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『萬雅堂』便り

2007-12-30 中掃除or小掃除…といった

お片付け_ 14:47

今更ジタバタしても始まらないので、仕事部屋やら、寝室やらの簡単なお片付け。カミサンもあちこち目に付き易いとこだけでもと、同じようにお掃除しております(笑)。そういや、本格的な大掃除なんてのは、ここ数年、記憶に無いなぁ…。まぁ、今年もこんな程度で良しとしましょうか。

さて、私の今年の総括は…

取り扱い停止(絶版)となっていた「まんがグリム童話」(全6巻・講談社)が、「グリム童話・コミック版」(全3巻・だいわ文庫)として刊行された。

「マンガ聖書物語」〈旧約篇〉〈新約篇〉(講談社+α文庫)がそれぞれ24刷、21刷となり、累計20万部越えのロングセラー。

還暦を機に始めた「書」が、陶芸の会「あながま会」グループ展での壁面参加となった。

勝川克志さん個展にて、彼と十三年振りの二度目の出会い。併せて人の輪広がる。

社団法人「日本漫画家協会」に入会することとなる。

父の遺品が、「並木座ウィークリー」復刻版(三交社)刊行に一役買う。それを利用する形での私的回顧話を月刊「広場」に連載開始。 

市民文化祭に「書」作品を多数展示。

初めてのオフ会体験で「坂口尚」ファンとの交流。また、初の墓参を果たす。

「マンガ メディチ家物語」(講談社)の文庫化が決まる。

…と、いったところで、なかなか中身の濃い面白い年だったようです。ほとんど風邪も引かず、健康に過ごせましたしね(歯医者通いは計算外)。

で、特記すべき情けないハナシが、2007年刊行予定と告知していた「まんがキリスト教の歴史」(後篇)が間に合わなかったこと。ほんと、こればかりはまったく言い訳が出来ません。私自身、少しづつしか進まない現実を、今もただ思い知らされているだけ…。なんとか来年前半には!!!!!

あ、それと、最後の最後で「え〜ッ?!」なことが…飛び込んできた。果たしてこれが来年、どういった展開を見せるのでありましょうか…(期待と不安?)。

では、2007年はここまで。良いお年を!

2007-12-29 実は

三次会?_ 11:40

昨夜の忘年会は、私にとっては先般の<勝川克志「庄太」出版記念会>の三次会とも言えるモノでした。

カツ坊とその近隣に在住のお友達との飲み会にお誘いをいただいたのです。

二次会の時には席が離れていて話せなかった方たちとも話ができた。皆さん良いお酒で(カツ坊さんも紳士だったし)、とても楽しい宴でしたよ。ご迷惑でなければ、またお誘いくださいませ。

さてと、今日はモチでも搗くか!(餅つき機でね・笑)。

かつ坊かつ坊 2007/12/31 07:01 先日は忘年会御参加ありがとうございました。
暴言吐いたりして、すみませんでした。
来年は夏まで禁酒しようと思ってます。(〃 ̄▽ ̄〃)

manga-domanga-do 2007/12/31 17:17 暴言?はて…記憶にありませんぞ。
この「夏まで禁酒しよう」こそ暴言、いや、虚言でしょうに(笑)。

2007-12-28 インクジェット紙に

手書き(笑)_ 09:15

数日前のこと、

「今年の年賀状はどんなデザインにしようか…早いとこ、基本の原稿作ってプリントしないとね。」

「え?せっかく<書>を始めたのに手書きしないの?」

このカミサンの一言にムッとなる私(痛いトコつくぜ)。

「そうか…それもそうだよなぁ、筆持つ絶好の機会だよね」

と、用意した年賀状ソフトを素直に閉じました。

さぁ、ここから苦闘が始まってしまったのです。

購入済みのインクジェット用の年賀ハガキは200枚。これ全部を毛筆で手書きするのね…宛名まで含めて。

「(しかし、インクジェット紙は滑るから手書きには向かないんだよ…こんなことなら普通紙にしとくんだった)」

筆で書くならメインを「子」の字にするのが妥当ということで、そこは決まり(去年は「亥」の字を書いてスキャンした)。しかし、一枚一枚のハガキに対応してたんじゃ、とても緊張感が持続する筈がありません。何とか省エネを…と考えて、先に「子」の字を書道用の和紙に小さい字で200余り書いた!。それを千切ってハガキに貼り付けたのです(グッドアイデアなり・自賛)。

あとはひたすら余白に挨拶文。筆は今回だけは「ぺんてる筆」でお許し願って、ここからは時間との戦いです。インクジェット紙の滑りも手伝ってか、もう走る走る!どの字も撥ねすぎなくらいに。

しかし200枚は正直きつい。かくして昨日一日は、終日を賀状書きに費やす次第となった。夜遅く、終わったときには心底クタクタです。

朝刊には、今日中の投函なら元日配達は間に合いそう、とあります。ならば、少しは報われたのかな(笑)。

それでは郵便局に出かけましょうか。

急なお誘いがあって、今夜は最後の忘年会だ。ごく少人数だそうで、ならばしみじみ飲みますかね。

2007-12-26 偲びます。

「お別れ会」_ 18:51

アニメ美術家内田好之さんの「お別れ会」に行く。

まんが日本昔ばなし」で共に仕事したグループ・タック時代の仲間、アニメ美術家仲間がたくさん駆けつけていた。

64歳かぁ…早すぎる旅立ち。実に…口惜しいね。

多くは述べません。今晩は、彼の美術の「三年寝太郎」をしばらく振りに観ましょうか。

それが私のもう一つの偲び方です。

2007-12-25 到着

「劇眼漫歩」38号

「劇眼漫歩」38号_ 14:37

季刊なつ漫同人誌「劇眼漫歩」38号が届く。

なんだかよく解らないこの表紙は私が描いたモノだ。題字もね。

裏表紙は左目で、そっちは閉じてます。つまり拡げるとウインクしているという仕掛け。

劇眼のタイトルから「眼」を表紙にデザインできないかと考え、拙著のグリム「白雪姫」の扉デザインを思い出した。あれも鏡に映る継母の眼のクローズアップで、瞳の中に姫の顔を入れてある。38の数字をハイライト扱いにすれば…うん、行けそうだ!。

という、実はもう苦し紛れもいいところだったのですよ(笑)。

ところがこれが怪我の功名か、今号の特集テーマがなんと!横山まさみちの「独眼探偵」だった。まるで分かってて描いたような展開ですねぇ、凄いもんだ。だったら、それこそ「横山まさみちタッチ」で描けばよかったのかも、なんてね。

本誌内は今号もバラエティーに富んでます。すぐには読まず、お正月の読み物としてお楽しみと致しましょうか。

だって、もういいかげんに年賀状を書かなきゃ、元旦配達に間に合わないかも!

とりあえず、今日中の投函だったらOKって聞いたのでね。

あー…でも、全ては無理だろうなぁ…

高橋孝三郎高橋孝三郎 2007/12/25 17:13 萬雅堂さん、本当に表紙、ありがとうございました。23日、製本のとき、普段ほとんど表紙にしても、原稿にしても、皆さん、見てはいてそれなりに思いはあるんでしょうが、声に出すということは、まずないのですが、今回の表紙はインパクトがあったのでしょうね、すぐに、皆さんの反応がありました。「おもしろいね」「いいね」そして、「裏でウインクしてるよ」というふうでした。特に古川一夫氏が気に入っていました。私も何度か見ているのですが、こちらを何か見られているような気がします。萬雅堂さんの目なのかな、いや、女性の目なんだろうなって思ったりしています。

manga-domanga-do 2007/12/25 19:53 ちょっとたじろぐ?
確かに、覗いてるようにも見えますかね…
にしても、見開きすぎか(笑)

2007-12-24 メリー・クリスマス

ジングル・ベル…♪

ホーム・パーティー!_ 09:23

昨夜は一日早い(イブイブ)、義弟の家でのクリスマス・パーティー。

我が家からは今年は三人だけの参加(あちらはどんどん家族が増えてるというに…・笑)。

娘が運転なので、私はひたすらご機嫌に飲む!しかし、連夜はよくないなぁ……今更だがね。

ということで、でっかいツリー画像を載せておきます。

さて、我が家のイブは…?

2007-12-23 濃い一日

オリジナル坂口Tシャツ

十三回忌…_ 11:05

昨22日は、少年の心を描き続けた(形容は他にもいくらでも出来そうだが)稀有なマンガ家「坂口尚」の命日。今年は13回忌にあたるのだ。

もうそんな月日が…と、かつて虫プロで青春の一時期を共に過ごした仲間と「墓参」を企画した。

参加は私の他、小林準治、金山明博、真佐美ジュンの4人の勝手連(他に声掛けはしていない)、お互い日頃からウマが合うし、それぞれが彼とは密な縁があるから、すぐに相談はまとまった。

奥様が建立された彼の墓は、我々虫プロOBの多くが暮らす街のとある霊園の中にある。それこそ、「え、こんな近くに!」という場所だ。

午後に訪れた我々の前に、その墓は真新しい花に飾られていた。ご親族か、毎年訪れていると聞くもう一人の仲間Nさんだろうか。我々の花も加わらせてもらって、皆で黙祷。しばし静かに墓前で過ごす。なんだか虫プロ時代の40年前に遡ったようで、この場に彼もいるような、なんだか奇妙な気分になる。この世に居ないという実感が少しも湧かないから不思議だ。

駅前に戻って<お茶>しながら、虫プロの思い出話など。

で、ここからは私と小林は夜の<月刊「広場」忘年会>に向かう予定だったのだが、この忘年会は、そもそも手塚治虫ファン、懐かしマンガファンの集いです。欠員が出たこともあって、私は半ば強引に残り二人を勧誘、「広場」主宰も虫プロの方の参加は大歓迎!ということで、急遽、全員そのまま忘年会場に向かうこととなった。なんのことはない、「広場」と虫プロOBの合同忘年会と相成ったのだ(笑)。

忘年会での詳細は割愛させてもらって(主宰がレポートを書かれるでしょうから・へへ)、とにかく和気藹々、全員「旧知のお友達」状態で楽しい時間を持てました。

あ、一つだけ特記。手塚プロの現役アニメーター小林が持参したポータブルDVDで見せてくれた、過日の手塚治虫ファン大会で披露したという「新宝島」の冒頭の自作手描き16秒アニメ(1コマ撮りで400枚!)は秀逸でした。先輩として、「エライ!よくやった。続きも頑張れ」と言っておきましょう。

おっと、真佐美さん持参の「やさしいライオン」制作時の思い出の品の数々も忘れてはいけませんね。

二次会のコーヒーも済ませ、再会を約して散会。

さて、ここから私は本日のメイン・イベント(?)「坂口尚追悼チャット」に参加です。

彼のファンクラブが毎年行っている催しだ(私は去年に初参加)。なんとか、夜10時30分の開始ゴングに間に合った!酔ってないぞォ。

去年のオドオドぶりはどこへやら、先月のオフ会で知り合いになっていたこともあって、けっこう気安く皆さんの会話に仲間入りができました。若干タイミングが遅い反応だけはご愛嬌ということに(笑)。

最後までのお付き合いはさすがに無理だったけど、話題も豊富で、なかなか盛り上がったチャットだったのではないでしょうか。是非またお誘いくださいませ。

こうして<濃い一日>はようやく終わりを告げたのであります。

画像はこの日のためにと、金山さんが三人それぞれに作ってくれた、記念「坂口尚プリントTシャツ」の私の分。拙著をわざわざコラボしてくれた心遣いが嬉しい。受け取った時の三人の驚きと大感激をご想像ください。<「あしたのジョー」の作画監督は小洒落た憎い方>です(笑)。大切にしますね。

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nagataninagatani 2007/12/23 12:11 ほ、ほ、ほしいっ!Tシャツ…。

TNTN 2007/12/24 03:29 土曜のチャットではお世話になりました。
我々若い衆(?)は気軽に話し掛けていましたが、ここを覗くと改めて凄い方と話していたのだと再認識しました。

このTシャツは凄い・・・

manga-domanga-do 2007/12/24 08:50 そう、凄いのはTシャツのほう。
へへ、羨ましいでしょ?!

2007-12-21 久し振りの

お散歩?_ 16:04

この数日、外に出ていなかったということもあって、散歩がてら図書館に「ガリレオ・ガリレイ」の資料本を返却に行く。で、蔵書検索で一冊だけヒットした「ウェスレー兄弟」の資料本を借りた。数点の肖像写真あり。

ついでに足を延ばして明日の忘年会場の下見…とはいかないよね、やっぱり(笑)。

トンボ返りでお仕事です。戻ると留守電に「少し世間話をしたいのですが…」という友人のとぼけたメッセージ。仕事の区切りを見計らったな?でも、長電話はしてやらない!

「広場」主宰から忘年会に直前キャンセルが二人出たとの連絡が入る。急な仕事と風邪、うーんそれは残念。即、補充(?)の手配をする。結果オーライなり。

2007-12-20 さてと、

お次は…_ 17:10

クリスマスが近い。街にはクリスマス・メロディーが流れ、教会ではおごそかに賛美歌が…

なんて、特に言い出すこともないが、ちょうどこのタイミングで「ウェスレー兄弟」のパートとなる。

18世紀の英国メソジスト運動の指導者ジョン・ウェスレーと、その弟で、多くの賛美歌の歌詞を書いたチャールズ・ウェスレー。有名なのは98番「天(あめ)には栄え、み神にあれや〜♪」(メンデルスゾーン作曲)というやつ。

だんだん時代が近くなってくると、資料も増えるが、その分、ますます考証が重要となる。人物を似せるのも面倒だけど、建物、服装もデタラメは描けませんからね。と言っても14ページ、何とかなるでしょ。年末に向かい、もう一鞭入れますか。

先ずは絵コンテに沿っての下描きの開始だ!仕事場に賛美歌のCDを流しながらね(ウソウソ)。

2007-12-19 静かすぎる一日

ありがたいが…_ 09:44

昨日は、一本の電話も無く、一通のメール&郵便物も無く、宅配も含め、一人の訪問者も無く、そして、私は一歩も外に出ることは無かった。ついでに日記もお休み。

おかげで全てのことに「集中」出来るという…この奇跡的な(大袈裟!)一日に感謝しなくては。

あ、夜に一通だけメールで文章原稿を送ったか(で、その返事も)。

あわただしい筈の時期に、この静けさは嬉しいような、ちょっぴり寂しいような…

果たして今日は?

訃報_ 16:34

余計なことを書いたせいか、嬉しくない電話が…

「まんが日本昔ばなし」からの仕事仲間だった、アニメ美術家の内田好之さんの訃報だ。

グループ・タックからメルヘン社まで数年間のお付き合い。

「昔ばなし」での私の初演出「三年寝太郎」はこの人の美術。

タツノコの長編「あしながおじさん」の美術もこの人です。

彼がメルヘン社を抜けて以降はずっとご無沙汰で、数年前にアニメ仲間のお花見で偶然出会ったきりでした。

(もっとも、私がやってた他の番組では何本か仕事を請けてくれていたようです)

葬儀は身内で済ませたそうで、近々「お別れ会」を行うとか…

彼と一緒のあの数年間は、今振り返ると<濃〜い月日>でしたからねぇ、いろいろと思い出します。

ちょっとばかり年上ではあるけれど、うっちゃん、まだ早すぎるよ!

狢 2007/12/19 18:14 えっ! 本当ですか!
全く知らなかったのでビックリです。
私の演出担当作品では、「うどんと殿さま」1本だけが内田さんの背景でしたが、それ以外の作品でも様々な形でお世話になっていました。何よりも、「これならあなたは自分で背景が描けますよ」と仰って下さり、背景まで自分でやってみようという決心が付いたのは全て内田さんのお陰でした。
今も毎年年賀状を頂いていたので、凄くショックです…。
心からご冥福をお祈りします。

manga-domanga-do 2007/12/19 23:38 そうですか、狢さんもお世話に。
しかし、驚きましたねぇ。
このところ毎年のように、この寒い時期に仕事仲間の訃報が届く気がします。
一年前にはあの人、この人…自分もそろそろそんな歳になってきたのかという実感を、否応なく…

2007-12-17 甘い…

予定_ 10:24

先週で終わらせる予定の仕事、若干こぼれた。コツコツやってればいつかは終わる、とばかりの…相変わらずのマイペースだなぁ、まったく!自分を責めても仕方が無いがね。これで良し!というところをなかなか判断できないのが困る。

決着つけずに、もう次のパートに入ってしまおうか、なんて浮気心が。年内の受け渡しにするか、年明けとするかで結論を出そう。

…ゴチャゴチャ言いつつ、ペンを握る。

2007-12-16 外食、そして

下見。_ 17:15

久し振りに車で郊外レストランへランチ。かまど焼きピザとパスタを食す。

食後、足を延ばしついでに今週末に友人たちと出かける場所の下見。私が案内役なので、念のため事前確認です。逆方向からだったのでちょっとまごついたが、至近につき、すぐに到達(教えてくれた人の地図は正確!ありがとう)。これで大丈夫だ!

そうだ、もう一箇所(忘年会)の下見もせねば…でも、こっちは夜じゃないとダメだな(笑)。

帰りに寄ったホームセンターで秋植え球根の大安売り。もうシーズンも終わりなので、投売り状態です。

こういった売れ残り球根は、この先どんな運命を辿るのでしょうか? 来シーズンまで冷蔵保存とか、植え付けちゃう? ひょっとして廃棄だなんて…ま、いろいろあるのでしょうが、なんだか不憫に思えて、自宅ベランダはもう無理だけど、少しだけなら旧仕事場の庭の片隅に…なんて、ついつい手が出てしまうのです。少々の日陰でもOKで、植えっぱなしで毎年咲く「野放し球根」という奴をいくつか購入。

さて、なるべく早く植えてあげましょうね。

2007-12-15 解散って?

坂口尚短編集(全5巻)

チクマ秀版社_ 10:22

先般、坂口尚のお洒落な本を何冊もいただいたが、その版元であるチクマ秀版社が解散していたらしい。(倒産でなく解散、というのがよく分からない。バンドの解散とは違うだろうに)いったい何が起きたのでしょう…

この出版社の刊行ラインナップを眺めると、上村一夫、川本コオ、宮谷一彦あすなひろし、といった主に70年代に活躍した作家や、今も人気の有名作家の埋もれていた作品が多い。版元自らが「再生工房」と名乗っているくらいだから、過去の優れた作品に再びの陽の目を、という主旨で頑張っていたのでしょう。ただ、単価がどの本も2000円前後というのが、ネックだったのかなぁ…少数の固定ファン向けということで割り切っているのかもしれないが、昨今、財布の紐はなかなか緩まないよね(自分は貰っておいて何を!)。

せっかく編纂された「坂口尚短編集(全5巻)」の行く末が心配です(どこかで引き継いでくれるといいな)。

彼の長編傑作「石の花」が光文社から近々豪華本で出されるのは嬉しいニュースだが…

味噌材料申し込みを_ 16:36

雲上人Oさんが編集した「みそひともんちゃく」の会報38号が到着。

開祖・増岡弘のエッセイ、先ごろ亡くなった草薙幸二郎さんへの追悼文が二本、前回グランプリ受賞者の喜びの言葉、今年度の「会員勢力関係之図(番付)」、見習い人の入会挨拶の一文、次回大祭に向けての「お達し版」と盛り沢山。

私は共に編集に名を連ねていますが、構成&要請&校正担当(偉そう!)で、実質作業はOさんに委ねっきりです。あなただって忙しいのに、Oさん、ホントご苦労様でした。

中に味噌材料の注文ハガキが入っています。さて、来年はどのくらいの量を作ろうか…

nagataninagatani 2007/12/17 14:25 >チクマ秀版
え〜〜っ!!解散ですか。
ちょっと残念ですね。ぼくのところへは、
何冊も献本してくれていたんですよ。

う〜〜ん、出版経営は相変わらずキビシイ
御時勢が続きますね。来年は、この経済ムードでは
さらにキツイはずですよ。

2007-12-14 なるほど、考えるもんだ!

創作四字熟語_ 09:31

「半裸万笑」「突然返位」「人離相撲」「大食兼美」「郵民配達」…なるほどねぇ、どれもひねりがあって面白い。

住友生命「創作四字熟語」の今年の入選作品50編が発表された。

昨日の「今年を代表する字」といい、いろいろな企画があるもんですねぇ。そういや、サラリーマン川柳なんてのもあったっけ。

こういうのは常日頃からアンテナ張ってなきゃだめなんだよな、で、すぐに書き留めるくらいマメじゃないとね。ま、なかなか難しいや。

優秀作10篇→http://cam.sumitomolife.co.jp/jukugo/2007/yusyu.html

入選40篇→http://cam.sumitomolife.co.jp/jukugo/2007/nyusen.html

審査員の俵万智さんの講評も読めます。

私も「人心逸晋」で応募すればよかったかな…なんて、個人特定じゃダメか(笑)。

さて、今日は快晴。どこまでお仕事はかどることでしょう?!

水漏れ_ 16:30

せっせせっせとペン入れしてたら、昼に管理組合から「水漏れ」の連絡。「ええ〜?!」旧仕事場の階上からだ!途中階は水浸しとのこと、急ぎ駆けつける。

トイレと洗濯機置き場の天井隅からポタポタ水滴が…「あっちゃぁ〜!」雑巾、タオルでそれを受ける。ぐっしょりとなったら、絞ってもう一度。

ポタポタが、ポタリ、ポタリとなり、ポタッ…ポタッ…となって、やがて止まる。

幸い、我が家は今のところこの程度のようだが、お隣は部屋にも被害がと。配管の老朽化なのかしらねぇ?もう、古い建物だからなぁ…。

不注意ミス的なものも含め、集合住宅にはこういったことがまれにある。ご迷惑を掛けたり掛けられたり、ま、お互い様ですから事を荒立てずにいきましょう。

そう言いつつ、せっせせっせと昔の原稿や資料本などを抱えて何往復かしたら、すっかりくたびれちゃった。

今の住人、帰宅して「書棚が空いた!」と言って喜ぶかもね。一応、次第をメールしておく。

2007-12-13 到着

manga-do2007-12-13

「広場」12月号_ 10:08

恒例の、今年を代表する漢字が「偽」と決まった。嫌な字となったものです。もっとも、字自体に責任は無い。

貫主も「なんでこんな字を書かにゃならんのだ!」との怒りを込めて筆を運んでいるように見えました。

以前の「愛」とか「命」ならば私も書きたくもなるが、「偽」ばかりはどうも…他の候補も、世相を反映してか「嘘」「怒」「疑」「欺」「崩」なんてものばかり(呆←これもだ!)。

来年には素敵な字が書かれることを願いましょう。

「広場」の今年最後の号が届く。

表紙は大島啓さんの「ピエロのあやつり人形」

ちょっと不思議な印象に、お名前で検索してみました。で、ビックリ!そして、感銘。2004年12月の作とか、16歳になったばかりのときですね。水彩画かな…主宰、どんなご縁で?

今号も手塚治虫の関連記事二本、西岡たかしさんの16ページのマンガ(なんと、40年前の作!)、懐かしの映画の記事など楽しい読み物が満載。私の連載「並木座ウィークリー」とは別に、もっと後年の並木座プログラム(いや、パンフレットか)が紹介されてたのにはビックリ。手塚プロの小林氏所蔵だったのはこれまた奇遇ですね。

記事には積み残しもあるようで、新年号をさらに期待させます。編集後記で「また今年も赤字となった」と、お嘆きの主宰、「でも、好きだから辞められない」とも。何とかお助けしたいとは思うのですが…今年も一年お疲れ様です。近郊会員有志出席の「広場」忘年会にてお慰めをば(笑)。

では、恒例、月遅れ掲載の第五回をどうぞ。

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「並木座ウィークリー」と共に  第五回

──マイ・オールド・シネマ・パラダイス──

資料と文 萬雅堂・樋口雅一

 ドスッ!…ギラリ… 顔前に鋭い刃が光る。カズの坐る机に男がいきなり、ドスを突き刺したのだ。

「さぁ、ショバ代を貰おうじゃないか。とっとと出しな!」

オープンしたばかりの銀座並木座の事務所に、或る日、とある組織の人間が現れた。(はて、どこの組? 詳しい人なら、○吉会や○葉会、○粋会や○東組とかの、当時のそっち方面の名前がいくつか浮かぶでしょうが、私はそこまでは聞いてない。)

しかしそのとき、カズは少しも騒がず、

「せっかくだけど、うちはそんなものはビタ一文出せないね。さぁ、お引取り願おうか。」

「なんだとぉ?てめぇ、でけぇ口叩きやがって!」

「実は私は○○さんのところでかつてお世話になった者でね。なんなら○○さんにこのことを伝えようか」

「な、なにぃ?…チッ、ならば、仕方がねぇ。ま、今日のところは見逃してやるぜ」

机のドスを引き抜くと、男は立ち去り、以後二度と現れることは無かった。なんだか、下手なドラマや古臭い劇画によく見るパターンですねぇ、コント的展開にもなりそうだ(笑)。

興行の世界と、あちらの世界とは、昔からさまざまな形での、腐れ縁的な関係が語られています。銀座にもヤクザさんは当然いたでしょうし、このカズから聞いたエピソードも、あながち嘘ではないのでしょう。

映画人たち有志の共同出資で作られたような、大資本が後ろに控えていない、独立した小さな一映画館では、こういった方々の要求から身を守ることはなかなか難しい。毅然とした態度で拒否するのが一番効果的と分かっていても、目の前にドスを突きつけられて迫られてはねぇ…。度胸あるよなぁ、カズは。

「○○さんの…」というのは、カズのとっさの出まかせではなく、実は学生時代に本当に或るヤクザの親分さんのところに下宿?というか、一時期、寝泊りさせてもらっていたのだそうです。学生の身ですから、あくまで「お客人」で、「組員予備軍」などではありません。とても丁重な扱いを受けていたけど、卒業したら入社します(内定!)、ってことでも無かったそうだ(笑)。割烹料亭の一人息子だったから、客商売でつねにいろんな人と交流があり、たとえ組織の親分さんであろうと、人の懐にすっと入り込むのなんか、いとも簡単だったんでしょうね、カズにとっては。(いやぁ「学生ヤクザ」になってなくて良かったなぁ…)

他の映画館へ移ったり、のちにパチンコ屋、ボウリング場、ゴルフ場の支配人なんかをやってたときも、この世渡り上手ぶり?を存分に発揮してたのでありましょう。                               

 さて、「並木座ウィークリー」の17号から20号です。

●17号 このミロとかクレーとかカンディンスキーのようなイラストは有馬稲子さん。詩?も、ちょっとお洒落ですね。

上映はオムニバス映画「にごりえ」(新世紀映画/文学座共同作品)

原作・樋口一葉 脚色・水木洋子/井手俊郎 監督・今井正

第一話「十三夜」 主演・三津田健/田村秋子/丹阿弥谷津子

第二話「大つごもり」 主演・長岡輝子/仲谷昇/久我美子

第三話「にごりえ」 主演・淡島千景/山村聰/宮口精二

映画随筆──その十七 「脚色者の言葉」 水木洋子

「女学校時代に読んだ一葉の作品は、地味なだけで、藤村の小説を読むように、じめじめと暗い印象だけが残ったが、三十代半ばになって読みなおして、始めてこの作品の流麗な文章と、女の悲しさ哀れさが、しみじみとよくわかった」とあって、すらすらとよどみなく、あっという間に書けたそうです。

〈支配人室〉(編集後記)に、東京に大雪が降った日のことが。

「あの大雪の朝、都内の各劇場は昼から開場した様だが、並木座は嬉しい例外で、数人の女学生を含むファンの方が雪をかき分けて集まって来られ、並木座前の雪かき迄手伝ってくれました。終わってから暫く焚き火を囲んで語りました。拡声器からは静かにドリス・デイのガイ・イズ・アガイが流れ、雪が舞って嬉しい楽しい一時でした。」と。

いい光景だなぁ!(1954・2・3)

●18号 「南米行」えと文 越路吹雪

「ブラジルとアルゼンチンの映画祭に出かけます。「冬」から「夏」への旅で大変…」と書いてまして、この絵は、そのご自身を描いたものかな? 前号と同じく、プログラムの中身とは関連ありません。

上映は「女の一生」(新東宝/近代映画協会提携作品)

脚本、監督・新藤兼人 主演・乙羽信子/千田是也宇野重吉

〈解説〉新藤兼人氏がモーパッサンの「女の一生」からヒントを得たもので、舞台を京都に昭和二年から二十八年間(十九歳の乙女から四十五歳の未亡人まで)のある不幸な女の一生を描こうとするものである。

エッセイは「一つの道標のために」 新藤兼人

「十九から四十五まで」 乙羽信子

〈映画ファン教育〉毎日映画コンクールの結果発表記事があり、先週上映の「にごりえ」が受賞したと。編集後記にも、独立プロが作った良い映画だと、喜びがあふれていますね。並木座で東京映画記者会によるブルー・リボン賞を受けるとあります。(1954・2・10)

●19号 毛筆で

「冬空尓(に) 鶴千羽舞ふ 幻能(の)」    康成

とあります。川端康成自筆のものと思われますが、巷間残されている句は、新年を詠んだ

「初空尓(に) 鶴千羽舞ふ 幻能(の)」

なのです。http://www.kawabata-kinenkai.org/genko/index.html

おそらく川端は、色紙に向かったとき、2月発行のこのプログラムのために、「初空」でなく「冬空」としてこの句を書いたのでしょうね。この辺の心配りが窺えて実に面白い。

上映は「千羽鶴」(大映作品)

原作・川端康成 脚本・新藤兼人 監督・吉村公三郎

主演・木暮実千代/乙羽信子/森雅之

「撮影を前に吉村監督に訊く」(「映画ファン」より転載)

「吉村公三郎粗描」 新藤兼人

体型から性格まで、吉村監督の人となりを軽妙に書かれてます。

〈支配人室〉「映画を見る常連はあらゆる点で非常に気むずかしいものです。並木座もいつも叱られてますが決してただ写せばよい俗にいうやっつけ興行ではないと自負してます。地下という悪条件をカバーし小さな並木座が一人立ちするには人一倍の苦労があります。音響を美しくやわらかく画面を明るくする事にたえず細心の注意を払うのが映写係の陰の仕事です。Aの映写機からBへの切換が下手だったり、夜の場面でないのに画面が暗くなる時は実に不愉快なものです。悪い点はどしどし注意してください。」

おお、当時のカズの様子がこんなところに窺えるではないか。(1954・2・17)

●20号 「鎌倉の垣根」えと文 中古 智(山の音・美術担当)

山の音」のセット・デザインが表紙です。

上映は、川端康成選集と題して「山の音」(東宝作品)

〈解説〉芸術院賞に輝く川端康成の名作「山の音」の映画化で、日本の家族制度からくる夫婦愛の破綻、老齢の父と若い嫁の美しい感情の交流等抒情あふれる筆致で描いたものである。

原作・川端康成 脚色・水木洋子 監督・成瀬巳喜男

主演・山村聰/長岡輝子/上原謙/原節子

「『山の音』について」 成瀬巳喜男

「珠玉」(成瀬さんと水木さんのお仕事) 井手俊郎

無邪気な作文や二十数年前に書かれた小説が、このお二人の手にかかるとたちまち珠玉の映画となるが、もうそろそろ、お二人のオリジナルの見事な作品を期待したい。 と書いてます。

〈支配人室〉「並木座は日本映画の特選上映をモットーにいたしております。(中略)これら往年の名画は、その殆どがフィルム状態が悪く良心的な映写に堪えないのです。しかし何とか御希望にお答へしようと、頭を悩ましております。」

おや、ここにもカズの苦悩が!(笑)。(1954・2・24)

2007-12-12 ポカやった!

飲み会_ 13:15

昨夜は、少々ハメを外しての深酒…(量ではなく時間)。

友人と二人だけの忘年会、爺さま同士、何をそんなに話すことがあるのか…

腕の時計をお互い確認「あれ、二つとも壊れてない?こんな時間の筈はないよな…」

終電逃してタクシーで帰宅、とんだ散財(値上げされたばかりというに、やれやれ)。

「楽しいお酒でよかったじゃないの」カミサンのお優しいコトバに、そそくさと就寝。

今日は反省しきりで、机に向かっております。

早朝に、Hさんから宅配の届き物。秋田のリンゴ、愛媛のみかん、山梨のキウイがてんこ盛り!

ワーイ、ワーイ!ありがとう。

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短詩_ 19:36

昭和41年9月1日発行の山村祐主宰「短詩」創刊号。

そして、同誌休刊後に結成された「短詩サロン」の小冊子、最新166号は平成19年11月17日の発行。

「短詩」は私20歳のとき。これをいただいた時点ですでに詩作はやめていた。

そしてこの「短詩サロン」山村祐・追悼号は先日、現主宰のY田さんにお願いして譲っていただいたモノ〈最後の一冊だって!)。

この2冊の間には実に41年の月日が…そっくりそのまま私自身の<空白>の期間です。いや、これから始めたとしたらの話だが。

過日、俳句らしきものを詠んでみた。

  冬の日や 庵に浮きし 雅号印

俳句をやる友人が「景が見える句」と言ってくれた。

ま、こんな感じでポチポチと…

2007-12-10 「ガリレオ・ガリレイ」の

人物ペン入れは終了…_ 09:53

休日も「そんなの関係ねぇ!」(もういいか)ということで、机に向かった結果、どうやら今日で人物のペン入れが終わりそう。

ガリレオってのは特徴ある人物だし、肖像画もいろいろ有るから割と楽に描けた。時のローマ教皇も資料が残ってるしね。今回は背景もあまり必要としない。ただ、自作望遠鏡とか、天動説・地動説の図解、木星の惑星(メディチ星)、月の表面なんて、お勉強的イラストを描くのはやたら面倒だ(笑)。何とか今週中にはこのパートを終わらせよう。

昨日は合間をぬって「メディチ家物語」文庫のゲラをチェック。サイズが小さい分、ちょっと縮小率が気になった。全体が緻密になるのは描き手としては嬉しいが、文字が小さくなりすぎて読みにくくなっても困るし…この本、歴史のお勉強マンガらしく、脚注も多いのでね。

2007-12-08 川柳と俳句と一行詩

共に「短詩系…」

短詩系文学_ 11:49

知人のフリー編集者Hさんから「川柳立川流・宗匠レース 天の巻」出版のご案内。

立川左談次、談之助、談幸の落語家三師による掛け合いが楽しい、とあります。

Hさん自身も趣味で俳句をつくられ、句会仲間の本も編んでおられるお方。つられて私も大昔の句(?)↓を見せてしまったことがあるのです。「いつかコラボしましょう」って、恰好のターゲットになってしまったようですね。ハイ、さっそく注文させてもらいました。来年、「地の巻」「人の巻」と続くらしいけど、それは「天」次第と言っておく。

H氏選  (天) 雲雀鳴く空 銀貼りジェット機刺繍している

     (地) 汽車は針 煙は糸 我を大地に縫い付けよ

     (人) 子らは帰った 舎の屋根の片方のゴム靴

そして編集・発行人K女史から季刊「抒情文芸」125号をいただく。ムリムリ共通するのは短詩系文学だな(笑)。

なぜなら今号は角川春樹インタビューが目玉だから。主宰する「河」のこと、俳句、一行詩について彼が熱弁をふるってます。私がかつてかじったのは一行詩(短詩・上記参照)なので、興味深く読みました。そのときの指導者Y村先生の訃報もつい先日のこと。うーん、またやってみたくなってきた…かも?

最近、「あなた、文章は書かないの?」なんて訊く人がいるのです。こんだけ日記書いてる(呆)というのにねぇ。長いものは無理でも、一行モノならば…何とかひねり出せるかしら。そしたらそれを書にして、究極の自己完結<自己満>だ(笑)。

このところの書道教室、私は「かな」のお勉強中。全ては予定調和のこと…なのか。

BruxellesBruxelles 2007/12/12 18:29 私も山村祐氏の「短詩」のメンバーでした。どこかですれ違っているのでしょうか?
ぜひ、また「短詩」をはじめてくださいね。

manga-domanga-do 2007/12/12 19:38 コメントをありがとうございます。
はて、どなた様でありましょうか?
いやいや、すれ違ってなどおりませぬ。
私はその「短詩」の前身の前身、昭和39、40年の「灯」投稿時代ですから。
もちろん選者は山村先生。
そうだ、「短詩」創刊号の表紙画像でも載せましょうか。

2007-12-07 勝又進さんの訃報

ガロで読んでいた…_ 09:25

この6月(私が日本漫画家協会に入会した時)に、受け取った会報「JCA通信」193号(6.6発行)の末尾の「新会員のプロフィール」という欄に勝又進さんが載っています。

あの時「へぇ、こんな著名な人が、何でいまさらの入会?とっくに入ってたって…」と、ちょっと不思議な感じを受けたのを思い出した。あとで、前年度に漫画家協会賞の大賞を受賞していたことを知って、ははぁ、それで入会を勧誘(強要?)されてたんだなきっと、なんて勝手に納得したものです(実際は知りませんが・笑)。

ガロでの4コママンガは記憶にあるし、あの、どこか肩の力が抜けたというか、独特の飄々とした画風はうらやましいくらいに、いい味を出してます。

「自分の作品が韓国で翻訳出版されたのを機に、今は韓国のマンガを直接読もうと韓国語に挑戦しています」って。まだまだ意欲十分の63歳、突然の訃報に、いったい何が?と思ってしまいましたが、ご病気とは…実に残念です。協会も、ようやっと手に入れたこの有力会員を逸してさぞショックなことでしょう。…ご冥福をお祈りします。

資料の戻り_ 13:35

タツノコ資料センターから、貸し出していた設定資料などが返却されてきた。

本来ならタツノコ本体に残っているべき資料が「無い」というのも不思議な話なのだが、私が監督した映画「あしながおじさん」や「アニメ親子劇場(3シリーズ)」という番組は、殆んど外部に丸投げという形だったから、私の手元に僅かに残るモノが即、貴重品となっているのも仕方が無いことかもしれないな。

「コピーさせてください」と言わねばならない、資料センターの担当者のつらさはお察しします。ま、お役に立ててよかった。「聖書シリーズ」の各話のゲスト・キャラクター表や背景設定がまだ残っていますから、必要ならまたどうぞ。

Sさんの葬儀のときにも耳にしましたが、鷹の台のスタジオ整理の際には、セルや背景の撮影済み素材だけじゃなく、TVシリーズ作品の16ミリプリントも片っ端から廃棄してたんですってね。いくら膨大な量だからって「邪魔」っていう感覚は…いやぁ、信じられない!

今の資料センターのNさん、それに間に合わなかったの、ホント悔しいだろうなぁ。

過去の遺産を大切にすることによってこそ、次の展開も見えてくるのです。今後はきちんと系統立てた資料整理の元、新生タツノコでさらなる名作を生み出していって下さることを期待!

nagaonagao 2007/12/09 16:42 資料関係の系統分けは大変ですよね。萬画堂さんのようにきちんと資料を仕分けされて残されてる方って、素晴らしいと思います。資料って、捨てるのは簡単なんですが、整理して何十年も残すって事は難しいですから。でも確かに、鷹の台のスタジオで処分されてしまった物は多かったですね。聖書シリーズのプリントも最低でも2系統は捨ててると思います。合作とか海外ものとか、確かに番販動いてないのですが、かなり心配です。原則論はネガがあればいいのかも知れませんが、見れないものも多いと思うんですけどねぇ〜。

2007-12-06 「マンガ・メディチ家物語」の

「メディチ家物語」文庫、ゲラ

文庫のゲラが_ 10:55

届いた。

このブログを始めるきっかけとなった、講談社から出した単行本「マンガ・メディチ家物語」が近々、文庫になる。

刊行から2年と5ヶ月。文庫になるのが早いといえば早いが…単行本を再刷するかどうかの兼ね合いからは、まぁ、これで良しとするしかないのかなと。悩ましいところですがね。

刊行後に判明したメディチ家の歴史上の出来事に合わせ、ほんの少しの加筆訂正を加えてあります。全272ページ。

アマゾンを覗いたら、この元本は42000位ってとこだった(上々?)。版元品切れなのに、この辺がよく分かりません。

グリム童話」や「キリスト教の歴史(前)」は30万とか40万なんてランクだったから、このところ殆んど動きが無いってことだろうし、

聖書物語」の旧約篇、新約篇は共に5000位という驚きのランキング。こっちは終始、好位置をキープしとります(そろそろ重刷の期待・笑)。

単刊モノを生業とする身にとって、刊行後の動きはやっぱり気になりますからね。今度の文庫もしばらくはヤキモキすることでしょう。一応、2月の予定。

2007-12-04 復刻版「並木座ウィークリー」の

「並木座ウィークリー」書評・紹介

反響。_ 11:50

山根貞男さんの書評が読みたくて「週刊読書人」11月30日号を直接注文、届いたところに相前後して、版元の三交社(カツ坊本の「さんこう社」とは別)から、各種新聞、雑誌に掲載された書評・紹介をコピーしてまとめたものが送られてきた。わざわざありがとうございます。アラ、前述の書評も入ってたよ(笑)。

なかなかの評判・反響ですねぇ。どの書評も「映画ファン必携・必読」と勧めてくださってます。なんだか自分のことのように嬉しい。本の売れ行きもこの手のものにしては良好ですって。良かった良かった。

では、「週刊読書人」の代金振込と、「劇眼漫歩」38号の表紙原稿(なんとかUP)を送るために郵便局へ。

2007-12-03 つらい…

さよならSさん。_ 23:58

賑やかで楽しい日もあれば、一転、つらく哀しい日もある…

タツノコプロの優しい小父さん、Sさんの訃報が届き、通夜に伺う。

それこそ私が新入社員の若造時代から可愛がっていただいた方。タツノコプロ創立時の社長・吉田竜夫さんの義弟です。

若き日は社員寮の寮長さん、そして制作現場いっさいの取り纏め役。タツノコ一筋四十数年…もうシンボルみたいな人ですね。

私がタツノコを辞めた後も、ずっと親しくお付き合いくださった。お酒もゴルフも、もちろん仕事上も。楽しい思い出がたくさん、たくさん!

つい最近、長年勤めたタツノコを去ることになったというのを聞いたばかりです。よし、遊びに行こう!と思ってたのに。悔しい。

通夜の席にはタツノコ黄金時代を築いた方々がズラリと…十数年、二十数年振りなんていう人ばかりだ。とんだ場所での同窓会ですねぇ、Sさん、肝心のあなたが居ないのはダメでしょうに。

今晩はしんみりと、Sさんを偲びます。確か…72歳、ご冥福を。

NAGAONAGAO 2007/12/04 14:13 萬画堂さん、御焼香有難うございます。皆さんも突然の訃報に驚かれていらっしゃり、会社の中も外も大変でした。落ち着いたら、Sさんを偲んで関係者の方とお話ししたい気持ちでいっぱいです。

manga-domanga-do 2007/12/04 14:34 あなたこそ裏方のお仕事、大変でしたね。いろいろとご苦労をありがとうございます。
今日の告別式の方はゴメンなさい…きっと多くの方が見送られたことでしょうね。
では、また改めてお目にかかりましょう。
※「萬画」は石ノ森さんご提唱、紛らわしかったですね(笑)。

2007-12-02 カツ坊忘年会とは?

「庄太」下巻と記念品?

「庄太」下巻_ 16:11

いやぁ、実にマカ不思議な、しかしムチャクチャ楽しい飲み会でありました。

以下は勝川克志「庄太」下巻出版記念会(兼・忘年会)の私個人的なるレポート。

新宿、歌舞伎町の入口、師走の土曜の夜は半端でなく混み合っております。

人ごみを掻き分けて目指す店(ビル内の狭くて細長い居酒屋)に入ると、幾つかのテーブルに別れ、どこもすでに坐る場所がないほどの大混雑。みなさんもうご機嫌です。

はて、6時開始の5分前に着いたはずが…といぶかる私。聞けば、式次第の開始が6時ということで、お酒は5時半から勝手に開始だったんですと。あらら、参ったねこりゃ。急いで追いつかねば!何とか一つのテーブルに割り込ませてもらっての仲間入り。

ホッと息をつき、改めて周りを見渡すと…三十数人の、これが噂に聞くカツ坊ファンの集いかぁ、凄い!!!

仕事もプライベートも関係なく、共通するのはただ「勝川克志(カツ坊)ファン」ということだけ。まぁ、すでに何度かの飲み会でお互い顔見知りになってるようで、何を話題にしてるんだか、どのテーブルも盛り上がってますねぇ。

主役のカツ坊はあっちのテーブル、こっちのテーブルと一人でお忙しいご様子。著書へのサインをねだられたりも。

幹事の挨拶「たくさんのご参加ありがとうございます」。版元の挨拶「皆さん、どうぞ本のご購入を!」。そしてカツ坊の挨拶「楽しんでってください」。あとはワイワイガヤガヤ、ただひたすらの飲み会。

私の坐ったテーブルは版元の社長さん、デザイン・カレッジ時代の友人、ファンの女性二人、「のんき新聞」の執筆者の一人で漫画家アシスタントという顔ぶれ。カツ坊からの紹介「この人はカレッジ時代の我々のマドンナをさらっていった人です」(おいおい、それは違うよ!マドンナっていうのが・笑)もあって、遅ればせながら私も話の輪に加わることが出来ました。

そこでの偶然、女性のお一人はS出版社の営業さん、「あ、その会社、K談社での私の担当編集さんが以前に居たところです。○中さん」「え〜?!私一緒に仕事してましたぁ、いろいろ教えてもらってたんですぅ!」

もう一つの偶然、もう一人の女性はK書店の店員さん、今は科学書、かつては歴史・宗教書担当をしていたというので、「じゃ、私のマンガ知ってます?これこれしかじか…」「どっひゃぁ〜ッ!!あの本の著者さんですかぁ」一気に打ち解け、そんなこんなの楽しい2時間はあっという間でした。

で、会場を移しての二次会に突入。今度はお座敷のお店。ん、人数が減らない…殆んどの参加者が場所移動しただけだ。おそるべし!

並びが入れ替わってお互い紹介し合いますと(一応名刺交換など)、今度もまたまた奇遇が!

「あの、ひぐちさんですか〜?!」「え?」「私、坂口尚さんの葬儀の席でもお見かけしてます。あの時、声を掛けられなくて」という人が。聞けば、永島慎二さんの最後のアシスタントで、元アニメーターでもあったという方。アニメスタジオにいたとき、打ち合わせに来ていた監督の私を遠くから見てましたって(笑)。手塚プロにも在籍してたっていうから、それで坂口つながりなのね。いやぁ、面白い出会いがあるものです。

それでもほんの二、三割くらいの人としか話せなかった気もするから、まだまだ意外な人物が…次回以降が楽しみですね(又のお誘いをよろしく)。

仙台からこの会のために出てきて、今晩はホテルも予約してあるっていう地方在住のマンガ家さんとも話した(カツ坊はマンガ家にも好かれるマンガ家なのだ!)。阿佐ヶ谷での個展のときも福島から同じように出てきたファンたちがいたし、熱心なファンに囲まれて、カツ坊先生は幸せです。その先生の様子を窺うと、まさに案の定、女性たちに囲まれてご機嫌に杯を重ねてますぞ。今度はあまり動かない(笑)。

飲み、食べ、笑いの楽しい時間はさらに続き、夜も更けて、そろそろカツ坊の危険ゾーンに突入か…イカン!終電が迫る。幹事も察してバタバタとお開きに。外に出て、「もう一軒!」と名残惜しそうな主役をなだめる幹事。

たまたまカツ坊と幹事と私の帰途は同方向です。どうにか最終電車に間に合って、三人並んでおしゃべりを続ける。「いやぁ楽しかったねぇ、今度は忘年会やろうよ」とカツ坊、「え?今日のがそうですよ、先生」と幹事、「違うよ、今日は出版記念会!忘年会はまた別でしょ、企画してよ」「…???…」どこまで飲み会好きな先生なのでしょうか(笑)それでも最後は真面目な顔でのマンガの話となって…この日を終えたのでした。

画像は出来立てホヤホヤの勝川克志著「庄太」下巻(さんこう社・刊)と、胸に着用する名札と一次会の会費(飲み放題)領収書だ。

高橋孝三郎高橋孝三郎 2007/12/02 17:35 萬雅堂さん、忘年会、楽しかったですね。ファンの集い、という感じなんですね。勝川先生、皆さんに愛されているんですね。そして、また、会も楽しく、魅力があるんですね。永島慎二さんの最後のアシスタントの方とも会われたのですね。いろいろな方がみえているのですね。素敵な忘年会の様子を教えていただきありがとうございました。

カツ坊カツ坊 2007/12/02 23:44 御参加ありがとうございました!
お陰様でとっても楽しかったです!
また、やりましょう!(〃 ̄▽ ̄〃)

カツ坊カツ坊 2007/12/02 23:52 忘年会レポート、詳しくて適確で驚きました。と言っても、僕は酔ってしまって、あまり覚えてないのですが・・・(〃 ̄▽ ̄〃)

manga-domanga-do 2007/12/03 08:18 どうやら無事ご帰還のご様子、何よりです。
程よく飲まれるのが一番。
またどうぞ、ひぐ坊にお声掛けをばよろしうに!

2007-12-01 師走

12月です_ 10:55

師走です。あわただしくなります。寒くなりました。忘年会の噂もチラホラ…

で、さっそくに参加します。

本日夜、勝川克志著「庄太」〜下巻出来立てホカホカ完成祝賀会〜(大忘年会)。

著者であるカツ坊さんのお誘いに応じます。かつての漫画学校(突然廃校!)の同窓生である、うちのカミサンの代理出席?かな。ま、私が飲んで騒ぎたいというのもあります。だって彼の武勇伝を伝え聞くと、実に楽しそうだもの。於・新宿。

夕方まで、しっかりお仕事(あ、「広場」の忘年会の予約は済ませましたよ。のちほど主宰から連絡がいきま〜す!)。