今期のアニメは埼玉対決か!?

えー、「瀬戸の花嫁」4話と「らき☆すた」3話見ました。瀬戸の花嫁ではいよいよ舞台が埼玉に移りましたね。バス停を確認すると東所沢だそうです。JR武蔵野線東所沢駅があります。ちょうどこのあたりは埼玉県の西部に当たり、東京の清瀬市東村山市に接しています。
一方のらき☆すたですが冒頭から東武春日部駅の構内が出てきましたね。ホームの位置から考えてこなたたちのいたところは下りの東武動物公園方面に向かう電車でしょう。帰宅の途中みたいです。しかも進行方向右側に到着していたので快速や急行の類を利用しているのでしょう。以上、春日部駅豆知識でした。らき☆すたで利用されている鉄道の東武とは「東武蔵」の略です。武蔵とは現在の埼玉県と東京都の全域、及び神奈川の一部を含んだ行政区分となります。したがって東武線沿線のこの辺りは埼玉県東部に当たります。
運命のいたずらか、今期の二大アニメ「らき☆すた」と「瀬戸の花嫁」は埼玉県の東西を境に対峙する、東西対決の様相を呈しているのです。しかも、両者の対比は土地のみにとどまりません。
1.パロディ
両作とも内輪受けに近いパロディを連発しています。らき☆すたでは三話における「ぱにぽにだっしゅ」やら「あたしンち」ネタがあからさまな形で提示されます。一方瀬戸の花嫁では音によるパロディを多く使用しており、「仁義なき戦い」や「太陽にほえろ」のメロディを改造したとおぼしきBGMが多々使われています。かように相手に伝わるであろうことを想定しつつも、極めて内輪向けに近い形でのパロディが連発される特徴があります。
2.伏線
どう回収するのか分からないが、延々と張られている伏線があるのが両作の特徴です。らき☆すたでは「コンプ祭」やら「くさいねー」という謎の会話がこれに当たります。一方瀬戸の花嫁ではマサさんと主人公の「ウホッ」な関係でしょうか。もはやネタ化していて伏線でもなんでもない気もします…。
3.カラオケ
両方ともエンディングの画面がカラオケです。しかもらき☆すたは毎回歌う歌が変わり、瀬戸の花嫁は毎回新登場のキャラクターがエンディング画面に追加されていきます。変化し続けるエンディングと言う点でも共通していると言えるでしょう。


これらの共通点は今後も増えていくと思われます。これが偶然なのか、はたまたこういった傾向が時代に求められているのか。結論を出すにはもう少し検討が必要と思われますので、今日はこの辺で。