到着

届いたので何時間か聴いている。台湾のガレージメーカーということでちょっと KECES を思い出す。外装は黒い半透明のアクリルで、内部で光る LED が見える趣向というのもちょっと似ている。

最低1日はバーンインしてくれということなのでまだ本領発揮にはほど遠い状況なのだろう、低音が少し軽いしやや抜けがない。ただ音色は柔らかく聴きやすいし、ゆったりした広がりのある音だ。しばらくストックで聴いて、落ち着いたらいろいろいじってみよう。それほど高級なパーツを使っているわけでもなく基盤の実装があまり密ではないので手を入れやすいように思う。
ま、送料込みで30,000だから、自作するより安い。そういうレヴェルではよくまとまっているし、思ったよりはずっとまともな音だ。DAC-AH のような強烈な個性はないけど、これはこれでいい感じだよ。なんにせよもうちょっと時間が経って各部がこなれてこないと評価は下せないけど。

一日経って

今日になって低音がもりもり出始めた。バスドラの音がいい感じだ。音に厚みがあってよろしい。いい買い物だったのではないか?
で、今までサブだった DAC-3 を dAck! に替えて暫定的にメインの DAC に戻してみる。普通にいい音だ。dAck! のようなアクの強さはないけれど大抵のソースはこっちが普通に聴ける。ま、大した手間ではないので気分によってつなぎ替えながら聴けばいい。カートを替えるようなものかな。にしてもこの台湾製 Constantine といい DAC-3 といい、三万で買える DAC がこの音では、ハイエンド機以外の日欧米の DAC の存在意義はなんだろうと思ってしまう。dAck! も中古で買ったからそんな値段だったけど、定価だとこのへんの倍はしてしまうからなあ。