「オール・ユー・ニード・イズ・キル」を見てきました。

現在公開中のトム・ハンクス主演の映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」を見てきました。
この映画の原作は、日本のラノベ。日本が原作を提供してハリウッドで映画化されるのは初のことだそうです。
原作者は桜坂洋。だいぶ前にアニメ化された「よくわかる現代魔法」の作者で、デビュー当時に書いたものだそうです。

トム・ハンクス、ハリウッドで嫌な予感はしていましたが、やはりありましたね。原作改変。
主人公は、防衛学校を卒業したばかりのの新人軍人ですが、トム・ハンクスはおっさんです。
ということで、軍人の階級も少佐になっています。
少佐から「最前線には行きたくない」と上官に行ったら、二等兵に降格されるという……

そして、アメリカでは「Edge Of Tomorrow」(明日の境界)というタイトルに変更して公開されています。
日本の「オール・ユー・ニード・イズ・キル」はビートルズの「All you need is love」(愛こそすべて)から取っているらしいですし。

感想は、ハリウッドだけあって、迫力があって派手です。特に爆発シーンは大胆にやってますね。
これは、時間ループ物です。
謎の怪物に殺されるとその一日前に戻るというのを延々とやって、敵を倒す方法を徐々に探っていくというのがあります。
wikipediaでは、「過去は決して無駄なことではない」というのをテーマにしているらしいですが、映画でもそれが出ていますね。
ただ、ループした回数は、これまで見たループ物では一番多かったです。リセットとかいって、これ以上ダメになったら、拳銃で撃ち殺して最初からやり直しみたいなのが何度かありましたし。

でも、最後は綺麗な終わり方でした。原作は、女性が死んで主人公だけで任務達成でしたが。
あと、クレジットに、HIROSHI SAKURAZAKAの名前はなかったですね。
音楽に日本人らしき名前はありましたが。