ぐるりと一巡り_

巣鴨のお寺さんの入口

新年を一切外出せず、というのもチト寂しいので、近場でいいから何処かへ行きましょうよ。
世間でも今日がお正月休みの最後です。
新年に花を愛でるか?…長瀞の蝋梅はまだ早いしねぇ…ウン、そうだ、この際、美術館にでもしましょうか。
カミサンは「ブルーノ・ムナーリ展」(板橋区立美術館)に行きたいそうです。ハイ、決まり!
路線を検索したら、巣鴨から都営三田線で西高島平だって。え〜?ずいぶんと遠回りのような気がするけどなぁ…。
でも、巣鴨なら「とげ抜き地蔵」にお参り、っていうのもお正月らしくていいんじゃないの。
<おばあさんの原宿>と言われる「巣鴨地蔵通り商店街」は私は未体験ゾーンです。面白そう!
で、昼前に出発して、小一時間で到着。やはり、彼の地は噂にたがわずご年配の方ばかりでした(笑)。
カミサンはまだでも、私は充分に有資格者でしょう、この街の。普段の混みようは知らないけど、けっこうな人出。うん、まさに正月気分だ。護摩を焚いた煙を身体にこすりつけたり、お地蔵さんを洗うというのが名物?なのか、そういうのは長蛇の列です。私らは見物しただけで、商店街もざっと流す。まぁ、様子が分かっただけで今日はOKと。
次に、地下鉄に乗って西高島平へと向かう。
駅から徒歩で15分?の場所に目指す美術館は在りました(ちょっと遠かった)。おお、こっちは若者ばかりだ!それもかなり混んでるぞ(意外!)。
デザイナー、画家、彫刻家、絵本作家…と、幅広い活動で日本のアーティスト達にも大きな影響を与えた人物の<生誕100年記念展>です。こっちも実に面白かった。
美術館内のカフェで遅い昼食を摂り、帰途に着く。バス数分で東武東上線成増駅に出られた。なんだ、やっぱりこういうルートが有ったじゃん!
川越駅で下車して、すっかり馴染みの書道用品店に寄って、新年の挨拶「今年もよろしく」。初売りのお年玉企画「和紙セット」を買って辞す。さらに文具店で「みそひともんちゃく大祭」で渡す表彰状の用紙を購入(また文面考えなきゃ…)。
こうして、夕方には帰宅という、いたって気楽な半日かけての「ぐるり途中下車?の旅」でした。