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武蔵野日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2016-11-28

行動を起こせる人は強くなる

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午前中、国際会議と研究会の発表練習。12月の発表は、形式も時間も言語もバラバラなのでややこしい。日本語での発表はともかく英語での発表は日本人は苦手なので、Practice makes perfect. の精神で練習してほしい。

そういえば、今学期は国際会議での発表に合わせて English for Research (E4R) という勉強会が立ち上がったようで、結構盛り上がっているようだ。ニューラル機械翻訳のチュートリアルも学生が発案して回っているみたいだし、こういうふうに学生が中心に勉強会がいくつも立ち上がるのはとてもいいことだと思う。結局大学を出るといかに自分で学び続けるか、というのが重要になるわけで、一人でコツコツと勉強できる人はいざ知らず(そういう人もいる)、周りの仲間を巻き込んで勉強する、というのが大事で、大学でそういう練習をするといいと思っている。

昼から深層学習勉強会。知れば知るほど、深層学習のパラメータ探索はしんどいなという気がする。あと、GPU で実装している学生と CPU で実装している学生と両方いるので、CPU もそこそこいいものを買ったほうがいいんだろうか?と思ったりする(とりあえず今年度は GPU を揃えたが)。

午後は統計数理研究所に移動して共同研究のミーティング。かれこれ1年以上ほぼ毎月ミーティングをしているわけだが、それなりに形が見えてきてよかった。やはり研究となると1年目はサーベイとベースラインやデータの整備に時間がかかるので、単年度で成果を出してほしい、という話だと、すでに着手していて先がある程度見えているか、それなりに手の動く学生がやったりしないと厳しいなあ。

2016-11-27

どんぐりを拾って集めおままごと

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午前中、天気がいいので家族全員で公園に行く。娘にどこに行きたいのか尋ねると、「はとぽっぽこうえんにいきたい!」と言うので、保育園で「はとぽっぽ公園」と呼ばれている公園に行く。2歳くらいまで、公園は全部「でんしゃのこうえん」だったのだが、最近は公園の区別ができるようである(といっても「小金井公園」「タコ公園」以外の公園は、保育園独自の名称を付けている名もない公園なので、どこにあるのか我々には分からない)。

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公園では娘がどんぐりに興味を示したので、ひたすらどんぐりを集める。どんぐりに「ぼうし」があるよ、と教えると、今度は「ぼうし」を収集し始め、本体は見向きもしない。これ、ビックリマンチョコでシールを取ったらチョコは捨てるような感じだろうか。いや、どんぐりの立場になると、実を捨ててもらった方がいいのかもしれないが……。

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あと、ブランコもこれまではおっかなびっくりだったが、もう自分1人で乗れるようになり、成長を感じる。ときどき意味不明な発言をすることがあったり、こちらが難しいことを言うと返事がなかったりするが、込み入った話でなければ普通に会話もできるし、過去や未来の話も通じる。何か意味のある会話をするのは難しいだろうが、特に目的なく雑談するという意味では、3歳くらいの応答ができれば普通に会話できているということなのかもしれない。あとは UI の問題だったりして(見かけが子どもみたくかわいかったら、今の対話システムでもかなり使い物になる、みたいな?)。

2016-11-26

国語研 CSJ の思い出と

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午前中、娘と過ごす。遠くに行きたいのかと思いきや、そうでもないようで、近場の公園で過ごす。

娘が寝ている間、そろそろ用意しなきゃ、と思って第8回入力メソッドワークショップ参加登録サイトを作る。自分が東京に来てから京都と東京の隔年開催にしていて、今年は東京開催の番なのだが、@ さんがスマートニュースを会場に提供してくださるそうで、懇親会も含めてお任せする予定である。ちょっと最近はいろいろ手一杯で、こういうサイトも1ヶ月は前に作れたはずなのだが、今日になってようやく作ったし……。

12月は第3回自然言語処理シンポジウムも担当幹事として準備しているが、こちらもいろいろ確認したり準備したりする時間が正直厳しい。結局のところ仕事時間のうち学会活動に使おうと思う時間が限られていて、なかなか時間を回せないというだけだが、もっとカジュアルにメールするような性格にならないと回らない、ということだろう。

教授クラスの方々も、ものすごくリスポンスが早い(その代わり返事は数行や1行のことも多い)方と、逆に全然お返事をいただけない(その代わり返事がもらえるときはたくさん書かれている)方と両方いらっしゃる。自分はどちらかというと後者で、数年前まで「すごく早いけどなんでこんなに簡素なんだろうか?」あるいは「なんでこんなに返事がもらえないのだろうか?」と思ったりしていたものだが、今となってはどちらの方々の気持ちもよく分かり、メールをさばこうと思えば意志決定を即断即決にするしかないし、返事も短くして一旦送ったら何があったかは脳内から削除する(重要なことなら再度メールが来る)という運用になるということで、メールするならちゃんと書かないと、という考えを捨てるしかない……。

自分は性格的になかなか短く書くことができないのだが、ここは修行だと思って、今後は短いけどすぐメールを返す、という仕事の仕方に慣れていきたいと思う。(いますでに溜まってしまっているものをどうするか、という別の問題はあるが……)

午後は国語研に移動して、日本語話し言葉コーパス・日本語書き言葉コーパスの関係者の同窓会に出席する。実はプログラムの最初(研究会)から参加できるかと思いきや、最近娘のイヤイヤが激しく、すんなり行かせてもらえなかったので、1時間弱遅れてしまって自分の出番(日本語話し言葉コーパスの最終盤の作業に自分が XML プログラマとして参戦した、という話)に間に合わなかったのだが(汗)

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プログラムの後半は国語研の中の通称「スタバ」と呼ばれているらしい談話室で懇親会。お会いできない方々も多かったが、懐かしい方々とお会いできてよかった。実はこれらのコーパス作成の立役者である前川先生を囲んでお祝いする会だったそうで、依頼されて5分間のスピーチをしたりする。国語研は60歳が定年だったというのを初めて知ったが、自分はあと20年後になにをしているのだろう(これから20年間、どういう人生を歩んでいるのだろう)。

今回はお子さんを連れて参加された方も多く、自分も20年後には娘が20歳を超えているし、娘と仕事の話をしたりできているといいなと思う。自分は小学生時代、親から職場の話を聞いたり昔の話を聞いたりするのが好きだった。中高生になると、学校で先輩や同期、後輩と話すようになったし、家の中でも兄弟と話すようになって、親と話すことはほとんどなくなってしまったけど、うちもそうなるかもなぁー(男の子と女の子で違うかもしれないけど)。

2016-11-25

文系の人でも入学できるけど

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午前中は受託研究の定例ミーティング。エラーを見つけて改善したい、という話だが、デバッグが難しい。バグなのかそれとも正しく動いていて精度が出ないのか、よく分からない(汗)とりあえず今年度はこの結果で一区切りしたいのだが、来年度があるとしたらどこを改善すればいいのかみたいなのが分かるといいのだけど。

お昼は冬季受験の希望者と面談。基本的には冬季受験は認めていないのだが、社会人や人文系の学生、留学生に関しては定員が許せば例外的に認めるという方針にしている。ただ、今年度は定員が許すかどうかが分からないので、なんとも言えない。すでに4人問い合わせをもらっていて、少なくとも1人は研究生に回ってもらったのだが、基本的には冬季に問い合わせをもらった人は(社会人以外)全員研究生に回ってもらったほうがいいのかもしれない。人文系から来る人は、たぶんそのほうが余裕を持って入試の準備や研究ができるし、留学生は環境に慣れるという意味もある(ただ、現在は自分の余裕的な問題で、文科省国費留学生以外の研究生は受け入れていない)。

昼から(ニューラル)機械翻訳の勉強会。ニューラル翻訳の登場によって、従来のように単語アライメントから一つずつ理解していかないと機械翻訳の全体像がつかめず、途中で挫折しやすいという問題はなくなったように思うが、プログラミングおよび線形代数と微分、確率統計の知識がないと機械翻訳の研究がやりにくくなり、人文系出身の人には厳しさが上がったようにも思う。これまではコンポーネントごとに分かれていたので、全体を必ずしもいじる必要はなく、自分の興味のあるところだけ(たとえば対訳辞書構築)を改善すれば研究になったのだが、ニューラル翻訳全盛時代には個々のコンポーネントという概念がないので……。(理工系出身の人には圧倒的に参入障壁が低くなった)

勉強会のあと、人文系からうちの研究室に来ることが決まっている学生と合わせ、入学前に勉強してきてほしい内容を伝える。これまでうちに実際に進学してきた文系出身者は、実は数学もプログラミングも平均的理工系出身の学生よりできたので、進学後に基礎知識の点では問題がなかったのだが、今回初めて(大学レベルの数学とプログラミングを受験前に十分勉強していない)学生が入ってきそうなので、事前学習内容を指定したのである。

ちなみに自分のいる情報通信システム学域は英語・数学・面接で試験され、H30年度以降に改組が予定されている組織でも英語・数学・面接であることは変わりないのであるが、実際は人文系の人でも普通に合格する(これまでうちの研究室の受験生で、いわゆる文系出身の学生でも、受験した人は全員合格している)し、数学がそこまでできなくても(NAIST だったら不合格になるレベルでも)合格してしまう、という問題点があるのである。

結局のところ、NAISTにせよ首都大にせよ、人文系からでも入学できる(英語と数学以外、専門科目がない)、というのは長所だと思うのだが、大学レベルでサポートがある NAIST と比較して、そのようなサポートがない首都大の大学院に来る場合、自分で少なくとも学部2年次まで相当の数学とプログラミングは独習して来てくれないと、研究室ではサポートできない。学部3年次以降相当の内容は、研究室で補えるように基礎勉強会を多数揃えているが、さすがに学部2年次相当の内容はカバーできない、というわけである。自分がいるのが大学院大学で学部生の面倒を見ないでよく、学生数もいまの半分(10人強)ならそこからカバーすることも可能だとは思うが、今はそのような余力がない。もっとも、理工系出身(情報系含む)だとプログラミングができるか、というとそういうことでもないようで(さすがに数学はできる)、大学院入試で英語と数学はチェックできるが、試験では全く見ていないプログラミング能力についても事前に確認した方がいいのでは、と思っている。

実は、プログラミング能力というより、プログラミングに対する適性を見られればいいだけなのだが(プログラミング経験はないが適正のある人文系出身者に不利益になる)、結局プログラミング能力をそのまま評価するのがもっとも簡単で正確である。いくら「プログラミングやりたいです」とアピールされても、ほんの300時間くらいかければ習得できる内容は、やりたいなどと言う暇があればやればいいわけで(学生なので時間は融通聞くはずだし、もしこのような融通のできない人は進学してからも勉強に時間を取れないことが懸念される)、幸いいまは独習できる環境も揃っているし、最初のハードルはそんなに高くないと思うのである。

来年度は受験生に入試以外に事前課題(プログラミング)を伝え、その内容に基づいて面接をしようと思っている。せいぜい FizzBuzz レベルのことしか聞かないと思うが、さすがに全く書けない(プログラミング自身全くしたことがない)状態で入られると困るので……。

2016-11-24

初めての11月に雪景色

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夜半から雪模様というので気になっていたが、ほとんどいつも通り出勤できた。日野キャンパス周辺だけやたら雪が積もっていて、日野キャンパスに着いてからが時間かかったが(汗)

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共同研究のミーティングもだいたいみんな参加でき、有意義な情報交換ができる。企業の方から学生たちに向けて、ミーティングに参加するのが目的ではなく、研究を進めてもらうのが目的なので、無理してミーティングに来なくてもいいので、よい研究をしてください、と事前に連絡があり、素敵な方々だなと改めて思う。こういう企業にもっと学生が行くとよいと思うのだけどな〜。

昼から対話勉強会。実は今年度は木曜日にいろいろ用事があってなかなか進められないのだが、進捗報告も含めてそれなりに形になっているのはよかったと思っている。そもそも対話勉強会が成立するなんて、首都大に来た当初からは想像もつかない(対話の研究をしたい、という学生がいても、多分在学中にはできないから、対話で使われる別の要素技術を研究した方がいい、とアドバイスしたりしていた)。これに関しては、深層学習が流行ってよかったと思っている。

午後は B3 学生のプロジェクト実験の中間報告に出席。MMDAgent を用いた音声対話エージェント開発というテーマを2年前に立ち上げ、今回が3年目なのだが、一応自分が立ち上げたテーマなので、どのように発展しているのか見てみたいのである。研究成分より開発成分の方が大きいプロジェクトだとは思うが、API の使い方を調べたり、プラグインを作成してみたり、研究でも出てくるシステム開発に必要なことは一通り含まれているので、これを通じていろいろ学んでほしいと考えている。

夕方は最近 P 社から事業譲渡によって R 社になった R 社のトークをしてもらう。役員兼リサーチャーの方直々にお話に来ていただいたが、論文を書くだけが研究成果を世に出していく方法ではない、というメッセージは学生たちにはいい刺激になったようである。もっとも、こういうのが伝わるように毎年9月に学外の方々を首都大にお招きして話してもらっているので、学部からいる人だけでなく、大学院からうちに来る人も原則全員南大沢まで聞きに来てもらっている(聞きに来ない人もいるけど、こんな豪華講師陣の話を聞かないとは、大変もったいない)。

夜は社会人博士の方と Skype ミーティング。前期は日野キャンパスまで定期的に来てもらっていたようだが(基礎勉強会は小町が出席しないため、遅い時間でもいいので)、後期は基本的にほとんど進捗報告なので、Skype で対応するのが妥当だろう、ということで電話会議になったのである。毎週30分の進捗報告というのは学生が教育を受ける権利だと思っているので、可能な限り時間を取って話を聞いている。

飯田橋キャンパスか秋葉原キャンパスかあるいは都庁のあたりか、社会人の人が通いやすいところに週1日行けるくらいの余裕があれば、もっと社会人の人を受け入れやすくなると思うのだが、さすがに1日で西と東を往復するのはしんどい。中央線にグリーン車が導入されたらもう少し違うのかもしれないが(汗)