ロイヤルブルーはイギリス王室の公式カラーだそうです。小生、使う万年筆はペリカンM400、こちらはドイツ製です。
『生誕120年 瀧口修造展V』 at ときの忘れもの
10.4 × 14.8 cm
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表題の展覧会が4月5日(金)から開催される。瀧口生誕120年、シュルレアリスム宣言発表100年を記念する催しとのこと。画廊のHPを拝見するとデカルコマニーや水彩などの未公開重要作が多数出品されている。カタログも発行される他、研究者の土渕信彦氏によるレクチャーも2回(4月6日、20日)予定されている。合わせて書籍雑誌100冊の特別頒布も、期待MAXですな。ときの忘れものHP→ http://blog.livedoor.jp/tokinowasuremono/archives/53536222.html
おがたまの木 at 天道神社
この枝か天の岩戸のその昔アメノウズメの手に持ちゐしは
まちなかの名も天道のみやしろにオガタマの実は色づきおりぬ
ひそやかに実の集りて小毬なすオガタマノキここにありとは
健康散歩コースのお宮さんに小賀玉の木がある。解説文には「もくれん科の常緑喬木。高さ18メートル、直径70センチに達する。樹皮は黒緑色で滑らか。葉は長楕円形。光沢ある革質。春、葉腋にやや黄色を帯びた白色の、芳香のある花を咲かせる。花後、果実は集って毬果状をなす。招霊(オキタマ=神霊を招く)の訛ったもの、という説もある。神社によく植えられ、材は常緑褐色で、床柱または器具とし、葉は香料となる。古今伝授三木の一。和名オガタマノキ。黄心樹。」とある。
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[メモ]
(1) 日本神話において天照大神が天岩戸に隠れてしまった際に、天鈿女命がおがたまの木の枝を手にして天岩戸の前で舞ったとされ、神楽で使われる神楽鈴は、果実が裂開して種子が見える状態のものを模したともいわれる。
(2) 古今伝授三木は、おがたまの木、めどに削り花、かはなぐさ。後のふたつについても、いずれ報告したい。
京都の観光ガイドによると「天道神社は長岡京に鎮座されていたものを794年三条坊門東洞院の地に勧進、その後、1574年同地に移る。主神は伊勢皇大神宮の天照大神、左右に正八幡大神、春日大明神、の三柱の神々、境内社に洛陽二十五社天道天満宮、約束稲荷神社、祇園八坂神社、弁財天厳島神社を祀る」
天道神社例大祭→ https://manrayist.hateblo.jp/entry/2022/11/07/060000
白木蓮など
終日の雨模様、健康散歩自粛
2024年 お花見パトロール-2
中京区 光徳公園 3月21日 健康散歩 6,275歩
『UBU』 NO.1 REDACTION・UBU・CLUB
昨日紹介したフランスでの北園克衛モノグラフ『KITASONO KATUÉ 1902-1978』は、林画伯も書かれたように「図版も多数収められた」貴重な一冊。小生が手にして驚いたのは、山本悍右が終戦直後の混乱期に雑誌『UBU』を編集発行されていた事実だった。表紙と裏表紙から内容を推測したいけど、無理ですな。裏表紙(?)の上段に「ユビユ ★ 一号 ★ 詩 ★ 造型」と配されたタイポグラフ(手書き?)がお洒落、椅子と帽子のモチーフは山本の写真で馴染み深いもの、御遺族の話では椅子は現役だそうです(すごい)。『UBU』の参加者は藤井伸八、伊藤紫英、伊藤正斉、北園克衛、野川友喜、大口登、山本悍右で、東京在の北園以外は名古屋地区の関係者と思われ、ネットなどで確認すると藤井伸八以外はヒットした。(ここでは山本、北園については記さない)
● 伊藤紫英(1907-1989)は映画評論家、映画史研究家。市内覚王山に居住。アマチア映画人として映画製作もおこない八重垣劇場の機関誌『シネ・アート』に寄稿。『名古屋映画史8mmから70mmまで』『シネマよるひる』などの著書がある。(エンペディア)
● 伊藤正斉(1913- ) 詩人、VOUに参加、詩集に『壺』コスモス社 1971年、『火の壁』コスモス社 1976年、『乾湿記』VAN書房 1978年、『伊藤正斉詩集』 砂子屋書房 1986年など (bookface’s diary)
● 野川友喜(本名・川野友喜)(1920-1999) 朝日新聞記者として福岡、名古屋、東京等で勤務。詩作の他、文筆も行い、名古屋時代には記者として「人間・言葉」なるコラムを受け持った。新東海新聞にも在職したと推測(徳田秋声文献年表ノート)
● 大口登(1901-1969) 画家、美術文化協会。『地殻』(1940年)などが知られる(日本のシュルレアリスム絵画データベース)
書誌情報は、1948年4月5日印刷、4月10日発行、UBUクラブは山本悍右宅を連絡先とし、編集発行印刷人を同氏がつとめている。尚、印刷所は新東海印刷所(名古屋市中区茶町1丁目14番地)
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下掲の絵葉書は戦前の名古屋市内
9.1 × 14 cm
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廣小路通り(山本の実家・山本五郎商店も近い)
9.1 × 14 cm
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後方の公会堂(鶴舞公園市美術館)で『巴里新興美術展覧会』が催されたのは1933年6月24日〜29日。マン・レイの油彩『画家の室内』と『サン・ジャン・ド・リュッツの夜』が陳列された。どんな様子だったか知りたいところ……
小生は1960年代前半に、この噴水塔の池にプラモデルの潜水艦(ゴム動力)を走らせ遊んだ。鶴舞公園には移動遊園地が置かれたり、桜の季節は花見で賑やか、家から歩いて行きました、懐かしい。
新聞巻き乙女
13.8×18.6cm
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先日、名古屋で求めた海辺で新聞巻き巻きしているお嬢さん(?)の絵葉書(RPPC)を楽しんでいると「THE CALL」ってどこの新聞、どんな記事かと好奇心ムラムラ。それでネット検索すると、驚きましたね、小生と同じ質問を投げかけた御仁がいらっしゃった。
→ https://www.facebook.com/BesideTheVintageSeaside/
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盛り上がった各氏の書き込みによると、新聞は1913年に同じ書体を使用していたサンフランシスコ・コール・アンド・ポスト紙(1913年12月 The Call とPost合併)で、一部3セントからの年代特定は価格暴落があり混乱、船長拘束反乱制圧事件とベルギー王アルバート1世による遺体返還要請の記事から1909年〜1913年の可能性が強いと助言されている(詳細不明)。…… 面白いけど、深入りすると『シエスタ』の原稿に差し障りがあるから、これくらいで(笑)
早咲き桜「春めき」満開
2024年 お花見パトロール-1 3月19日
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高辻通烏丸西入ルの旧成徳中学校、通りに面して早咲き桜満開。
以前にも紹介しました。→ https://manrayist.hateblo.jp/entry/2022/03/17/130000
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お彼岸で、お使いに仙太郎さん…… 甘い物はよろしおす。