審査は日本人・外国人の区別はなく平等なのであった。

出国審査に並んでいるときに
列の後ろの方から中国人の中年の男性がやって来て
「搭乗時間が迫っているから入れてください」
と私の後ろに並んでいた若い中国人女性に交渉し始めた。
この女性が穏やかな声で
「私はかまわないけれど、他の人の許可もとってください」
と答え、その後ろに並んでいた欧米人が
「私の搭乗時間は10分後です。私も長い時間並んでいるんです」
と淡々と話すと、この男性は諦めて列の後ろに帰って行った。

出国審査後、書店で機内用の雑誌を購入、搭乗口につくと、すぐ搭乗が始まった。
この状況だと免税店に立ち寄る時間があった人は殆どいなかったのではないかと思う。
購買意欲が高い外国人旅行客に素通りされて免税店は気の毒だと思う。

JL855便(09:35 成田→14:05広州)
機材:B767-300ER

この時期に広州に行こうと決めたのはJALが“エコノミースペシャル年末年始”
というチケットを発売しているのを見つけたからだった。
チケット代は合計で56,810円/人。
最安値に近いのではないかと思う。

ビジネス客中心の路線だからこの時期は空いているのだろうと思っていたら
予想に反しほぼ満席だった。客は中国人の旅行客が多いように感じた。
相変わらず日本人の女性と子どもの乗客は殆どいなかった。

そして今まで話している人がいなくて異様に静かなことが多かったけれど
普通の雰囲気(騒がしいわけではない)だった。

広州に住んでいた時は日本での滞在時間を長くするために
ANAか中国南方航空を利用していたので
JALの国際線に乗るのは久しぶりだった。

久しぶりに乗ったら飲食関係のサービスはシンプルになっていた。
離陸後のおしぼり、食事前のおつまみ付ドリンクサービスはなくなっていた。
また食事は選択肢はなく一択だった。


チキンのソテー プロヴァンス風チーズ焼き、ズワイ蟹と春雨のサラダ仕立て
野菜スティック ディッピングソース、ハーゲンダッツ アイスクリーム
コーヒー、紅茶、緑茶
※機内食はJALのサイト(こちら)で確認できる

パンはなく量は少なめなので若い男性だと物足りなく感じるかもしれない。
味はエコノミークラスの機内食としては良い方だと思う。


ハーゲンダッツはバニラ味だった。他の味のこともあるらしい。


どんどん充実していく機内エンターテインメント。スカイマンガというものも現れた。
※JALのサイト(こちら)にはボーイング787での提供と記載されている。


座席には機内誌以外に中国人旅行客向けの冊子もあった。


着陸10〜15分前に広州市天河区上空を飛行。


懐かしい広州白雲国際空港に定刻通り14時過ぎに着陸。

広州白雲国際空港〜ホテル

入国審査がいつも通りの混み具合だった。
相変わらず中国人のレーンの方が優先されていた。

入国後、地下鉄の駅に向う途中、セブンイレブンで羊城通(日本のSuicaのようなICカード)にチャージ。
9ヵ月ぶりの使用だったけれど問題なく使えた。チャージ最低額は50元と言われた。
※南方都市報の記事(こちら)によると羊城通に有効期限はないらしい。

15時頃に地下鉄に乗車。

16時頃に宿泊先(石牌橋アスコット広州)に到着。