休みにはしっかり休む体調管理も仕事のうち

今学期の Last lecture が終了。最後の出席者は4人だったが、IV期の授業だとこんなものかなという気はする (自分が学生だったころもこんな感じだった)。今回はフランス語の IME

  • Pallavi Choudhury, Chris Quirk, and Hisami Suzuki. From pecher to pêcher ... or pécher: Simplifying French Input by Accent Prediction. WTIM 2011.

  • Zhen Chen and Kai-Fu Lee. A New Statistical Approach to Chinese Pinyin Input. ACL 2000.

の論文を紹介してもらう。後者は中国からの留学生の人が紹介してくれたので、中国語の話や中国で使われている IME についての解説やデモが参考になった。sogou という IME が一番使われているのは知っていたが、「wsm」で「为什么」が入力できる (本来の綴りは weishenme で、これに四声というアクセントをつける) というのを見てびっくり。全部子音しか入れないのは曖昧性が高すぎるのでは、と思っていたが、「woshizgr」で「我是中国人」のように、母音を書くのと書かないのとの「混ぜ書き」もできるそうだ。日本語でも混ぜ書きを含めたら便利かもしれない (そもそもかな入力派の自分としては、キー1回押せばかなが入るのであまり嬉しくないが、ローマ字入力の人だったら「kwsk」で「詳しく」が入ったら便利かなと)。

午後、右下の親知らずを抜きに行く。先日左上を抜いたので、これを抜けばとりあえず見えている親知らずは全部抜けたことになる。埋まっているのはちょっと怖いので、様子見。

そのまま研究室に帰ってきたが、どうも話すと舌が回らず、うまく話せない……。

夜、言語教育勉強会。[twitter:@pavlocat] くんと [twitter:@tkyf_7] くんの進捗報告。言語処理学会の年次大会のドラフトを用意してきてほしい、と伝えておいたが、2人ともそれなりに書けている。初めてだとどれくらいの時間で原稿が書けるか分からないので心配していたが、杞憂だったようである。[twitter:@tomo_wb] くんをはじめ、研究室のたくさんの学生が風邪やインフルエンザでばたばたと倒れていて、松本先生も今日は半休を取るくらいだったのだが、これからの時期大丈夫だろうか。