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『萬雅堂』便り

2008-02-29 うるう日だ

クロッカス

1日もうけ?_ 09:41

今年はうるう年。オリンピックの年は1日余分にあるって覚えてる(笑)。

味噌の仕込みも済んだし、確定申告も終わった。文庫も出たし、らん展にも行った。

さぁ、仕事に専念する体制は万全!

そこでの今日のこの1日は大きく有り難い。

ということで、せっせとペン入れしております。

ベランダに出した水栽培の球根も咲き始めている。春の訪れ…也。

2008-02-27 世界らん展日本大賞2008

「らん展」へ_ 12:03

東京ドームで開催中の「世界らん展」へ行ってきた。

http://www.jgpweb.com/index.html

古い友人の岡田蘭園(群馬)の主との再会も兼ねて。

平日の昼というのに、会場は中高年のファンが詰め掛けて凄い熱気です。花の香りもあいまってクラクラする。

展示をくまなく見ようと思うと一日じゃ足りないかも…私も3時間近くは見てまわってたのかな。

途中で休憩取らないとくたびれますが、そんなとき、観客席がその助けになるところがドームの特典です。

いくつか写真を載せておきましょう。順に

○会場全景

○岡田蘭園の展示(ディスプレイ部門・トロフィー賞)

○「日本大賞」優秀賞(2位)

○「日本大賞」最優秀賞(グランプリ)

○お土産の「スペシオ キンギアナム」(岡田蘭園)

岡田蘭園の展示は「妙義山の春」と題した、郷愁を誘うもの。

民家も全て彼の手作りとのこと。まさに「まんが日本昔ばなし」の世界ですねぇ。

今年の大賞受賞の1、2位は同じ人の作品です。賞の独占は史上初だって!

で、ビックリしたのは2位の花の名前が カトレア トリアネ「オカダ」

そう、岡田蘭園のオカダです。聞けば彼がかつて中南米に旅して探し求めた原種を、十数年前に受賞者に株分けしたものなのだとか。

「凄いじゃない!鼻高々だね」と言うと、

「いや、育て上げた人が立派なんだよ」と、あくまでも謙虚。エライ!

らん栽培の著作だけでなく、業界誌の編集も手掛ける彼は最近「小説を書いた」という。今度読ませてもらう約束をして、帰途につく。

もちろん、途中の池袋の書店で「マンガ メディチ家物語」の平積みを確認して(笑)。

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YUAYUA 2008/03/01 00:59 私は29日に行ってきました。ほんとに平日とは思えないほどのすごい混雑でした。受賞花のスペースは順番待ち、各ディスプレイの前では(自身も入って)写真撮影するおばさま方、多数!「妙義山の春」は特に人気でしたね。チランジアが鳥の巣のように効果的に使われていて感心しました。
あの日本大賞2位のカトレアも岡田さんが関わっていたなんて!白は珍しく、貴重です。
私は「バニラ」を買ってきました。そう、アイスクリームの香り付けにつかわれるバニラもランの一種。でも花を咲かせて、さらに実がついて、それを発酵させてやっとバニラビーンズが採れるそうなので素人にはまず、無理らしい。観葉植物として楽しむのが無難だそうです(笑)。

☆ 「まんが日本昔ばなし」切手、↓で思い出し、あわてて買ってきました。たしかにどこか違和感が・・。
☆ 私も触発されて、手作り味噌の材料を購入しました。仕込みを頑張ろうと思います。
☆ 「マンガ メディチ家物語」この週末に買いにいきますね。

manga-domanga-do 2008/03/01 09:35 こんにちは
凄かったでしょう!圧倒されますよね。その展示にも、愛好者の熱気にも。
YUAさんは素人とは言えないから、その「バニラ」の行く末に期待します。
「昔ばなし」の切手は、使用する分として追加で数枚購入しました。
発売当日、並んだ局や、すぐに売り切れたところもあったようですが、私の地元ではまだ買えました。せっかくだから使ってあげませんとね。
味噌作りの輪が広がるのは嬉しいです。是非、品評会にもご参加を!
文庫本、「あながま会」までお待ちいただいてもよろしいのに…(笑)。

2008-02-26 仕込みの完了

これで全部!

九升だ!_ 20:31

「釜止め」しておいた大豆鍋を朝から再点火。温まったところで潰しにかかる。

昨夜の作業を今朝にして、午前中に全てが終了。三回に分けて都合九升の大豆を煮たことになる。

塩きりしておいた麹とていねいに混ぜ合わせて樽に仕込む(画像じゃ分からないけどこれ「剣菱」の三斗の酒樽)。

これで出来上がる味噌は40キロ前後となるでしょうか。

では、今年も美味しい「萬雅」さんになってくださいね(笑)。

午後から、東京ドーム「らん展」へ出かけたのだが、それはあとで。

2008-02-25 「まんが日本昔ばなし」切手

「まんが日本昔ばなし」切手

あら、まぁ!_ 23:57

娘が「まんが日本昔ばなし」切手を買ってきた。アニメ・ヒーロー・ヒロイン/第7集。

この22日(金)に発行されたらしい。以前チラリと噂?に聞いていたような気もするが、すっかり失念していた。

実物を目にすると、なかなか楽しくて思わず微笑んでしまいますね。

「花咲か爺さん」「かぐや姫」「笠地蔵」「桃太郎」「鶴の恩返し」の5種がシートになっている。

どれも初期のデザインのままで、良く出来てますが、じっくり見るとキャラクターのニュアンスが微妙に違う。

制作はグループ・タックの現スタッフかしらね?ここは、やはり当時のスタッフに描かせなくちゃいけませんなぁ。

誰って?それは…「私だよ!」(笑・byにしおかすみこ)。

「花咲か」「笠」「鶴」は藤本四郎、「かぐや」「桃」は児玉喬夫の演出・キャラデザイン。作画は「花咲か」「笠」「鶴」が上口照人、「かぐや」「笠」が私、「桃」「鶴」は前田庸生。美術は全て阿部幸次と内田好之と、ごく少人数に凝縮された、当時の社内スタッフだけのラインナップになっているのが、偶然だろうけど面白い。

33、4年前の作品がこんな形で眼前に現れるとは…いやはや、なんともですねぇ。

でも、嬉しいな。

味噌の仕込みの第三弾は、大豆の煮え具合があと少しということで、今晩「釜止め」。明日の朝に順延です。

2008-02-24 あら、またですか?

豆を煮て、潰す!

中身検索_ 11:22

今回の文庫「マンガ メディチ家物語」をアマゾンの「サーチ・インサイド・ザ・ブック」の対象本に、という許諾を求めてきた。

ネット上で、本の一部を閲覧(立ち読み?)できるというシステム。

売り上げの効果が期待できるという触れ込みで2003年にアメリカで始まり、日本でも2年後にスタートしました。

元本は既に対象本です。元本は2005年9月28日の刊行で、ちょうどこのタイミング(同年11月1日スタート)に合致してたんですよね。いわばモデルケースになった訳だけど、結果どうだったんだろう?一応初版は完売のようだから、効果はあったのかもしれないが…

同じ文庫の「マンガ聖書物語」の方は対象本になっていないし、その(選択の)違いが分かりませんが、まぁ、今度もOKと返事しておきましょう。

昨日、夜遅くに三升分の仕込み完了。画像は上が煮終わった大豆で、

下がそれを潰した状態(潰し方は人それぞれだが、私は餅つき機を使ってる)。

多少粗めにしておくのがコツかな(笑)。

今日から「東京国際らん展2008」(東京ドーム/3月2日まで)が始まった。今年も行く予定。でも、その前に仕込みを終わらせないと! 今日も三升の豆を煮ています。第二弾だ。

そうそう、「春一番」が吹きましたね(今も続いてる)。就寝中、風の音がムチャ怖かったなぁ。

2008-02-23 仕込みの開始

今年の大豆

「萬雅」味噌_ 12:38

暖かくなってきたようだし、と、今日からの手作り味噌「萬雅」の仕込みを決断。

「花見仕込」という言葉もあるくらいだから、まだ大丈夫なんだけど、無理に先延ばしすることもない。

私の場合は量が多いから「さぁ、やるか!」って気持ちになかなか至らないのですね(丸三日間はフルに費やす)。

先ずは、朝から三升分の大豆を煮ています(煮上がるのは夜)。

画像は今年の大豆。アルミ寸胴鍋(径31僉貌發倭位襪棒って浸したもの、下は明日の分(共に三升)。もちろん国産で、品質も最高です!。

講談社から著者購入分の「マンガ メディチ家物語」が○○冊届く。

大半が5月の「あながま会」会場に置かせてもらう予定のもの(ま、少しは個人的にも利用)。

昨年は「グリム童話・コミック版」を置かせてもらい、それが完売したことに味を占めての企みです(笑)。

さて、思惑通りといきますかどうか…(まだ先のことだけどね)。

2008-02-21 他人事じゃないような…

盗作?引用?盗用?_ 22:59

弁護士のくず」っていう人気マンガが、「自著と酷似し、著作権を侵害された」として、ある弁護士から雑誌への掲載差し止めなどを求める仮処分を東京地裁に申し立てられた、って件。

マンガ家は「資料としてこの弁護士の本を参考にしたが、ストーリーは独創。盗作と言われ、強い憤りを持っている」と反論。

出版社側の弁護士は「著作は広く報道された実際の事件をつづったドキュメントで、参考文献として掲載しなかったマナー違反は反省するが、社会的事実に対して著作権侵害は成立しない」と述べ、今後、参考文献として著作名を記述するという。

申し立てた弁護士は近く、損害賠償などを求め正式に提訴する方針。(※報道より要約)

うーん、今後どう展開していくのでありましょうか…?

これ、私にとっても、何か共通する部分があるのかなぁ、と。

私のマンガは歴史ものが主体。一つの出来事を描くにも、多くの参考文献を手元に揃え、記述を読み比べては共通項を探し、それを変わらない事実(定説)として、自分の言葉に置き換えてシナリオに起こしていきます。しかし、解説文など事実関係を書き記す文章は、文脈が同じになったりして、結果的に文献の内のどれかの記述とほぼ一致してしまう場合があるのです。

基本的に、或る文献独自の解釈を取り入れることはしませんが、時には、コレはひょっとして「引用」にあたるのかな…と、思うこともあり、とても「社会的事実に対して著作権侵害は成立しない」と言い切るだけの自信はありません。「歴史的事実の記述」の文章が似てしまうだけでも、ピリピリしてしまう自分がいます。

それこそ、たくさんの<教科書>から学んだ上での、自分の構成・演出に頼っての「お仕事」ですから、その責任は重いのだ!という自覚を忘れてはダメでしょう。

監修者を付ける理由は、私の記述に誤りが無いか、事実の解釈が違っていないか、の判断もあります。ある種「お墨付き」ですが、だからといってこれが私の責任逃れにはならない。

巻末に参考文献を一覧として載せますが、個別に「この部分は、この本のココを参考にしました」とまでは書けません。中には、歴史に材を得た「ドラマ仕立ての読み物」もあったりしますから、そういったものからの影響も避けねばいけません。

参考資料を抜きにしては著作・執筆活動が難しい私にとって、気になるニュースではありました。

nagataninagatani 2008/02/22 01:09 <参考文献>としてクレジットしなかった点で、
作者の主張が弱い感じを受けました。

ぼくがダイヤモンド社で描いた、赤塚名義でも
ストーリー自体は完全にオリジナルでしたが、
引用句が多い作品でしたから、文献は全て表示
しました。

著作権が切れているような原点の著作でしたが、
現代文にしたり、解説を書いたかたが居られたり
しましたから。
このシリーズでは問題は何も起きませんでした。

manga-domanga-do 2008/02/23 12:34 なかなかデリケートな問題ですよねぇ…
お互いの言い分があるものは。
参考にする側の「配慮」が、先ずは問われるのでしょうが。

2008-02-20 今日はポカポカ

チューリップの花壇2・20

暖かい_ 17:50

建物の陰には僅かに雪が残るものの、柔らかい日差しに誘われて午前中ちょいと散歩に出る。

駅近くまで足を延ばし、先ずは馴染みの床屋さんへ。さっぱりしたところで図書館に行き、資料本の返却。ちょっと期間オーバーになってしまいました(今後は気を付けます!)。

帰り道、個人商店の「デコポン入荷しました」の張り紙につられ、1キロ(5個)だけ買う。

840円也。

旧仕事場に寄り、しばらく振りに庭の草むしりと水遣り。チューリップが揃って順調生育中。うん、これなら楽しみですな。

かなり歩いたせいもあってか、ちょっぴり汗ばんでの帰宅となった。そろそろ春も近いのかなぁ…

講談社から「刊行のお知らせ」というのが届く。発行部数と価格と印税額が書かれてます。ちょうど今日が、奥付けの発行日でもありますね。駅ビルの本屋さんには未だ無かった(なんだ、また覗いたの?!・笑)。

仕事の方は、只今「フランス革命からナポレオン」というパートを作画中。ちと解説文が多いので、文章を少し整理しながら描いてます。歴史ものだし、ついつい硬いものになってしまうのですねぇ。

2008-02-18 税理士事務所へ

確定申告_ 19:42

今日から受付とのことだが、私は今日、毎年お願いしている税理士さんのところへ出向いた。

昭和59年度分からだから、もう4半世紀の付き合いです。簡単になったとはいえ、いまさら自分でやりますとも言い出せませんや(笑)。書類を渡して、「じゃ、よろしく」で済んでしまうから、ついついね。

今年からはこの税理士事務所も「電子申告(e-Tax)」を採用とのこと。で、ハンコも不要となった。

帰途、通りすがりの大型書店に寄ってみたけど、私の文庫、さすがに未だだった(定例の発行日は20日ですから、あさって?)。

ベストセラーと帯に書いてくれた「マンガ聖書物語」(講談社+α文庫)と、並んで隣の棚に「グリム童話」全3巻(だいわ文庫)はしっかり確認。ここに先ずは平積みされるんだなぁ…と、想像だけしてきました(笑)。

日本漫画家協会」から、会報「JCA通信」No.196が到着。

1、2面は<パリ「SNBA」の旅>と題した、花村えい子さんご自身のレポート。

「花村えい子氏、フランスで漫画展」「ルーブル美術館少女漫画が!」と見出しがうたれてる。凄いですねぇ。

中野晴行さんの「ボクの編集ノートから」という連載に、「今年は二人の大物が生誕100年を迎える」とあります。

一人は「少年ケニヤ」の山川惣治、そしてもう一人が先日も「なんでも鑑定団」で単行本が話題となった杉浦茂

いやぁ、それはそれは!ですねぇ。今年は手塚治虫生誕80年だ!ってことばかりが語られてますが、この偉大な先人の記念すべき年でもあるってことは、実際に、もっと知られてもいいことです。中野さんのこの指摘とご提言には頷かされました。

1908年の、山川惣治は2月28日、杉浦茂は4月3日が誕生日とのこと。

私にとっても、半世紀前には夢中で読んだお二人ですもの。

nagataninagatani 2008/02/18 19:49 『杉浦茂の<夢十夜>』。
小説で書いてみたいです。
たとえ、1作だけでも!どんなことになっちゃう
んでしょう?

manga-domanga-do 2008/02/19 13:26 とんでもなくシュールなものに…なりそうですね。
いよいよ次回作ですか?先生。

nagataninagatani 2008/02/19 17:53 いやいや、単なる「思いつき!」にすぎませんが。
ねえ、何か面白いものが書けそうな気も…。

でも、すごーく地味な夢で
読者に????って思わせて
怒られる。
これは、よくありませんね。

今回の小説も「某編集者」が夢を見るんです。
サテ、どうなっていますかはヒミツ(笑)。

2008-02-16 「マンガ メディチ家物語」文庫版

「マンガ メディチ家物語」文庫版

見本到着_ 10:17

おお!同じだ(笑)。

元本と同じ鈴木成一デザイン室の装丁

やはりイメージを合わせていただいたようですね。

サイズが小さくなった分、ボッチチェリが削られて、その代わりに?最後の晩餐が加わってる。

帯がなんとも派手ですが、まぁ、仕方がない…かな。

店頭には来週あたりからボチボチ。

講談社+α文庫、全270ページ、本体価格743円(税別)です。

よろしゅう。

マンガ メディチ家物語 フィレンツェ300年の奇跡

nagataninagatani 2008/02/16 22:28 鈴木成一デザイン室!なかなかいいですね。
帯の部分の計算がしっかり出来て、「文庫」の
シンプルさからポッチチェリを省略。
文句ない出来ではないでしょうか。

manga-domanga-do 2008/02/16 23:43 「ありがとうございます」
って、私が言うのも変ですが(笑)、
なんだか嬉しいですよね、この格調の高さ。
で、中身はどうなのよ? との声が心配…デス。

2008-02-15 2件の

連絡と報告_ 16:57

担当さんより「マンガ メディチ家物語」(講談社+α文庫)見本を発送したとの連絡。

15日出来との予定通りだ。さて、どんな仕上がりになっているのでしょう。今回、装丁見本も見ていないから、ちょっと楽しみ。元本のコンセプトとあまり変わらないデザインとは思うのですが…ま、明日には判明。

モノづくりしている友人から「ブログを始めた」との報告。

さっそく訪問。ホントに昨日からのスタートですねぇ!私同様、<情報発信>の目的も有るようです。素敵、素敵!…では、多少は先輩を気取りましょうか(笑)。

先ずは気ままに日々の雑感からですよ。アレもコレもと欲張らず、あせらず、のんびりといきましょう!…なんてね。いずれ、ご紹介を。

2008-02-14 絶版本の到着

麦麹と自然塩

おやおやご丁寧に。_ 15:40

担当編集さんから「マンガ版聖書/旧約・新約物語」(講談社・刊)一時取り扱い停止(といっても、要は絶版)の通知とともに、在庫が見つかったということで、一冊送られてきた。もう無いと聞かされていただけに、その律儀さに感心(笑)。じゃコレ、大切に保存と致しましょう(まだ数冊は自宅書棚にあるけどね)。

画像は「塩きり」。

「みそひともんちゃく」御用達の本庄市の麹屋「中沢食品」さんの麦麹一升と、結晶状の自然塩500グラム(上)を、麹をほぐしながら塩と馴染ませるよう、ていねいに混ぜ合わせます(下)。容器は鍋でも鉢でも桶でも、板やシートの上だってOK(私はアルミの捏ね鉢をご愛用)。これで麹のこれ以上の発酵が抑えられるのだ。袋に戻して涼しいところに保管しておく。

それじゃ、大豆を煮るまで待っててねと。

2008-02-13 お洒落な

「巡礼・永島慎二先生」第1号

小冊子_ 23:56

野間敏徳さん(パロマ舎)から「巡礼・永島慎二先生を訪ねて・第一回」(季刊/第1号)が送られてきた。

おや、第1号ですか!先日の私へのインタビュー取材が最初だったのですね、そりゃ光栄だ(すでに何人か訪ねられたとばかり)。2005年6月に67歳で亡くなられたマンガ家永島慎二さんの思い出を、ゆかりの人々を訪ねることによってまとめていこうという試み。

永島さんの最後のアシスタントだった野間さんならではの企画です。

しかし、私自身は永島さんとの間には、この企画に見合うほどの深い交流があったわけでもないので、タツノコ虫プロ時代にお目にかかったときの印象と、弟子入りを断られたときの話、後年に再会したときのこと程度しか語っておりません。

マンガがらみなので、手塚先生や虫プロ関連の坂口尚、真崎・守、北野英明なんて名前も出てきますが、残りほとんどが私個人の思い出ばなしです。

そんな中身はともかく、この小冊子、一面がハガキくらいの大きさで、横長の紙を折りたたんでの全8ページ。なかなかお洒落な体裁に仕上がっていますね。さすが、豆本出版社の実力発揮といったところでしょうか。

資料?として、十数年前に永島さんからいただいたハガキが載っています(紹介画像の左下)。他は私の写真が数点(笑)。

いずれパロマ舎のHPhttp://www.mamehon.comを通じて公開(希望者には郵送料のみで発送)の予定とか。さて、ならば次回はどなたに取材となるのでしょう?

このところ、「これって、ちょいボケ?」ということが続いてショック。

夕方近くに娘の車を借りて出かけ、すぐに戻ったのだが、暗くなってご近所さんが、

「車のライトが点いてますよ」

スモールでなくヘッドライトだったのでかなり焦ったが、どうやらエンジンはかかってホッと(すぐにGSバッテリーチェック)。運転してた時は明るかったし、私にはライトを点けた記憶自体が無いのだ。

もう一つは、確定申告で税理士事務所に電話するつもりが、

「はい、日本漫画家協会です」

「…え?…あ…ま、間違えました!」

私は協会からの税金相談会のハガキを手にしていたのだ(税理士事務所からも似たようなのが来ていた)。ということで、改めて税理士さんに連絡。来週頭に会うこととなった。

日曜のリボンの置き忘れといい、こうやって爺さまになっていくんだろうなぁ…ヤレヤレ。

今年の仕込みの味噌材料、とりあえず麹の発酵を止めておくため、「塩きり」を済ませた(9升を手際よく小一時間で)。

2008-02-12 答にならない答?

「応答室だより」2・11

なんだかなぁ…_ 09:43

昨日の朝刊に、先般の投稿「古漫画雑誌焼却」に対する読者からの反応の記事が載っていた。

(当日記の1月28日をご参照)

「応答室だより」というコーナーで、見出しは「漫画雑誌焼却の投稿に驚きの声」。

やっぱりね。おかしいと思ったのは私たちだけではなかったのですよ。

紹介しますと、「複数の漫画愛好家から<高値で売れるのを知らないのか><作り話ではないのか>との声が寄せられました。投稿者に確認したところ、<高値で売れるのは知らなかった。段ボール箱が30以上もあって早く何とかしたかった>そうです。」

しかし、これではまったくもって疑問に対する答にはなっていませんねぇ。

多くの漫画ファンの「?」はこんなものだった筈。

●3000冊という膨大な数の雑誌が、一般家庭の押入れに入る量なのかということ。しかも数十年間(ほぼ半世紀!)にわたっての保管とは!

当時に発行された月刊雑誌のほぼ全て(「漫画少年」「ぼくら」「少年クラブ」「少年」「おもしろブック」「少年ブック」「野球少年」「少年画報」「漫画王」「冒険王」「日の丸」「幼年クラブ」…まだあったかな?)を、創刊から休・廃刊まで一号残らず完璧に揃えた場合に、やっと1500冊に届くかというところ。(「少女」「少女クラブ」「少女の友」とかの女性誌を含めてあげてもいいけど)3000冊というと、これらをさらに複数冊所有していない限り、とても無理な数字なのです。

●なぜ、今の時代に古紙のリサイクルも考えずに、焼き捨てる必要があるのか。

●「なんでも鑑定団」を引き合いに出すまでもなく、そんな蒐集(収集)家が古漫画の買い取り事情を知らない筈がない。

手塚治虫のカラー色紙が、個人の許に100枚もまとまって存在することなどありえない。

というように、まぁ、普通に考えれば<ガセな話>です。

もし実際に焼いていたにせよ、その数をとんでもなく「針小棒大」に書いたものなのでしょうね。

記事のおしまいの方に「<あけくれ>には投稿も多く、どれを選ぶのかは担当者泣かせだそうです。」となにやらエクスキューズも。手塚色紙については一言も触れてませんしね。

普段から漫画・アニメに理解の深い筈の東京新聞さん、「焼いてスッキリした!」という投稿には、「それでは漫画が可哀相」と感じて欲しかった…(哀)。

本日、お味噌の優勝カップに下げるリボンに喜多川さんの名前を書いて郵送。

大祭当日、リボンを自宅に置き忘れて会場入りしてしまったのです。その場で書いてお渡しすべきところなのに、ポカやりました。

「グランプリ受賞の記」(昨日の日記末尾にリンクしました)のカップの写真、リボンを付けてリアップしてくださいね(笑)。

nagataninagatani 2008/02/12 19:40 ああ、やはりね。
掲載したのは、編集に反省があったからだと思いますよ。いしかわじゅんさんの『漫画ノート』のメール送信をしたところです。
これが「校了」ってことだったら、貴兄の批判を
「読者が言ってます」とメールに書いてみようと
思っていたところでした。

manga-domanga-do 2008/02/12 22:30 面白がって?採用してしまった手前、批判する読者に対して「なんとかこんなところでお許しを」ってところでしょうか。
スッキリ解決にはほど遠いけど、ま、<作り話>だったということで。
書評、楽しみにしております。

喜多川拓郎喜多川拓郎 2008/02/13 21:31 リボン届きました!
有り難うございます。

2008-02-11 次次次点って…!

審査風景

13位_ 11:34

さて、今年の「みそひともんちゃく」例大祭。公民館に昨日の雪は残っているものの、快晴。さすが、開祖が「私は晴れ男ですから」と自慢するだけある。

皆さんそれぞれ「手前味噌」を持参して、一年ぶりの再会に笑顔、笑顔(胸には闘志)。

午前中、味噌材料の仕分けと荷造り。お手伝いの方々も馴れたもので手際がいい。私の材料は、友人が車で運んでくださることとなって大助かり。感謝!

午後から例大祭の開始です。司会は村山明。開祖・増岡弘の挨拶。近石真介の乾杯の音頭(といっても、お茶とジュース)でスタートとなりました。

皆さんご歓談。私は例年どうりに出品受付担当なので、すぐに別室へ移動となります。

今年も「あながま会」主宰の大塚先生が最優秀者には抹茶茶碗、その他の入賞者用に今回は湯呑み茶碗を12も提供くださった。つまり、10位まででなく、次点、次々点、次々々点までが、副賞としてその湯呑みをいただけることになる。先生、太っ腹!ありがとうございます。

出品は例年よりやや少ない全28点。ほぼ半分の方が賞の対象となるわけです。是が非でもここは外したくありません。

今年も、お味噌を提出されないゲストの方々に「ご味見番」をお願いしての厳正審査。

同じ材料で仕込んでいるのに、色、味、香り全て違うから面白い。煮方とか、保管場所とか、お世話具合で変わってくるのですね。でも、皆さん、ご自分のが一番美味しい!と。

祭のクライマックスは審査結果発表ですが、今年はその前に、例年参加されていた草薙幸二郎さんの姿がもう見られないということで、黙祷をしましょうと。同じく鬼籍に入られた村越伊知郎さん、峰惠研さんを偲んで全員「黙祷」。会の歴史もそろそろ三十年に近付くのですもの、哀しいこともありますね。

気持ちを切り替え、子供たちも楽しみに待っていた(ご家族参加も多い)審査結果の発表です。これは私のお役目。

発表は入賞の10位から開始で、次第に盛り上がる趣向。名前が読み上げられるたびに上がる嬌声、歓声と笑い声。中には「呼ばれるのが早すぎる」なんて不遜な輩も。近石さんは5位で安堵のため息。準グランプリに涙ぐむ若手女優さんには拍手が。

そしてグランプリ受賞は、好漢、喜多川拓郎だ。やったね、おめでとう!!!

残るは三つの湯呑み。11位、12位…(残念だけど貰って帰りたい。手ぶらは嫌よ)まだ名前の呼ばれない方々の声なき声。そしてラストの13位。…注目の中…それを手にしたのが、そう「私でした」。アララ、皆さん大ズッコケ!(笑)。なんともはや…でありますなぁ。でも嬉しい。

出品した全員、全部のお味噌でつくった「トン汁」を皆で美味しくいただいて散会。来年、またお会いしましょうね、半数の方は雪辱を期して!かな?。

夕方から場所を変えての二次会(お疲れさん会)。やっとお酒を口にする(この集いで飲むのはホント久し振り)。こちらも楽しかった。

※(12日追記)喜多川さんの「グランプリ受賞の記」がアップされました。

http://kitagawatakurou.net/omoituki/

優勝カップ、副賞、私が書いた賞状なども見られます。私の姿もチラリ…(笑)。

喜多川拓郎喜多川拓郎 2008/02/12 19:34 いろいろお世話になりました。
今賞状をどこに飾ろうか考えているグランプリ受賞の喜多川です(エッヘン)素晴らしい賞状を2枚も書いて頂き恐縮です。連覇を目指して・・おっとこれがいけないんですね〜肩の力を抜いて、ひたすら美味しい味噌作りを心がけて仕込みたいと思っています。有り難うございます。

manga-domanga-do 2008/02/12 22:50 長い歴史、過去に連覇はおりません。
どうぞ前人未到の偉業をば!

2008-02-09 確定申告ねぇ…

税の季節到来。_ 23:48

明日は「みそひともんちゃく」大祭。カミサンのBDと重なってしまった(一日不在ですがご勘弁)ので、前倒しで昼に娘たちと郊外レストランにてお祝いランチ。

戻ると、「日本漫画家協会」から税金相談会のお知らせが来ていた。そうか、今年も確定申告の季節到来ですか。そういや、支払い調書がいくつか届いていたっけ。協会はこういったお世話もしているのですね。私はいつもの税理士さんにお願いすることになるから、せっかくですが、ということで。私の場合、書類整理も大した手間ではないので、今月中にでも渡しに行きますかな。早めに提出してもらえば、還付もいくらか早いでしょうから。

夕方に毛筆で「みそひともんちゃく」表彰状書き開始。文面のテーマはやはり(「偽」でなく)「真」でしょう。本物を作っている仲間の誇りとしてはね。

佳賞のB5サイズから最優秀賞のA3まで、次点の惜賞を含めて全11枚。ふう〜、シンドイ!これらのどれかにでも自分の名前が入って戻ってくれば良いのだけれど…(願)。他にも受付票やら審査カード、採点表作成と、結局、今年も全てがギリギリになっての作業でした。

雪が積もってる。荷物は多いが、明日は車で行くのはあきらめるとするか。されば二次会で飲めるぞよ!!!

2008-02-08 いい天気!

ビオラ

ちょいと外へ_ 18:34

ベランダの鉢植えビオラが咲いている(画像は内の一つ)。近付くといい匂いがします。

花ガラを摘むとき、おかしな形に欠けた花びらに気付く。実は鳥が花を食べていたのでした。最近やけに野鳥が鉢の上に乗ってると思ったら、そういうことね。匂いに釣られて来るのでしょう、きっと。どんどんお食べ。

お昼前に銀行と郵便局へ(ついでに年賀ハガキのお年玉くじの引き換えを。切手シートが5枚。毎年こんなもの)。

で、行列の絶えないと評判のパン屋さんに寄って帰宅(お目当てゲット!)。

午後、講談社から出版契約書が届く。

最近、郵便物の配達が遅い。以前はお昼前後だったものが、このところずっと夕刻だ。ヘタすりゃ夕刊の方が早い。これも民営化の影響か? 今日も窓口で、

「(為替発行の)手数料が10倍になったっていうのはホントなの?新しい料金表をちょうだいよ!」

と、オバサンが大声上げていたっけ(キレない、キレない!自省を込めて・笑)。

それはともかく、契約書は二枚の内の一枚に署名捺印して返送だ。内容に、著者割引で購入できる部数の上限が入っている。へぇ〜、こういう条項は初見です。

ちょっと驚いた。

仕事の方はようやく「ウェスレー兄弟」にけりがつくか…というところ。

次はナポレオンとローマ教会の絡みを描くという、またまた難題。当然、フランス革命も出てきます。コスチュームなんぞが面倒そう…。

ペン入れしつつ、「大祭」で渡す表彰状の文面を考える。手と頭、同時に別々の作業は難しいぞな。

2008-02-07 放蕩息子の帰還(Byイエスのたとえ)

夜中のノック_ 19:19

日付も変わり、さて就寝と消灯したところの寝室にノック。

「ん?!」

「さっき、明かりが点いてたから」

突然の、倅の帰宅だ。いやぁ、驚かせてくれるぜ! 

さほど遠くでもない都内暮らしというに、年に一、二度(それも短時間)しか顔を見せない男なのだ。

「どしたのよ?」

と、カミサンも起きてきた(アラ嬉しそう)。

そこから夜中三人で炬燵に入っておハナシ。一応の近況報告をする息子を前に、両親なんだか妙な高揚感です(笑)。3月に異動で、今度はちょっと遠方に行くそうな。キャリアアップ(親バカ?)ということらしいが、はてさて、どうなることやら…これからも姿を見せないことに変わりはないだろうし。

そして彼、今回は十数時間も曝睡したのち(夕刻目覚めて)立ち去ったのであった。

講談社担当さんより「メディチ家物語」文庫版、献本をどうしましょう?とのメール。「無しで結構」と返信。が、パブリシティは適宜よろしくに(候補をいくつか提示した)。今回、個人的にも元本を差し上げた方にはパスさせていただきます(どうか悪しからず)。

むむッ、不機嫌の要因からメールあり。文面に、追い撃ちとなる(アホか!)。

いのちのことば社担当さんからは、再刊本「イエスのたとえばなし」の印税率の相談電話。いろいろとあるものです。

2008-02-06 いいモノ見た!

杉浦茂_ 14:46

昨夜の「なんでも鑑定団」(テレビ東京)の杉浦茂の単行本にはビックリ!

「少年地雷也」かぁ、実に懐かしい…。いやぁ、突然こういうものを持ってる人が登場するから、この番組、うっかり見逃せない。50万円(私はズバリ当てた!)という値段はともかく、そのマンガを愛してやまない様子を見て、嬉しくなってしまいました。

紳助が「こんな人、数人しかおらへん」なんて言ってたけど、とんでもないことです。懐漫ファンの凄さ(層の厚さ)を知らないな(笑)。

講談社より文庫版「マンガ メディチ家物語」見本が15日出来、とのメール連絡。

いよいよだ。で、折り返しに定価と発行部数を問い合わせ。返事は…定価780円(税込み)。

発行部数は「へぇ〜」ということで、一応ナイショ。

船虫小僧船虫小僧 2008/02/06 23:32 時々杉浦先生の本を読みたくなりますね。今、手元にあるのはペップの選集ですがなぜだか虫コミックスの猿飛佐助とドロンちび丸に愛着があります。

manga-domanga-do 2008/02/06 23:42 コロッケ五円ノスケ最高!
カツ坊さん、番組観てたかなぁ?(笑)

nagataninagatani 2008/02/07 00:17 >杉浦先生
大昔、タイガー立石さんに連れられて、ご自宅へ
行ったんでした。
で、その後、フジオプロのファン誌「まんがNo.1」に『みふねさん』の連載を描いていただいた。
懐かしい1968〜9年ころの思い出があります。

番組、偶然見ました。
570万円!という値段のすごさ。
本の状態もなかなか良かったですね。

manga-domanga-do 2008/02/07 10:16 昨夜届いた友人のメールに
「おでん串のすけを知ってる○○より…(ため息)」ってありました。ハハハ…
アニメの現場にも杉浦茂ファンは多かったですね。
「まんが日本昔ばなし」の「力太郎」なんて、まさにオマージュそのものですから!

船虫船虫 2008/02/07 23:30 杉浦先生、休刊直前のヤンキン最終号に現役バリバリ、粋な作品を描かれていましたっけ。

カツ坊カツ坊 2008/02/08 10:33 カラー表紙見てるだけで楽しかったですね。
570万円は意外と安いなーと思いました。

manga-domanga-do 2008/02/08 17:37 おお!見逃さなかったのですね、良かった良かった(笑)。

2008-02-05 なんだか…

不機嫌(笑)。_ 20:47

遅々として進まないペン入れも重なってか、若干イラついているようだ。

ま、ご機嫌ナナメの理由は分かっているのです。

普通、歳を重ねると丸く柔らかく、温和になるものなのだろうが、どうやら、こらえ性が無くなり、角ばり頑迷になってくるというのもありそうですね。

理不尽?!と感じるものに対し、「まぁいいか、そんなこともあろうさ」と思えなくなるのだった。だんだん、じわじわ、次第次第に腹が立ってくる。一つでも納得する材料が出てくれば、そこでスーッと収まったりもするのだろうが、ただいま、隔靴掻痒という困った状態なのだ。<触るな、危険!>ってところかな(笑)。

そんな夕刻、同人詩誌「礁」(穂高夕子/編集・発行)第5号を拝受。いつもお気遣い下さり、ありがとうございます。今号は詩が少なくエッセイが多いが、素敵な発信の数々は、今の私にはとても嬉しい。

そういえば、我が若き日々の短詩の師であるところの「山村祐先生を偲ぶ会」が今週末にあるのだった。出席の立場に無い私は、一人そっと偲ぶのであります。

2008-02-04 立春

晴れてはいるが、外出せず。_ 22:05

結局「書展」には行けずであります。

都合がつけば現地で落ち合いましょう、と申し合わせていた横浜のHさん(82歳)にもお詫びした。「こんな雪の後の外出は無理だから、むしろ良かった」との優しいお言葉。ありがとうございます。で、「5月の新宿での展示会にはまた賛助出品をお願いします」と伝える。「じゃぁ、水墨画でも描きましょうか」との、嬉しいお返事。では、よろしくに!

野間さん(パロマ舎)から届いたテープ起こし原稿の再校チェック。もう、これでOKでしょう。

月刊「広場」の原稿は、次回から直接の版下となる書式で書くことにした。これで、主宰の負担軽減となる。もっと前からこうしとけば良かったのにと、ちょっぴり反省。

…にしても、「ウェスレー兄弟」ペン入れのペース悪し(苦闘中)。

2008-02-03 あら早い!

「広場」2月号

「広場」2月号_ 11:30

窓の外は久し振りの雪景色…そんな中、毎月10日頃に発行される筈の月刊「広場」が、もう到着した。

編集作業がことのほか順調に運んだということでしょうか、主宰の奮迅振りが目に浮かびますね。今後もご迷惑をかけぬよう、私も締め切りを順守しましょう。

今号の表紙は広井良昌さんの「店」。

「陣屋」っていううどん屋さんが川越にあるけど…もしかしてコレ改装前のかしら?いい風情が出てますねぇ。

今号の目玉は長谷邦夫さんの「マンガ講師体験記」(前篇)かな。

講師業?の舞台裏などが紹介されていて、実に興味深い内容ですね。にしても、3時間の講義のために、往復10時間と1泊をかける!なんて凄すぎますって。まさに先生の「漫画に対する愛」が感じられます。今から(後編)が楽しみ。

他には恒例の手塚関連と…そう、いつにも増して「懐かし映画」の記事多し。

私の「並木座ウィークリーと共に」での紹介画像の文が読めないよとのご指摘。これは権利問題に対する主宰の深慮遠謀であって、けして意地悪ではありません。どうぞご理解を(と、いってもこのあたりの判断は難しいですねぇ…今号では復活?)。

巻末の永田竹丸さんの「わたしの漫画50年」は、絞られたテーマでの記事がボリュームたっぷりなのに驚きつつ、懐かしい気持ちと共に一気に読みました。

おっと、もう一つの記事には驚いた。なんと、それは主宰の奥様の原稿だ。創刊以来38年、この方の支えがあってこその「広場」なのですねぇ。深謝!!!

じゃ、私もちょっと早いけど、前号分を転載。

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「並木座ウィークリー」と共に  第七回

──マイ・オールド・シネマ・パラダイス──

昭和32年秋、カズに遅れること一年ばかりののち、カズを並木座に引っ張った創立時からの支配人で、「並木座ウィークリー」の編集人でもあるSさんが並木座を辞した。当時の映画プロデューサーでもあった小川吉衛がオーナーの会社「Y手興行」からのヘッド・ハンティングだった(小川吉衛の奥さんは女優の山根寿子、後年お目にかかったことがあるが、綺麗な人だったなぁ…余談)。

任された映画館は「目黒スカラ座」。観客数100人ばかりの小さな映画館と違い、目黒の権之助坂途中に在る、当時洋画のロードショーをかけていた大きな劇場だ。並木座の基盤は出来たということでの円満退社、Sさんはここでまた「清瀬映画」で働いていたカズに声を掛けるのです。

「そんな僻地でくすぶってることはないさ。また一緒にやろうぜ、兄弟!」と、言ったかどうかは知らないが(清瀬に失礼だ・笑)カズはまたそれにホイホイと乗ったのです。翌年には清瀬映画を辞め、再びSさんの元に馳せ参じた。まぁ、このSさんとは以降数十年、亡くなるまでのお付き合いが続くんだから、もう実の兄弟みたいなものですね。私などには窺い知れない深ーい結びつきがあるのでしょう、きっと(私の「身元保証人」ということにもなっていた)。勤務地が目黒ということで、カズ一家は再び私と祖父母が暮らす椎名町から去っていきました。新しい住まいは…不明(笑)。

では、腕利きで鳴らしたカズは目黒スカラ座の映写技師になったのかというと…これが実は実はでありまして、Y手興行というのは文字通り「興行」会社でありますから、やっているのが映画館だけではないのです。カズに与えられた職責は、な、なんと、「パチンコ屋の支配人」だったぁ〜〜〜ッ!!!

このパチンコ屋さん、目黒スカラ座の手前隣に在りました。当時のパチ屋(こう呼んでいた)は、台の裏側に狭い通路があって、「オーイ、出ないよ」台の上からおねぇさんが顔覗かせて「どうしました?」なんてね(笑)。カズ一家の住まいは、不明の筈だよ、そこの住み込みだったのだ!

小学校の6年生だったかの私は何度か遊びに(?)行ったことがあるけど、カズはパチンコ台の扉を開けて、短い金属棒の先にパチンコ玉が溶接されてる奴で釘の撥ね具合を確かめたりの、いわゆる「釘師」って奴をやってましたよ。曲げた人差し指の上でその金属棒を微妙に上下させて玉を釘に当てる。これが、けっこう面白い(笑)。だから、私も台の裏側のメカニズムなんかを感心して見ていた「へぇ、こうやって玉が流れていくのかぁ…上皿と下皿の玉の重さで台の傾きが変わるとはねぇ」。従業員の部屋に置いてある研修用の台で打たせてももらった。「天のこの位置を狙って打つんだ。ここの釘の開き具合が決め手だぞ」なんて十二歳の息子に教えるバカ親の指導の下で。しかし後年、私にはこれがとっても役に立ったのですな(余談・笑)。

妹たちはそろそろ学齢だし、さすがにこれは良くないと思ったのでしょうか、ほどなくカズはY手興行が新たに自由が丘にオープンした映画館「自由が丘松竹」の支配人となりました。今にして思えば、おそらくその約束での清瀬映画からの引き抜きだったのでしょうね。劇場が出来上がるまでの間、ちょっとだけ頼むよという「釘師」役。なんたって腕の立つ技術屋さんだからね、カズは(ヤーさんにも顔が利くし・笑)。

なかなか映画の中身の話が出てこないね、今回は。まぁいいか。「自由が丘松竹」は文字通り、松竹映画の封切館です。そこの話は次回にでも。

じゃ、25号から28号のご紹介。

●25号 今井 正 素描    

この号あたりから映画人の似顔が表紙に登場し始めます。どれもみな達者な筆致ですが、残念なことに作者の紹介が無いものが多い。イニシャルが入っていたりもするが、それだけでは特定は無理。描き下ろしなのかどうかも不明です。専任の絵描きさんなんていなかったでしょうしね。

上映は「今井 正選集」として六日間、三日間、五日間のスケジュールで次の三作品が。

「にごりえ」(文学座・新世紀映画社共同製作)

第一話「十三夜」主演・三津田健/丹阿弥谷津子/芥川比呂志

第二話「大つごもり」主演・仲谷昇/久我美子/中村伸郎

第三話「にごりえ」主演・淡島千景/山村聰/杉村春子

脚本は全て水木洋子/井手俊郎 音楽・団でもこれ、二月に「並木座」で上映してるんですよね(ウィークリー第十七号参照)。先ずはそのときの好評に応えてのアンコール上映なのでしょう。 

「山びこ学校」(八木プロ・日教組共同製作)

脚本・八木隆一郎 主演・木村功/岡田英次/杉葉子/滝沢修

無着成恭先生のベストセラー、山形県元村の中学生の作文集「山びこ学校」の映画化

「また逢ふ日まで」(東宝作品)

脚本・水木洋子/八住利雄 主演・岡田英次/滝沢修/久我美子/杉村春子

太平洋戦争の末期、若い二人の美しいふれあいをうたう恋愛至上主義の映画」とあります。この映画、今井監督特集をやるとの予告で設置した場内投票箱による投票で、「にごりえ」に次ぐ第二位だったとのこと。観客の希望にちゃんと応える方針が素晴らしい!ちなみに第三位は「山びこ学校」「ひめゆりの塔」「どっこい生きている」が競って、結局、最も上映機会の少ない「山びこ学校」を選んだと。この姿勢も偉い!

映画随筆(その二十五) もう一人の今井さん  井手俊郎

あんまり皆が今井正を讃めたたえるので、僕は今井正の悪口を書くつもりでいたが、知らず知らずのうちにやっぱり今井正を讃めている。僕の友達だった頃の今井さんは勘の鈍い、呆然とするほど下手くそな監督さんだった。書いているうちに今井正と今井さんは別の人間だということがわかって来た。 ……ということを、もっと上手に書いてます(笑)。(1954・4・7)

●26号 京マチ子 寸描 

この絵も作者不明。前号とは別の人です。

上映は「或る女」(大映作品)

あれ、企画に(前述の)小川吉衛の名が!

原作・有島武郎 脚本・八住利雄 監督・豊田四郎 

主演・京マチ子/芥川比呂志森雅之/船越英二

有島武郎の代表作ともいえる「或る女」の映画化。主人公「葉子」は国木田独歩の最初の妻がモデルという。才色兼美の女が、所詮は女として、自分自身の肉体の生理に打ち負けて行く、道程が、乱淫な女とも見るべき様相の中に深刻な問題と波瀾を呼んで行くのである。 ……って、オイオイ!(笑)。ちなみに、愛欲におぼれる相手役「倉地」を演じる森雅之有島武郎の遺児です。

映画随筆(その二十六) 葉子のイメージ  豊田四郎/京マチ子

主人公葉子のイメージと京マチ子のイメージがどう重なるのかといった対談の様子を「日本映画」三月号よりの転載で。

〈支配人室〉(編集後記)

「地獄門」(大映)がカンヌ国際映画祭でグランプリを得たが、天然色の映画であるため長期間の使用にたえず、ニュープリントが出来るまで、並木座での上映が企画できないのが残念。京マチ子はこれで「羅生門」「地獄門」と二つの門のグランプリ女優となったが、「凱旋門」のバーグマンぐらいに広い芸域で益々頑張ってもらいたい。

「山びこ学校」の楽日にヒョッコリと本物の無着成恭先生が学生服で並木座に来られましたがボーヅ頭で元気でした。(1954・4・21)

●27号 三年前の自画像 えと文 高峰秀子

これはご本人の書下ろしですね。

上映は「女の園」(松竹作品)

原作・阿部知二(「人工庭園」より) 脚本、監督・木下恵介

主演・東山千栄子/高峰三枝子/金子信雄/高峰秀子/久我美子

〈解説〉人格主義を標榜して、いま尚根強い封建的教育を実践している女子大学に材を採り、学問と人間の自由を叫ぶ女子大生のいくつかのタイプを通して、近代女性の生活と恋愛の姿を描く野心的な女性映画である。今日の若い女性は古い思想の牢獄をやぶって美しく、正しく、健康に生きなければならない。 ……うーむ、なるほど。

映画随筆(その二十七) 「女の園」と木下監督 淀川長治

木下監督の映画表現の若々しさについて、具体的シーンを挙げながらていねいに解説しています。 …ヨッ、淀川節!

〈支配人室〉(編集後記)

前号に書いたカンヌ映画祭グランプリ大賞「地獄門」の上映方を大映に申し込んだ所、大変な好意によりまして、次々週に上映出来ることになりました! …と喜びの声。良かったですね(笑)。(1954・4・28)

●28号 事務所々見 え 石川達三

これはまた貴重な資料でもあります。今は無き並木座事務所内のスケッチですから。当時の雰囲気が伝わってきますねぇ…映画人だけじゃなく小説家、画家もしばしば遊びに来たというフレンドリーな映画館。事務所で茶飲み話していくなんて、お洒落ですよね。

上映は「山椒大夫」(大映作品)

製作・永田雅一 原作・森鴎外 脚本・八尋不二/依田義賢

監督・溝口健二 撮影・宮川一夫 音楽・早坂文雄

主演・田中絹代/香川京子/花柳喜章/進藤英太郎

言わずと知れた「安寿と厨子王丸」の物語です。

映画随筆(その二十八) 溝口健二  筈見恒夫

溝口監督の業績紹介を「映画ファン」監督ベスト・テンより転載。

〈WIPE〉という映画界の話題を紹介する新コーナー(前号より)。

ゴールデン・ウィークの結果は東宝「七人の侍」が第一位。やはり観客は一番よく知っている。

「ローマの休日」に主演するオードリー・ヘップバーン、初演にてアカデミー主演女優賞を獲得してその人気たるや大変なもの。まさに世はヘップバーン台風の来襲とでも言ふか。

「馬ッ鹿じゃなかろうか」言わずとしれたトニー・谷の「サイザンス」に次ぐ新造語。自嘲するのか、他嘲するのか、映画の題名にまでなったとは。まさに「馬ッ鹿じゃなかろうか」。

琥珀の女王ジョセフィン・ベーカー来たりて去る。 ……とあります。あー、そんな年だったんだなぁ…(1954・5・12)つづく

nagataninagatani 2008/02/03 13:00 マンガ講師業のお話し、読んでいただけて光栄です。これ、諸学校のやり方に対する、ぼくの
悩みや文句!が書いてありません。
この手の部分は、営業妨害的に学校側が取って
しまうおそれがあるんですね。
本当は「教育問題」として、書きたいことは
多々あります。まあ、この内実については、
学校側との打ち合わせ等で、クレームつけて
改善を図るしかないですね。

manga-domanga-do 2008/02/03 22:01 なるほど…まぁ、第三者には窺い知れない、難しい問題もあるのでしょうね。
講師業、私にはとても勤まりそうにありません(けっこう周辺に増えています)。

2008-02-01 マスオさん(ジャムおじさん)とお話

いろいろと忙しい…_ 17:29

あっという間に2月だ!早いよなぁ…

野間さんから先日のインタビューのテープ起こしが送られてきた。

改めて自分のしゃべりを文章で読むと、実に適当(あやふや)なことを言ってるな、と。何せ40年ほど前のことだから、記憶が定かでないし、矛盾もある。まとめるのにご苦労されたことでしょうが、こりゃだいぶ手直ししてもらいませんとね(笑)。で、急ぎ事実関係に照らし、校正したものを返送した。

増岡弘さんから電話。そうだ!「みそひともんちゃく」大祭が近いのだ(10日)。

お祭りといっても、会場が公民館なのでお酒が飲めません。そこで、会が終わったあと、皆で「ご苦労さん会」をやりましょうと、二次会の会場を予約されたとのこと。さすが開祖!お気遣いをありがとうございます。あと、「あながま会」のことやら、少し世間話(?)を。にしても、マスオさんの声は実に癒されますなぁ。テレ朝の「大胆MAP」での<声優さん顔出し>には出ないのかしらね?前回、波平(永井一郎さん)は登場されたのに(笑)。

…おっと脱線。となると車では行かれないぞ…さて、どうしようか。今年仕込むための味噌材料を持ち帰らねばなりませんから、車は必須なのだが。え?飲まなきゃいい…それもそうです。雲上人の内、二名が今回欠席で、その人の分の宅配便の手配を私が引き受けている。ついでだから私も宅配扱いにするか(ちょいと面倒だが)。

それより、私のお役目の「表彰状」を書いておかなくちゃ!!!

他にも用意しておかなきゃいけないものがいくつかある。

こりゃ、来週も忙しいぞな…もし。