全体を埋めたところが出発点

午前中、娘(2歳7ヶ月)と小金井公園に行く。最近、空前の三輪車ブームおよびおんぶブームである。おんぶして、というのはいいのだが、抱っこ(おんぶ)紐があるわけではないので、娘の協力がない限り、かなり親に負担がかかる。抱っこもしんどい体重(13Kg)になってきたので、助かるといえば助かるのだが、三輪車に乗って公園に来ているのに、帰りはおんぶ(または抱っこ)して、というのは何の罰ゲームかと……(三輪車を持って帰るのに片方の手を塞がれるので、死にそう)

しかし三輪車はまだ自分でこいでくれない。「おねえさんだから、じぶんでこいでるよー」とアピールするが、単にペダルに足を置いているだけで、「じゃ、とーちゃんは押さなくていい?」と手を外すと「だめ。とーちゃんはうしろからおして。」と言われる。買ってもそんなに使われていなくて、もったいなかったかな? と思っていたのが有効活用されるのはいいのだが、そろそろ自分でこいでほしい気もする(ハンドル操作は若干するようになったが、これはこれで危ない)。

午後は娘が寝てくれたので言語処理学会年次大会の原稿へのコメント。この週末で、初稿をもらった学生にはほとんど返すことができた(合計8件)。1人あたり初稿(4ページ前後)のコメントには1時間前後かかるようである。出てきた原稿は(恐らく今年から事前にメンターに見てもらうようにしたため)2パターンあって、前半部分は特によく書けているが後半がほぼ未完、というパターンと、全体的に埋まっているが微妙な部分もそこそこある(特にイントロと関連研究)、というパターンで、それぞれ興味深い。コメントするのが楽なのは前者なのだが、最終的な原稿のクオリティ的にどちらがいいのかは未だ不明で、ちょっと楽しみ。

今回〆切がちょっと早いかな? と思わなくもなかったが、今年度は〆切が若干早いので、ちょうどいいくらいのようである。ちなみに第2稿は年末、第3稿は年明け、最終稿が〆切の前の週である。