一時的作業ファイルは消えるかも

午前中、B3の研究室インターンシップ。1時間で防災訓練なのであまり進めることができず、宿題もなし。11月中にはアノテーション基準を揃えて残りはひたすらアノテーションするフェーズに入った方がよいのだが、なかなか議論すべきことが多く進まない。まあ、そのこと自体は良いことなのだが。(あと、あまり今日は自分の頭が働いていなかった……)

お昼はサーバの管理。どうもここ1ヶ月くらい調子が悪かったサーバ、作業用のデータを置くためのディレクトリのファイルシステムが(RAID 5 で管理されていて、RAID 的には問題ないのだが)壊れていたようだ。一応復旧したのだが、xfs_repair で修復したところ、一部のファイルが消えたようで、研究的に打撃を受けた学生がいたらしい。作業用のデータは膨大(1サーバあたり10 TB 弱なので、60TBくらい)なのでバックアップしてないし、そもそも作業用ディレクトリは消える前提で使ってもらっていたはずなのだが……(ホームディレクトリや共有ディレクトリは、作業用ディレクトリとは違うので、毎日バックアップを取っている)。研究室でもバックアップ用のサーバを用意したほうがいいのだろうか(みなさんどうしているのだろうか)?

午後は帝京大学まで非常勤講師の依頼(カリキュラム委員業務)に行く。日野キャンパスからは車で行くと20分かからず、とても近い。帝京大学まで行く間に中央大学も通り過ぎたし、色々な大学が密集しているようである。お話な色々と盛り上がり、お願いもスムーズに行き、一安心。カリキュラム委員の仕事がなかなか一段落しないのだが、今年度で片がついてほしいものである(H31年度の教職関係の大幅リニューアルに伴う仕事なので、来年度もまた続くのだろうけど)。

夕方は日野キャンパスに戻ってきて共同研究のミーティング。いつも色々と勉強させてもらっているのだが、こちらからも最先端の知識が提供できればと思っている。こういう共同研究が続けられるよう、いつも刀を研いでないとな、と思ったりする。

しかし教員1人でやるのはなかなか大変なので、学内で研究グループが作れるとよいのだが、国内では言語処理学会までフォーカスしてしまうとグループになりづらいので、人工知能学会か DEIM あるいは WebDB Forum あたりに行くようにして、少し連携しないと厳しい気もしている。そもそも教員の自分が行かないので、学生がどこで発表したいか、というのが一番大きいのだが、言語処理学会以外はスコープ外、みたいな状況でなければ、他の学会に出した方がよいのではないかな。(さすがに DEIM は言語処理学会年次大会と時期が重なりすぎているので、対象外だろうが)