2023年振り返り〜那須塩原の新しい生活!子どもと温泉でのんびり過ごす〜

今年の一番のイベントは、なんといっても引っ越しだろう。

東京(亀戸)→那須塩原市へ引っ越した。
亀戸は本当に長い間住んでたな…。17年かな。

 

那須塩原市に引っ越した理由は

・温泉の近くで一度住んでみたかったから
・子どものお出かけが都会では大変だったから
・子育てするには家が狭いと感じたから
・新しいことは若いうちにしたほうがいいから(今が一番若いから先送りできない)

鹿の湯が好きだから那須にしたけど、やっぱり遠いからなかなか行ってない。
でも、思いのほか近くの温泉の質がよくて、満足してる。

夏のこどものお出かけはとても満足。
無料でおおきなジャブジャブ池は車で30分。
流れるプールは車で20分。
温泉街の花火も見に行けた。
おうちプールもできた。

そして、住まないとわからないよな。とおもうような体験もいくつか。
やっぱり、田舎は貰い物おおいね。家庭菜園している人が多いからかな。
子どもと散歩してたらきゅうりもらったり。
ご近所さんが、ブルーベリーくれたり、すいかくれたり。
歳の近い子供のいる家庭が近所さんだったのもとてもラッキーだった。

想定してなかったこともいろいろと。
日光や袋田の滝がだいたい車で1時間。
七五三は、日光東照宮にいってみたりした(おもいつき)
秋からは、週末になるとNASU FARM VILLAGEいって、トンボとちょうちょ追っかけたり。

家庭菜園は、感じるものが多かったな。
収穫体験や、新鮮な野菜が食べられる良さはもちろんだけど、天気をものすごく気にするようになり、農家さんの苦労を少し想像できたというか。
やはり、「消費」ばかりではなく「生産」することはとても大切だなと、改めて感じたり。

2階建ての広いお家、掃除大変だし、モノをふやしてしまいそうだし、嫌だな…。
っておもってたけど、意外とこのぐらいのサイズでも大丈夫だなって思ったり。
家の中でラジコン遊べるし。縄跳びだってしてたw。
プラレールも大きな線路作れるし。

 

「食べる」ということを考える時間が増えたり。
食べ物も、貰い物なのか購入者なのかで扱いがかわるね。
おうち時間が増えたこともあるんだろうけど。
お菓子と珈琲とお酒の量は半端なく増えた。(コーヒーメイカー買っちゃった)

 

そして、晴れた日の山がきれい!冬は特に!
これだけでも心が洗われる気がした。


引っ越したことに関しては全く後悔してない。
いつまでここに住んでいるかはわからないけど、そのほうが今を大切に生きるからいいなと思ったり。

 

と、つれづれなるままに

 

2023年はお世話になりました!
2024年もよろしくお願いいたします。

 

2023年のまなみん賞



※この記事は、ProtoPedia Advent Calendar 2023の4日目の記事になります

2年ぶりの投稿だ。

 

今年はヒーローズ・リーグのまなみん賞について書こうと思う。
実は昨年(2022年)から「まなみん賞」という賞名はやめたんです。けど、まぁこっちのブログではこの方がわかりやすいので。

今年は、昨年と同様以下の賞名で最初は申し込んでました。
「こだわりがステキで賞」

でも、賞をあげたいと思った作品と、コンセプトがマッチしなかったので、賞名を変えちゃいました。それがこちら。

「野生のプロトタイパー賞」

 

2023年応募作品で私が惹かれた作品が、野生のプロトタイパー的作品が多くて、その中から選びました。
野生のプロトタイパーって何?って方は、こちらのブログをお読みください。

note.com

簡単にいうと、「開発者自身の欲求や好奇心からモノづくりに着手し、プロトタイピングを行う。アート思考的なアプローチ」

もっと簡単に言うと、「作りたいという欲求に逆らえず、手が動いてしまう人」なんじゃないかと。

 

そんな視点で選出した作品はこちらです

protopedia.net

たぶん。わたし「時」をテーマにした作品好きなんだろうな。
ついでに、サーマルプリンタも。
とはいえ、一番ぐっときたのは「時を感じる」というところ。
出力された紙の量を見ることで感じるというのも好きだったんですが、無機質に過ぎていく秒針を連想させるタイプライターの音にこそ、惹かれました。
そして、改行を示す「チーン」という音も心地良い。
そしてそして、この作品は、NT金沢の前日におもいついて勢いでプロトタイプまでつくりあげた!というところにも惹かれたんです。

 

ヒーローズ・リーグの前身であるMashupAwrdsの頃は、そんな勢いのある作品が多かった。その勢いが、今まで見たことのない新しいアイデアを生み出していた気がします。
そんな勢いでうまれた作品が、つくることによってまた新しい欲求を刺激して、完成度を高めていく…。そういった作品が結構好きなんです。
この作品は、私の好きな要素を色んな意味で含んでいる作品でした。
ステキな作品を応募してくださってありがとうございました。

※こちらの作品はNT金沢でもMFTでも出展されていたのに、実は見に行けてないんですよね…。次の展示の機会があったら是非見に行きたい!

でも、こちらの作品ととても迷いました。

protopedia.net

こちらの作品は、増えすぎたロボット草刈り機を管理するツールです。

話者「ラブレイス!内部温度が30度以上のロボットは何台ある?」
ラブレイス「1台です。」

みたいに、話しかけるわけですが、これがSFぽいというか、言ってみたくなる、ロボットに司令だしたくなる感じなんです!(是非動画みてください)

つくられたきかっけは、「ロボットと会話するとギアの音がうるさかったため、管理支援AI経由で指示を出すという構成を思いついた」というもっともらしい理由でしたが、たぶん、たぶんですよ、つくっている途中から少年心が抑えられなくなってきましたよね?っと思わずにはいられない出来上がりでした。
「作りたい」という欲求を抑えられない感じをうけました。

 

そしてそして、「受賞理由を書く」という行為が考えてしまったんですよね…。
上の2作品も直感的に「好き」という作品なんですが、直感的に大好きなのに、なぜ好きなのか説明ができなかった作品がこちら。

protopedia.net

この作品ほんと好きで…。説明できないけど、とても気になるというか…。
感情を揺さぶられた作品なのかも。
唯一説明(?)できるのは、ノック音のこだわりがとても好きでした。「こだわりがステキで賞」のままだったらこの作品にしてたかもしれない。

とはいえ、この作品も、クリエイターの興味が抑えきれず、生み出された感を受けたので、野生のプロトタイパー賞と名称を変えても候補というのは変わらなかった。
「楽しい物ができるはずが、不気味なものになってしまったが、ChatGPTに期待や不安以上に不気味さを感じていたのかもしれない」という作ってからこそ感じる気づきも好きでした。
次回予告展示で、ドアが本物になっている写真を見て、最新作を触りに行きたかった。
でも、こちらの作品は他で受賞されてて、嬉しかった。好きな作品が評価されると、関係ないのに嬉しくなっちゃうんですよね。おめでとうございます!


最終的にはこちらの3作品で迷ったのですが、それ以外にピックアップしていた作品もご紹介していきたいと思います。

 

まずはこちら。

protopedia.net

この「思いついちゃったから作っちゃった」感、大好きです。
「私は夜中になにをやっているんだろう…」というつぶやき。もう、最高です。
作りたいという衝動に勝てず、大切な時間を費やす大人、大好きです。
これぞ勢いで動いた人間の発する言葉!
ただ、オマージュ作品は私の中では若干評価が下がってしまうところがあり、受賞とまでいきませんでした。
でも、「作った勢い」だったら、どの作品にも負けてないんじゃないかしら?

 

お次はこちら。

protopedia.net

この作品を作ったきっかけが、

「ボタンが行列状に並べられた機械を見るとコントローラにしか見えない病気なので、改造するという荒療治により心を落ち着かせることができました」

というものでした。これも欲求を抑えられない感じですよね。大好きです。
そして、ボタンがあると推したくなる人間の本質ってあると思うんです。
そういった、理屈ではないDNAに組み込まれた何かを題材にしている作品もとても好きなんです。まだまだ好きな要素はあるのですが、とにかく触ってみたい!(押したい!)

 

次はこちら!

protopedia.net

こちらも、つぶやきのなかで「とりあえずやりたかったやつ」って投稿があるんですが、だよね!これ、やってみたいよね!(自分は作れないけど)って思っちゃったりして。そして、人に見せて好評だったから…と、そこからの展開の速さもすさすがで。
こうやって、作った作品が作ったことや見せたことによって予想してなかったインプットを得て、流れに逆らわず変わっていく様子が好きだったりします。
イカになったときには、ほんと流行りを取り入れる速度とセンスに脱帽しました。
おもいついちゃったからしょうがないですよねー。

それにしても、決勝での男性陣のコメントの共感度は笑っちゃいました。

 

次はこちら。

protopedia.net

こちらの作品も、思いついたからやってみた。感じがしました。そして、作り始めたら楽しくなっちゃって衝動が抑えられない感じがしました。
この作者の方は「元ソフトウエアエンジニアで退職後は電子工作を趣味としていろいろ遊んでいます」とのことですが、こんなおじいちゃんいたらいいなーってとっても思いました。退職後も楽しんでるおじいちゃんステキですよね。
きっとニコニコしながら作ってるんだろうなー。

 

次はこちら!

protopedia.net

思いついたから作っちゃった感満載。勢いで作った割に完成度がなかなかじゃないですか?赤い軍手が、ちょっとした落書きで例のものに見えるのステキ。
いくつかコメントついていたので、それにのせられて、次がでてくると、面白いなー…。(チラッ

 

と、好きな作品が「作りたいという欲求に逆らえず、手が動いてしまう作品」ばかりになってしまったので、賞名を変更しちゃいました。(てへっ

 

「好きな作品」となったら、もっとあったのですが、「野生のプロトタイパー賞」としての候補作品を紹介させていただきました。
今年もヒーローズ・リーグ楽しかったです。

たくさんのご応募、ありがとうございました!

そして今日は私の誕生日!
おめでとう!私

www.amazon.jp

 

 

 



2021年振り返り

ちょっと年末らしい時間の過ごし方してる。

振り返りブログ書くなんて何年ぶりだろう。

 

今年を振り返ろうと思っても…全然思い出せないw.

とにかく、育児育児育児。

月曜〜金曜は9時に保育園に預け、17時にはオフィスをでて、ご飯の下準備をしてから18時過ぎにお迎えにいく。土曜日だけお迎えは16時で、お迎え後に散歩する。
週に一度、日曜日だけ保育園に預けずに、チビと全力で遊ぶという1週間シフト。

でも、チビをいろんな所につれていけた気はする。
鹿児島、沖縄、箱根、奥日光、会津那須
緊急事態宣言じゃなければもっと飛行機でいけるところに連れて行きたかった。

 

仕事は、経理、法務、会計、雑用…時々企画。
とはいえ、昨年は赤字でやばい感じだったけど、今年は結構な利益を残せて、お金を使うことに頭を使ったりもした。
久しぶりに広告出稿したり、キャンペーンしたり、ノベルティ作ったり、ロゴも変更できた。IFTTTとZapierはマスターした気がする。
アクションが次のアクションを生んでいる感(つながっている感)もあり、停滞感は全くないのはとてもいい1年だった。自分の事業での売上はまだまだだけど…。
とにかく毎日時間がなく焦ってた。
12月にはいって、HLの決勝が続く週はほぼ死んでたな。
でもHLも新しい動きがみえて、来年が更に楽しみになった。

だが…。社会人になってから(たぶん)最低年収な年だったw。

 

いつから仕事を満足にできるようになるのか、全然予想はつかない。
でも、仕事をすることで健康を失いたくない。
17時以降は仕事をしない。
という日々はまだ続くだろう。

あいかわらず、今が精一杯で、未来はどうなるのかわからない毎日。
未来のことをあまり考えない性格。
いきあたりばったりの、
時の流れに流されまくりな人生だけど、
笑って暮らせている気がする。

平凡な日々に感謝。
チビの健康に感謝。
家族や、友達など、周りの人達に感謝。

ただ、もう少し心に余裕をもたないとな。
とは思う。


来年の抱負は…

 なにか新しいことにチャレンジする
 17時以降は仕事しない
 ものづくりする(DIYする)

 

今の楽しみは、ベット捨てて、子供スペース作ること。
本当は那須に引っ越したかったんだけどね。

 

 

 

 

 

ヒーローズ・リーグ2021のまなみん賞

この記事は「MAヒーローズ・リーグ Advent Calendar 2021」の12日目の記事です。

 

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今年もヒーローズ・リーグが無事終了した。
今年は例年以上にいろんな人が作品を見てくれた手応えがあった。
「チームメンバーの総評で決めました。」という言葉からも、多くの人に応募作品を見てもらっていると思えて嬉しかった。

ただ、受賞作品は一つだけ。
受賞作品は、「受賞」という一つの勲章があるので、明確に相手に「この作品良かったよ!」ということが伝わる
でも、そこで候補に上がった作品は「いい」と思った作品があっても、なかなか開発者に伝わらないことが、悔しくもあった。
ツールとしては、ProtoPediaの「いいね」や「コメント」で伝えてほしいと準備はしてるけれども、それでもなんだか足りない感があった。

ただ、今年は、そんな「候補に上がった作品」を明確に発信してくれているパートナーがいた。それがとても嬉しかった。
とはいえ、候補作品を発信していても、開発者に届いてない気がしたので、作品について語っているYou TubeをProtoPediaのコメントに追記してほしいな…
とコメントしたら、早速実行に移してくれた!

これが更に嬉しかった。


私も負けてられません。
ということで、今年のお気に入り作品を書き出します。

まずはまなみん賞から。

◆まなみん賞

まなみん賞は、「目の付け処」に送ることが多いんです。
この作品は、音声認識の「間」をクイズの回答を待つ緊張感に置き換えて、「うまく」作品の機能として利用しているところ。
ただ、賞の決め手となったのは、この作品からあふれる「肯定感」。
私は、人の長所と短所は場所が変わればどっちにもなると思っています。だから、自分の短所と思っているところが長所に感じられる場所にいけばいい。なんて思っている人なんですが、まさにその世界。
音声認識の「間」が生きる場で活用し、作品全体としても「肯定」の世界で溢れてた。
これ、放った言葉が全部「正解」になるんです。
でも、自分の滑舌が悪い場合、違うことばが「正解」として表示されるなー…なんてコメントしたら、それすら、現在の音声認識精度を受け入れてください!と。

 

思わず、「歩み寄れてなくてすいません!」と思ってしまいました。
この作品の「ウケイレロ」というタイトルそのままでした!

そこに完敗した感じでした。

 

さて、次からは、受賞として表にはでなかったけれど、好きだった作品達の紹介です。

1つ目はこちら

この作品は、BINGOでもど真ん中にしましたw。絶対ヒーロー取ると思ってた。
とにかく素晴らしい。技術力、アプローチの仕方、車椅子をコミュニケーションツールにまで昇華させるところなど、素晴らしいところはたくさんあるけれど、大切な人の笑顔を考えながら、自分が楽しんで作っているところが一番好きでした。

2つ目はこちら

デザインの細かい作業というよりは、一気にスクロールをしたいことが多くて、手がつかれることがよくあるのでとても欲しい。
とはいうものの、本当は、かっこいいし、操作感がな気持ちよさそうだから使ってみたいだけ。ホイール欲、私にもあるかも。

 

お次はこちら

とにかく、やって楽しかったw。とにかくみんなやってみて!
でも、部屋で一人の時をおすすめします。


お次はこちら

前作から好きだったけど、バージョンアップして表現力が広がって、更に魅せられました。

 

お次はこちら

普通にいいなと思った作品でしたが、予選会できいた効果音の「こだわり」を聞いて更に好きになりました。効果音クイズよかったw。
ちなみにうちもカメラよこせとよく言われます。

 

お次はこちら

プレゼン時の「プシュー」って音がかっこよすぎです。プレゼンの仕方もとても素敵でした。あと、目的に対して自分のできる手段を選択していく試行錯誤がすごい。そんな単純なコメントしか私にはできませんが、この作品の凄さが真にわかる授与者を巻き込んだ私、いい仕事した!

 

お次はこちら

とにかくこれつかってみんなでタコパしたいです。まなみん賞的な次点といったらこれだったかもしれない。「たこ焼きを作る行為自体が音楽になる」ここにぐっと来ました。

 

お次はこちら

この作品は何より「静かにする、じっとする。ことをインタラクションのトリガーにする」という点に惚れました。観察するって楽しいし発見がある行為ですよね。ということに改めて気付かされた気がしました。

 

お次はこちら

うちの子、とにかく懐中電灯が好きなんですよ。虹色なんてでたら絶対喜ぶ。
「虹を投影する懐中電灯」が作りたいという思いから、どうつくるのか試行錯誤され、たどり着いたところも好きです。是非、その知見をマネさせてください!
(「虹を投影する懐中電灯を作ろう!」っていうワークショップしてほしい…)

 

お次はこちら

見えないことを可視化するのってやっぱり試してみたくなりますね。ただ、この作品というよりは、この作品がシビックテック決勝に選考されたことによって生み出されたこの作品が好きだったりする。

昔(MasupAwards時代)は、決勝に進出するにつれて、作品に機能が増えたりしていったものでした。別の作品にしてくるのは初めてでしたが、個人的にはこのノリが凄く好きです。また、以下の一言は、MAが大切にしていることで、この言葉をみて、さらに嬉しくなっちゃったりして。

実際に手を動かすことで様々なアイデアが浮かび、新たなモノづくりへとつながりつつあります」

 

お次はこちら

これもやってみたい。身近のものでつくっていたコースもツボでした。屈伸モードは辛そうでやりたくないですがw。toioつかってチビと遊びたいんですよね。

 

お次はこちら

これめっちゃほしい。ちびが母とECHOする時、とにかくカメラから見切れる。あと、絵本を遠隔で読んでほしいけど、カメラの角度が問題。これあればすべて解決?

 

そして、これとこれ。

 

おバカ賞の復活の必要性を感じました。2つとも大好きです。
目覚まし時計のほうは、まさにHL関係者は大きく頷いてしまうんじゃないでしょうか。

 

最後に…

なぜこれが受賞されないんだ!?と一番思った作品はこちら

MAIDでも「これ、プロの仕業ですよね?」という言葉が出るぐらい完成度高いし、使ってみたみんなが「楽しいー」と言っていた作品。
「技術を感じさせない体験」というこだわりが一貫されていてすごい中、今年は「どこでも楽しめる作品」というチャレンジを投入してきたこの作品。見事でした。
決勝前日の魔法の国(ディズニーランド)での撮影には笑っちゃいましたがw。
(行きたかっただけだよねw?)

HLは多様性をうたっていますが、まだまだ評価軸が足りないな…と反省しました。

 

っと、ざっと書き出してみました。
これをそれぞれのProtoPediaのコメント欄へ投稿…。しずらいな。
コメントらしいコメントしてないもんな。

でも、今年もいろんな作品を楽しませていただきました。
ありがとうございます!

また、来年も個人スポンサーするので、楽しませてください!

 

 

 

 

ヒーローズ・リーグ2019のまなみん賞

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この記事は、MAヒーローズ・リーグ Advent Calendar 2019の3日目の記事になります。

バタバタしていて、なかなか個人賞をお渡しする時間がなかったので、この機会に。

まなみん賞はいつも、私に「気付き」とか「驚き」とかくれた作品に送ってます。

 

例えば、過去はこんなきづいきやこんな気づきをもらったものに送りました。
と書きたかったけど、もう今年も残り1時間なので割愛。

 

早速ですが、今年のまなみん賞の発表です。
だだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだ…だん!

Magnet LED Ball | ProtoPedia


磁石とLEDを使ったLEDボールでボールとボールとカチンと接触させると、色が連動するかのようにみえるこの作品。
「ボールを叩くと中のLEDの色が接触不良で初期値(赤)に戻るだけで、なんのセンサーも入ってません。偶然の賜物です!」
と、開発者の新里さんが発表してましたが、もう、なんかすごいなーっと。

高度な技術に支えられたすごい作品も素敵だけど、簡単な技術で作られた魅力的な作品が個人的に好きだったりします。
また、この作品はなにより、うちの子供がお気に入りで。
光るのも、色がかわるのも、ボールとボールをぶつけた時の音も、磁石でひっつくのも良かった。

そして、「私でも作れるかも!?」って思える作品って、それだけですごいなーって思ったり。

 

 

その他好きだった作品。

DM警察 | ProtoPedia


DMを受け取ったら「オープンチャネルに行きましょう!」と注意してくれるBOTを召喚できるサービス。
いやもう、「さすがやな」って感じた作品。課題の抽出、完成度、警察という表現を用いたところのセンスとか、トータルしてすごいなーと。
MAリーグ決勝のベスト10にはいった作品。MAリーグでヒーローまでほんとあと一歩でした...。(後日順位付きで公開予定ですが4位だったんです。ブログはもう書いたんですが公開は来年かな…)

 

 

ウインクで操作する卓球スコアボードアプリWinkScore | ProtoPedia


有料アプリをProtppediaに登録し、説明文をほとんど書かないというHL応募作品。ある意味これがもう斬新。審査するにはお金払うしかないというw。もし、審査してくれなかったらどうするんだ!まぁヒーローズ・リーグはプレゼン予選があるので、そこで勝てればいいんですが。
私は予選プレゼンをオンラインでみただけなんですが、なんだろう。普通だった卓球の新しい楽しみ方の提案というか、そういったところが気に入ったと言うか。
私は5vs5という卓球の楽しみ方を生み出したんですが、これがもう狂った感じで面白いんです。くるくるくるくる5人で回ってたまを返す競技に変わってた。
この作品にも「普通じゃつまんない」みたいな空気を感じたいんです。
あとは、「審判いなくても二人で卓球できる画期的なサービス!」みたいな無理やり臭い説明もつぼりました。というか、発表している人がマジ楽しそうなんです。これだけでこのアプリ使って卓球やってみたいって思ってしまった。

 


 ・がはく素材が集まるフリー素材サイト「がはくや」 | ProtoPedia

「い○らすとや」の画伯版。何がいいって、絵が下手なほど、書きたくなるというキモチにさせるところ。苦手なことをポジティブに捉えることができるサービスってそれだけですごいと思う。そして、「がはく」の絵って個人的にその場を和やかにすると思うんです。だからHLのアイスブレイクでは絵を書かせることが多い。だから、それをひろめることは和やかな空気を生み出すことにつながるって思うと、さらにすばらしいって思った作品。あと、アイデアソンなどで書いた絵について「そのスケッチの紙、捨てる前にここに載せて!!」という想いも共感。

授心機


タンスなどに足をぶつけると、タンスが謝ってくれたりするこの作品。
私、よくいろんな角に足の小指をぶつけるんです。あれって、すごく痛いのに、行き場がないんですよね...。そんな「行き場のない気持ちが昇華されるような気分になった」。と嬉しくなった作品。あと、なんだろう。アレクサもクローバも使いません!ってところがなんか好きだった。

 

 

Kingyo AI Navi | ProtoPedia

うちの親が金魚飼ってて、全消しさせていた気がしたので、個人的に「金魚は違う品種と一緒だとストレスで死にます」という事実に驚愕し、広めたいと思った作品。生き物は大切にしなきゃ。その課題に向き合っている点が素晴らしいなと感じた作品。
発表もそこに絞ってたらよかったのになー。

 

デジたま | ProtoPedia

温め方で生まれるキャラクターが決まるたまご。
なんというか、「この卵の中に、できるだけたくさんのセンサーを詰め込みたかった」という開発者のコメントに、ちょっとした狂気を感じ、その狂気を全面におしだした作品を見たかった。と思わせた作品だったので。このコメントをしてくれた方の狂気を全面に押し出した作品を見てみたい!

 

サタデー | ProtoPedia

実際に実装できているのかよくわからなかったけど、実装できていたら、おもしろいアイデアだなーって感じた作品。そして過去に開発した作品の技術が踏襲されているところもいいなと思った。
やっぱり「作品を伝える力」って重要だなって思ったり。でも一番大事なのは楽しく作ることですよ!

 
LINE動物図鑑 | ProtoPedia

LINEのアプリに撮影した動物の写真を送ることで、機械学習でなんの動物か判定して教えてくれるBot。最初にちーたん(このブログのキャッチの子)の絵を試したら「ペンギン」言われたんです。でも、少し日を改めてやったら…ちーたんって答えてくれたの。登録してくれてるの!そこに感動しました。嬉しかった。
ちなみにちーたん兵庫県丹波市のご当時キャラで恐竜です。

 

まだ何か忘れている気がするけど、一旦こんなところです。
現場からは以上です!

 

<蛇足>

 やっぱりちょっと時間ないので後で書き足します。

 

小休止

こどもがうまれ、夜は家をでられなくなった。もちろんイベント仕事には参加できないし、飲みにもいけない。
だからこそ、コミュニケーションの数は減ったし、コミットできることも減った。
やりたいことを我慢することが多くなった。

それでも別に、不都合というか、マイナスな感情はない。
「小休止」が高くジャンプする前の屈伸の役割をすることを知っているから。

人生ってうまくできていると思ってて、今の状況は、自分の未来のためになにかの意味があるとも思ってしまう。

 

こどもができ、信頼している人の一人に見捨てられた。仕事ができないから。
結構なショックだった。
でも一方で、そんな私でも、態度が変わらない人もいる。
今私が仕事をできないことを受け止め、育休的に普通に働ける時を待っていてくれる人がいる。そんな人の大切さにきづかされたとも思う。

やっぱり私は、先のことを考えられない。
「今」を大切にしたいし、自分が感じることを大切にしたい。

 

私はコミュニケーションにおいてオンラインが苦手だ。言語化が苦手だし、ツールも苦手だから。
やっぱりオフラインで話すことが大切だと思ってしまう。
その時間がなかなか作れないのは痛いが、今までとは違う状況というのは自分にとって勉強になるし、大切なことを気付かされる出来事なのだろうとも思う。

小休止はいつまでなのか?も実は予想はついていないし、その後に何が待っているのかも予想はついていない。
でも、自分の人生、時の流れに身を任せるのが一番な気がしている。

人生なんて、自分で選択できることってそんなにないと思ってる。
選択できないほうが面白いんじゃないかとさえ思ってる。
両親のこどもとして生をうけたこと、大学進学、仕事、妊娠…。
全部成り行きだったなw。「運」というか。「流れ」というか。

そんな風に考えているから、今の自分の状況において悲観的にはなっていないが、悲観的に思ってしまう要素もある。
それは、「自分の周りの人」だ。
前向きな人ではなく、愚痴ばかりの人が増えたり、「一緒にいたくない」と思える人が周りに増えた時、今の自分の行いの何かが間違っているのではないか?
と思ってしまう。

 

前向きな人とのエネルギー交換しないと、だめだなー。

 

と、なんかよくわからない文章になったけど、久しぶりにブログ書いてみた

「作ってみた」のその先へ〜MA2018ヒーローズ・リーグ〜

この記事は「MashupAwardsヒーローズ・リーグ Advent Calendar 2018」25日目のエントリーです。
ーーーーー
一般社団法人としてはじめてのMashupAwards。

2月に会社を設立し、その際に発表した、会社としてのミッションはこちら。

誰もが「つくる」を意識して生活するようになり、自ずと「つくる(ひと)」をリスペクトする世の中をつくる

そんな、(一社)MAはNT金沢2018のキャッチコピー「作ってみたは正義」をかなりリスペクトしてる。
このコンセプト真似していいかな(パクっていいかな?)って言葉がでたぐらいだ。


(一社)MAは10年以上続けているMashupAwardという開発コンテストを運営している。
上のミッションの実現にむけ、今年のMashupAwardsは、新しいAwardの形にチャレンジした。
それは大きく以下3点だと思っている。
 ・最優秀賞をなくしたこと
 ・個人賞を公式採用したこと
 ・授賞式のフォーマットをかえたこと


今年のAward方針を考えるに当たり、Awardが世の中にもたらす効果効能ってなんだろう?と考えた。
その時でた個人的な結論は
「誰かに褒められることで自信がついたりし、次のステップにすすんだり継続したりすること」
だった。
「作ってみたは正義」というコンセプトで他がイベントをしているのであれば、同じことをするよりも、違う役割を担いながら、ミッションを実現したい。そう考えた結論は、
Awardの役割は「作ってみたのその先へ」なんじゃないか?
というもの。
※これをコンセプトにしてしまうと、「先=起業」と誤解されてしまう恐れがあるということで公式コンセプトとしては却下されました。なので、個人的な裏コンセプト。


Awardの効果効能が
「誰かに褒められることによって自信がついたりし、次のステップにすすんだり継続したりすること」
なのであれば、最優秀賞という一つのヒーローを作るよりも、「誰かに褒められる」という点を増やすことのほうが、よりAwardとしての効果効能を発揮でき、意味のあるものになるのではないか?と考えた。
というか、いままでだってそのコンセプトでMAは運営してきた。
賞の数が多いことは、MAの一つの特徴だ。
提供いただくサポート企業の数だけ賞がある。その数だけ、笑顔が多いのを私は知っていた。
でも、ミッションの実現を考えると、それでもたりない。
もっともっと「気軽」に褒めあってほしいし、褒められて次のステップに進むきっかけを作っていきたい。


それに、企業賞は他のAwardでもやっている。
もっとMAらしいAwardの形はないだろうか?
そんなことも考えた。


そんな中、運営チームが目をつけたのは、「個人賞」である。
個人賞は、前のアドベントカレンダーの投稿でもあるように、田中さんの提案から始まり、ひっそりと運用はしてきたものだった。
「誰もが」いいとおもったことを賞名に載せ、表彰できる制度だ。
今年はこれを公式採用し、運営側で賞状も用意し、直接渡してもらいやすくした。
これこそが、MAらしいAwardの形のメインコンテンツなんじゃないか?そう思った。


MAの特徴の一つに、発表後の参加者同士の会話の質が高いというのがある。
作り手同士の会話なので、技術的こだわりを質問されたり、アドバイスをくれて嬉しい。というもの。
なにより、自分が作り手だからこそだと思うが、褒める際に相手のつくり手をリスペクトする空気がある。
特に「みんなが選ぶヒーローの決勝」での会話。
私は、MAのミッションは、まさに「みんなが選ぶヒーローの決勝の場の空気感」何じゃないかと思っている。
この空気感が日常的になったら世界はかわるんじゃないか。とかねてから思っていた。
ただ、その中で一つモヤモヤとしていたことがあった。
それは、「あのアイデアなんで俺が思いつかなかったんだ!悔しい!」という最高の褒め言葉を口にしているにもかかわらず、本人には伝わってないことだ。その言葉が相手に伝わったら、相手は絶対に嬉しいし、次のモノづくり活動の糧になるだろう。と思う。
「みんなが選ぶヒーローの決勝」の空気感を広げること、そしてこのモヤモヤを解消する手段として、「個人賞」はピッタリだった。


そして、もう一つモヤモヤしていることがあった。それは授賞式だ。
先にも述べたようにMAの特徴の一つに賞が多いというのがある。
多いがために、一つ一つの受賞に対してケアできず、あげっぱなしになっている気がしているということだ。
表彰は「次のモノづくりの糧になる」と同時に、「交流のきっかけ」でもある。そのきっかけを活かすことができていないというモヤモヤだ。
そこで今年の授賞式は、ただ賞を授与して写真をとるだけでなく、受賞者には作品の説明をしてもらい、授与者には受賞理由を伝える方式にした。
受賞理由は受賞一覧でも記載されるが、直接伝えてもらうことで価値は倍増すると思った。
そして、待ち時間は授与者と受賞者と隣に座らせ、お酒を出した。(企業の方は仕事できているので飲めませんといわれたのが誤算だったが)
時間がかかってしまうので、早く進行しなきゃって焦りをみせてしまって大変申し訳なかったが、「MAでどんな作品が受賞されたのか?」みんなにも伝えられてすごく良かったと個人的には思う。
今後はこの授賞式での作品説明1分間LTを、みんなで選ぶヒーローの決勝と並ぶ名物にできないだろうか?とも思った。
後半のヒーロー任命式では、この形を真似て、勝手に受賞理由を私の方から語る時間をもらった。勝手な行動してごめんなさい。


MashupAwardsは仕組みが複雑すぎて、常連でさえも理解しきれていない。
「審査がいくつあるのか正直よくわからなくなった」とも言われている。
でも、「時代の先に行くものは理解されないのが常」です。
という、わけのわからない言い訳をしつつ、これからも新しいAwardの形を模索していきたいと思います。
(すいません。新しい形を模索しつつちゃんと説明できるように準備します)


最後に。
今年から一般社団法人として運営するにあたり、みんなのAwardにしたいと思ってました。
少人数の運用チームで回す形ではなく、みんなでつくるMAを目指してきました。
そして、本当にいろんな方に手伝ってもらっていました。
パートナー企業のみなさま
MAイスターのみなさま
各地でイベントを開催してくれたホストのみなさま(大垣福井南九州広島高知塩尻名古屋金沢大阪函館
プロで選ぶヒーローを一緒に選考してくれたパートナー団体のみなさま(IoTLT、TMCN、スマートスピーカーを遊びたおす会 & html5j エンタメ技術部、@IT、CIVIC TECH JAPAN、JPHACKS)
そして審査員のみなさま
会場を貸してくださった企業のみなさま(TAM、来栖川電算、ふくい産業支援センター、VAL研究所、サイボウズ、リレーションズ、31VENTURES、サポーターズ、アクセンチュア
FESTAの運用をサポートしてくださったみなさま
そして、作品を応募してくれたみなさま
この場を借りてお礼申し上げます。


最後の最後にw。
いわゆるオーソドックスなAwardに疑問を感じているアナタ。
新しいカタチのAwardを一緒に作っていきませんか?
MAはミッションに共感して一緒に活動してくれる仲間を募集しております。
わたしはチームの中ではどちらかというと保守的な考えで、ちょっと老害になっている気がします。
だから今年のAwardはそこまで変わりきれなかった気がします。
来年は、いろんな方にもっと参加してもらって老害比率を下げ、MA参加者に負けない、斬新なAward、一歩先をいく「wow」なAwardが生まれるだろうと妄想しています。
だから、来年もよろしくね。
MA2018の終わりは、MA2019の始まりです。