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高田馬場からこんにちは― NPO福祉マンションをつくる会スタッフ雑記−

2012-12-18

12/13セミナー「これでいいと思える終末期 健やかに生き、安らかに往く」

11:34

 埼玉県大宮ソニックシティビルで終末期についてのお話を医師である鈴木裕也さんからお話をうかがいました。

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 タイトルの「健やかに生きる」というテーマでは、体を鍛えることと心の安定が大切とお話しされました。具体的には、マラソン、山歩きといった運動と、愛情を注ぐという行為も大切だということで、庭に住んでいるかたつむりやカエルなど身近なものを(費用をかけず)育ててみると、あらたな発見があるそうです。カエルは餌をくれる人と時間を覚えるそうで、その様子のスライドも見せてもらったのですが、なんだかこちらもにっこりとしてしまいます。

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 「安らかに逝く」というテーマでは、不治かつ末期と判断された終末期において過剰な医療をされてきた現状から、自然な死を望む声が多くなるのは当然で、その原因のひとつに医師の教育不足もあるのではとお話されました。また、本人が意思を家族や周りに示しておかなければ、家族も医師も混乱します。エンディングノートのようなものでも構わないと思うので、自分の気持ちは書き残すことも必要だとお話されました。

 会場からは在宅での看とりの可能性、胃ろうや点滴などについての質問に対して現場経験豊かな鈴木先生ならではの回答をしていただきました。詳細は会報誌にてお知らせする予定です。(o)

2012-12-06

「メディカルホームまどか汐路&シニアハウス瑞豊」見学しました

12:14

中部支部では、12/5に2つのホームを見学しました。

 ひとつめは、ベネッセスタイルケアが運営をしている「メディカルホームまどか汐路」です。

ベネッセのシリーズの中で、メディカルホームとついているのは看護師が24時間常駐しているホームで、胃ろうや痰吸引など医療により強いホームです。

地下鉄桜通線瑞穂区役所」駅から徒歩4分。中に入ると明るく、各所に季節ごとの飾りつけがされ、きれいに手入れをされているのがよくわかります。

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部屋の広さは約10畳。トイレはケアのしやすさを考慮してカーテンで仕切っていますが、その分部屋が広くなり、空間としてはゆったりしているように感じます。元気な今見ると狭いと感じますが、体が弱くなってきたときに広い部屋がはたして本当に必要なのか、それよりも必要なケアを受けられる環境のほうが大切なのではないか、ということがよくわかる説明をしていただきました。費用は、入居金0円からも選択でき、その場合の月額費用は介護度により35万円前後です。

 教育事業から発展したベネッセの特徴として、人材育成にも力を入れているとのことで、スタッフは、介護職員、看護師、清掃やシーツ交換などをするスタッフや、設備などの点検・修理をするスタッフが分かれており、それぞれが専門性に集中できるようになっています。ケアに集中できているためか、フロアは穏やかな空気が流れていました。


 ふたつめは、「瑞穂運動公園西」駅から徒歩5分、生活科学運営が運営している「シニアハウス瑞豊」です。高齢者向けマンションなどまだまだ世に少なかった時代につくられた自立した人向けの賃貸住宅です。

 費用は入居時に200万円、月額費用は家賃・管理費・共益費込で14万円弱(1人の場合)です。普通の賃貸住宅と同じですので、スタッフによる介護のサービスなどが提供されるというわけではありませんが、フロントにスタッフが常駐。緊急時の対応や日常相談、安否確認などが費用に含まれます。本当に今の「サービス付き高齢者向け住宅」の先駆けのような住まいです。

 築27年と年数は経っていますが、全部で28世帯と規模も小さく、1階にはお庭が見渡せる集会室があり、スタッフも住まい手もアットホームな雰囲気です。

食事は、それぞれ自宅で料理をされている人がほとんどですが、すぐそばにある家庭料理を提供しているレストラン「和が家」さんからお弁当をとったり、そこに食べにいったりすることもできます。

住戸は1DKから2DKまであり、きれいにリフォームされているところもありますが、畳のあるお部屋や床の間、昔なつかしい昭和のキッチンが残っていたりするお部屋もあり、「かえってそっちのほうが落ち着くのかも?」なんて話が飛び交いました。ちょっとした安心と賃貸の気楽さ、自由度がある住まいを求める人にはぴったりではないでしょうか。

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 どこでどういう暮らし方をしたいのかによってさまざまな選択肢が増えてきたことも実感できた見学会でした。

2012-11-30

「みんなで一緒に暮らしたら」?

11:34

先日、会員有志によるお楽しみ企画「えんじょいクラブ」で、銀座で映画鑑賞と感想おしゃべりを楽しみました。

観たのは「みんなで一緒に暮らしたら」。若い頃から夫婦ぐるみで親しくしてきた男女5人が、高齢期の心配の解決策として、ひとつ屋根の下に暮らしてみたら…?というストーリー。

私たち会員と同じ年代、お互いに助け合い共に暮らすことを選択した登場人物の心境やその結末はいかに?他に観賞に来ていた方がたもシニア世代が多くみえました。

観賞後は銀座をちょっとぶらり歩きして、老舗のライオンビアホールへ。みんなで感想をおしゃべりしあいました。

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まずはビールやお茶でカンパーイ!

これからご覧になる方もいらっしゃると思いますので結論は割愛しますが、皆さんフランスならではの住宅事情や余暇の過ごし方の違いに驚いたみたいです。

あんなに広い庭があって、昼間でもワインやシャンパンを楽しみ、いつまでも恋愛を忘れない…まさに「遠い国の話」のよう。とても自分たちにはムリ!という意見が多数を占めました。

でも、お金をかけなくても自分たちで料理したり、普段から自宅に友人を招き合うなど時間の使い方やコミュニケーションの取り方など、学べることはあったようです。

認知症の友人を見守るラストシーン、友だちならではのあたたかさを感じる場面でした。

また特別養護老人ホームがシーンの中で登場し、違う国の介護や福祉事情を垣間見られたのも貴重な体験でした。

(k)

NPO法人福祉マンションをつくる会ホームページ

http://www.fukushi-m.jp/

映画「みんなで一緒に暮らしたら」公式ホームページ

http://www.cetera.co.jp/minna/

2012-11-16

11/7セミナー「老後は京都に住もう。」

10:55

 表参道にある東京ウィメンズプラザで、フリーライター早稲田大学文学学術院教授の永江朗さんをお招きして「老後は京都に住もう」と題したセミナーを開催しました。

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 永江さんは、50代で京都町家リノベーションして東京京都での二地域居住を実践、住まいづくりの体験記をまとめた「そうだ、京都に住もう。」を書かれています。

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 永江さんのお話は、まるで京都のまちなかを歩いているような、聞いているほうも楽しくなってくるようなお話で臨場感あふれていました。またヨソから見た京都での暮らし、人間関係などもお話されました。

 また第2部では、老後はどうする?というテーマでもお話してもらいました。

当会の四方睦子副理事長も登壇し、同じ50代の二人が老後はどういうイメージをしているかを対談しました。

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 永江さんは、今日、この後死ぬかもしれないし、一日一日を大切に過ごしていきたい。老後についても選択肢を3つ考えているけれど、今はまだ決定じゃないと話されました。それより、本も書きたいし、暮らしを楽しみたいと思っているとのこと。

 四方さんは、10年先のことを頭に入れて、老後の住まいの選択もいくつか考え、遺言書も夫婦で作成済み。それだけではなく、どういう自分になっていたいかを考えて今を行動しているそうです。具体的にはハープが弾けるようになっていたい、とのことで現在は目下練習中だそうです。

 二人の考える老後に対する時間は1日ごとか10年先かで違いはあるものの、未来のことも考えながら、でもそれだけに追われるのではなく「やりたいことをやる!」という部分は一致しているようでした。(o)

2012-11-08

ボナージュ横浜を見学しました

15:55

横浜支部の見学会UR都市機構(旧公団)が運営する住宅を見学しました。

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ボナージュ横浜」がオープンしたのは17年前。港北ニュータウンの一角「プロムナード仲町台」にあり、分譲や賃貸住宅の他に、近くには提携している介護付き有料老人ホームがあります。基本はフロントスタッフがいる、賃貸住宅です。入居は60歳からOKです。

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2DKの部屋を見せてもらいましたが、キッチンの熱源はガス。ふだんの生活で慣れているので使いやすそうと思いました。

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取り付けられている生活リズムセンサーも、室内にいるかいないかフロントが確認できるので安心できそうです。一言でいえば、昔の公団の部屋をバリアフリーにし緊急通報がついているものを想像してもらえばわかるでしょう。

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 普段提供されている昼食も体験しました

参加者の感想は、価格も手軽でゆったりしているし緊急通報もあるので住んでみたいという意見が多かったです。(h)

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