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『萬雅堂』便り

2008-06-12 マンガ家VS編集者

「マンガ編集者狂笑録」

編集者が話題です。_ 14:44

「マンガ家(雷句誠)が出版社(小学館)を提訴」以来、巷?ではなにかと「編集者」が話題です。

私も、遅ればせながら入手の「マンガ編集者狂笑録」(長谷邦夫水声社刊)を読み進めておりますが、そこに描かれている人物は個性的な方々ばかりで実に面白い。小説という形をとっていても、全て実録として読んでしまいますね。長年マンガの現場を生きてきた人間だけが書ける、凄い力業です。

これを読むと、作品としての成功(ヒット&高評価)には、強い信念を持つ編集者と、情熱と努力を惜しまないマンガ家との「めぐり合わせ」が大きな要素というのが良く分かります。

マンガ家が作った作品を受け取るだけでなく、時には作品を生み出す側にも回る。ズバリ共作者と言っても良い場合も(長谷さんは「共犯者」って)。

まぁ、正直、摩訶不思議な職業といいますか、出版社とマンガ家の間の、この立ち位置自体が面白いのですけどね。マンガ家はある種、特異な人間ばかりではありますし、それを御す側として…の存在であったとしても、マンガの成立の過程に編集者を外しては考えられません。

でも、このところの一件においては…特に「人間(信頼)関係」に問題があってのことのようで…実に難しい。金銭(条件)的なことよりもね。

幸い、私にとっては「めぐり合い」は良好です。もっとも、持ち込みや投稿といった形で編集者と対峙したことは無く、大体が依頼&注文を受けての関係ですから、嫌な対応など有ったら困るが。

では、一番最初の読者でもある担当編集者に読んでもらうため、今日もペン入れに励みましょう(笑)。

nagataninagatani 2008/06/12 19:15 ご購読、有難う御座います!
さっそくの感想など、いろいろ参考になります。

マンガ家と編集者の関係は、小説家の場合とは
かなり違った環境で発達してきたようです。
しかし、これが「共犯者」(竹熊健太郎さんの
言葉なんです。)として、作品が発展してくれれば
いいのですが…。

どうも、発行部数が大きくなるに従って
編集者の立場が強力になり、作家の個性を
<部数>をたてに、編集部の都合に従わせて
しまう例が増えていたようです。

そうした状況に対する「警鐘」の意味も込めて
今回の諸作品は書かれています。
<イジリ過ぎなさんよ>と、ぼくは言いたい。

大出版社の編集者は、相当に選びぬかれて
入社してきた<優れ者>です。
しかし、マンガに於いてではない!!
ただの知性が、若いマンガ家より、ちょっと
あるくらいで、上位に立って、威張り散らす
など、問題外のことですよね。

作家の隠れた意識から、さらに新しいものを
見つけ出し、育てていかねばならないはずです。
先人編集者の姿を、ぼくの小説からも知って
もらいたいものと、思ったりもします。

manga-domanga-do 2008/06/12 20:45 大変面白く読ませていただいております。一晩一章、あと少しで読了デス。
にしても、トキワ荘の至近で子供時代を過ごした私としては、舞台が明瞭に浮かんで困るくらい(二股→二又交番とか・笑)。
先生、椎名町五丁目(5−2253)ですよ。落合電話局は四丁目ですが(へへ、校正しちゃった)。

nagataninagatani 2008/06/12 21:40 道路隔てて一丁目違いでしたか。
二又ね〜。そうか…。

他にもいろいろあるんですよ。
2刷りが必要。
全て直さず3刷り〜ま、まさかね。