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びーの独り言

2018-04-28 初日から飛ばしすぎ

[]2018/04/28(土)「松江21:29

 起床4時半。いつもの身支度に加え、リュックに着替えなどを詰め込んだ。眠さよりも期待感の方が大きかった。

 0531の尼崎で出発。新大阪でもしかして駅弁ワンチャンあるかなと思ったが、きっちり撃沈。0600新大阪からみずほ。みずほは初めてかも。2列×2列シートは快適だった。お陰で眠気に勝てなかった。

 岡山で乗り換え。岡山駅弁はまったく面白くないが、ないよりマシかと。0705特急やくも。窓側だと喜んでいたら、窓の継ぎ目だったり。こんな車両あるんか。駅弁は牛ステーキ弁当で「白桃果肉入り」となっていた。歴代駅弁の中でもこんなに不味いのは初めてだった。不味すぎてネタになるレベル。よくこんな企画通ったな。ご飯にかかったタレが最悪で白桃とまったく合わなかった。躊躇なく半分残してしまった。その間に伯備線高梁川に沿って雄大な景色になっていた。不味くて目が覚めていることに気づいた。しかし、それも新見まで。川の流れが逆になった頃にはまた眠りの中へ。

 安来駅下車。まさかこの駅で降りることがあるとは。ここには足立美術館があった。足立美術館のことは最近まで知らなかった。日本一の庭園があるらしい。0945のシャトルバスは半分くらいが埋まっていた。20分で到着。

 足立美術館は思ったより混んでなかったし、外国人もいなかった。とにかく清潔感が凄かった。どんだけ掃除してるのか?日本庭園はでかかった。今までに見た庭園はお寺の庭にあり敷地の壁に囲まれていたが、ここには壁がなく視界すべてが庭園だった。さらに遠くに見える山も借景の割には庭とよくマッチしており、大きな滝すらあった。もしかして山にも手を加えているのだろうか。

 この美術館は一つ一つの絵に解説をつけていた。これはとても好感が持てた。美術館ってなんの説明もなしに飾ってるのがほとんど。それが誰でどんな技法で何を表現したかったかなどさっぱりわからなかった。芸術の価値観は時代で変わるものだから背景に潜む情報は重要だと思うのだが。これらの説明は旭山動物園の展示に繋がると思った。わからない方が悪いのではなく、情熱を持って説明しないと。この美術館が有名になったのは日本一の日本庭園だけではないと思った。

 この美術館では横山大観を中心に日本画を展示してあった。何か決して写実的にはならないような根本的な違和感を感じた。別館で最近の洋画を展示していた。日本画よりこっちの方がいいじゃないかと思った。日本画は描かれた時代もあってかモチーフが古い。洋画の方が写実的で構図や色使いが斬新でしっくり来た。ただどれも似たような手法と色使いでありアニメぽさというか軽薄さを感じた。何かを表現したいなら、巨大なキャンバス一枚でやるより、マンガみたいに文字も使った方がが伝わらないかい?

 陶芸館で河井寛次郎北大路魯山人の作品を見た。河井寛次郎は前に千葉の美術館で特集しており、印象に残っていた。北大路魯山人はグルメの世界で神のように扱われているが、詳細はよく知らなかった。作品を見たけど、料理を盛る器としては絵が強すぎて品がいいとは思えなかった。ただの権威なだけでは?

 1330のシャトルバスで美術館を後にした。1403松江までの電車が来た。ボロボロのたらこだった。山陰線は虐げられてるなあ。

 14時半松江に到着。やることがなかった。仕方なく観光案内所で地図をもらい、明日の予定を前倒しにすることにした。駅前から観光用の循環バスが出ていたので城方面へ。

 松江歴史館。和歌山と同じパターン。城を見る前にまずはお勉強から。松江って歴史的に見処ないんだな。企画展では円山応挙の弟子の長澤蘆雪という人を扱っていた。すぐ忘れそうだなあ。

 すぐ近くのホーランエンヤ伝承館へ。行くつもりはなかったが、無料と時間潰しのため。ホーランエンヤとは船で神様を運ぶ祭で、12年に1回開催される。興味がなかった割には面白くて見いってしまった。

 お堀沿いの塩見小路を歩いた。武家屋敷が並んでいたみたいだが、作られた雰囲気がしてイマイチだった。

 17時半帰りのバスに乗っていたら、乗客が運転手に「夕日公園に行きたい」と聞いていた。そういえば宍道湖は夕日がきれいみたい。時間があるので行ってみることにした。県立美術館で降りて、宍道湖に出ると太陽がもうすぐ沈むところだった。これだけでも十分きれいだった。左手には小さな島が浮かんでいて、その辺りが夕日公園だと思われた。湖岸を歩いていくと、人だかりがあった。ちょうど太陽と島が重なるポイントだった。太陽もいい具合に沈んで赤くなってきた。確かにこれはいい夕日だと思った。旅行1日目にして最終日みたいな感じになった。

 駅前のホテルにチェックインしてから夕食に行った。太田先生の「やまいち」。一回満員で断られたが、追っかけてきてくれた。飲むつもりだったが、刺身定食があるなら。うまかった。刺身はもちろんだが、ご飯がうまく。さらに漬物3種、黒豆、かまぼこ、しじみ汁も。すっかり腹一杯になってしまった。太田先生が取り上げた割にはおばあさん3人が騒々しかった。しかしとてもアットホームだった。居心地がとてもいい店だった。