文節単位での文献明示方法を考えてみた。
ノート:QWERTY配列#文節単位から原典明示を行うための仕掛けに関する提案に記してきたのですが、ある特定の文節(一文字以上、全文以下)に対して参考文献を明示的に示す方法を考えてみました。
本当は体裁など考えずに
○○年に何の誰それは文献『──』において〜〜〜〜〜と言及した。それに対し○○年に何の誰それは文献『──』において〜〜〜〜〜と言及し、また○○年に何の誰それは文献『──』において〜〜〜〜〜と言及した。その後○○年に何の誰それは文献『──』において〜〜〜〜〜と言及し、○○年に何の誰それは文献『──』において〜〜〜〜〜と言及したが、○○年に何の誰それは文献『──』において〜〜〜〜〜と言及した。
と記述してもいいのでしょうけれども、こんなもの誰も見たくはないでしょうし、何より追記し辛過ぎて仕方がないわけです。誰も追記しない・誰も見ない……そんなものはいらない訳で。
一方では「Wikipediaは紙文献より頼りにならねー」というあたりも確かに感じるわけで、文献情報を完全にコメントのみで埋め込み表現するのはちょっとダメっぽいんですよね。
そこで、最小限度の表示はしつつ、かつ明示的に「その記述がどの文献を参考に記述したものなのか」を示せるであろう方法を考えてみた……というのが、先のノート:QWERTY配列#文節単位から原典明示を行うための仕掛けに関する提案です。
記述直後に字上げで簡易参照(「*1」とかいう関連付けをWikipediaでやると後の編集を阻害しかねない)を示しているので、見る人にとっては(これでも十分に見づらい気はするのですが)ある程度文献に当たりやすくなるかな……と。
もっとも、この方法ではソースを見なければ「どこから?」の部分を(記事を見ただけの人には)提示できないので、これでいいのかどうかは微妙なのですが……。
(Joke)「今更ながらに」和文モールス符号案……ではなくて、和文電信符号案。
【表記上のお約束】
- 短点は
【■】【─】(2006年7月21日1:10:28に訂正)- 長点は
【■■■】【───】(2006年7月21日1:10:28に訂正)- 点と点の間は短点と同じ
空白な時間を消費するのでスペース一個。- 文字の間は長点と同じ
空白な時間を消費するのでスペース三個。- 語の間は……って、それ和文では不要なのか。
当初は人力で打つことをまったく考えていなかったため、短点優先で並べていました……それではまずすぎるので、長点優先で割り振ってみました。
ちなみに、常識的な「短点を・で、長点を─で表す」方法では高速伝送のために必要な時間軸管理ができないので、ここでは上記の様に「打鍵回数ではなく総打鍵時間優先で」コードを割り振っています。原理的には同じ方法でコード化すれば、英文モールス符号も微妙に伝送時間を短くできる気がする(注:作ってから気づいた……これって紙テープでの符号記述方法と同じ考えになっていたかも)。
但し、エレキー(スイッチ板を左右に振って長点と短点を表現する入力機器。出力バッファが付いているので短点も長点も同じ時間で入力できる)で入力することを考えて作ったコードではないので、入力時の速度は従来コードによるもののほうが速いかもしれない。
※当時記述した符号化には間違い(重複割り当て)があり、2006年7月21日1:10:28に上書き訂正を行いました。
【ひらがなと常用記号(新JISかな配列順頻度)】
゛ ─
い ───
う ─ ─
ん ─── ─
し ─ ───
か ─ ─ ─
の ─── ───
と ─── ─ ─
て ─ ─── ─
た ─ ─ ───
き ─ ─ ─ ─
、 ─── ─── ─
く ─── ─ ───
は ─── ─ ─ ─
に ─ ─── ───
こ ─ ─ ─── ─
る ─ ─ ─ ───
ょ ─ ─ ─ ─ ─
つ ─── ─── ───
せ ─── ─── ─ ─
な ─── ─ ─── ─
っ ─── ─ ─ ───
を ─── ─ ─ ─ ─
り ─ ─── ─── ─
す ─ ─── ─ ───
け ─ ─ ─── ───
。 ─ ─ ─── ─ ─
さ ─ ─ ─ ─── ─
あ ─ ─ ─ ─ ───
ち ─ ─ ─ ─ ─ ─
そ ─── ─── ─── ─
れ ─── ─── ─ ───
ゅ ─── ─── ─ ─ ─
ら ─── ─ ─── ───
ふ ─── ─ ─── ─ ─
よ ─── ─ ─ ─── ─
も ─── ─ ─ ─ ───
お ─── ─ ─ ─ ─ ─
ほ ─ ─── ─── ───
え ─ ─── ─── ─ ─
ま ─ ─── ─ ─── ─
め ─ ─── ─ ─ ───
ひ ─ ─── ─ ─ ─ ─
み ─ ─ ─── ─── ─
わ ─ ─ ─── ─ ───
や ─ ─ ─── ─ ─ ─
・ ─ ─ ─ ─── ───
へ ─ ─ ─ ─── ─ ─
゜ ─ ─ ─ ─ ─── ─
ろ ─ ─ ─ ─ ─ ───
ね ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─
ー ─── ─── ─── ───
ゃ ─── ─── ─── ─ ─
む ─── ─── ─ ─── ─
ゆ ─── ─── ─ ─ ───
」 ─── ─── ─ ─ ─ ─
「 ─── ─ ─── ─── ─
ぃ ─── ─ ─── ─ ───
ぬ ─── ─ ─── ─ ─ ─
ぇ ─── ─ ─ ─── ───
ぁ ─── ─ ─ ─── ─ ─
ぉ ─── ─ ─ ─ ─── ─
ぅ ─── ─ ─ ─ ─ ───
( ─── ─ ─ ─ ─ ─ ─
) ─ ─── ─── ─── ─
【数字】
1 ─ ─── ─── ─ ───
2 ─ ─── ─── ─ ─ ─
3 ─ ─── ─ ─── ───
4 ─ ─── ─ ─── ─ ─
5 ─ ─── ─ ─ ─── ─
6 ─ ─── ─ ─ ─ ───
7 ─ ─── ─ ─ ─ ─ ─
8 ─ ─ ─── ─── ───
9 ─ ─ ─── ─── ─ ─
0 ─ ─ ─── ─ ─── ─
【記号】
! ─ ─ ─── ─ ─ ───
? ─ ─ ─── ─ ─ ─ ─
& ─ ─ ─ ─── ─── ─
% ─ ─ ─ ─── ─ ───
¥ ─ ─ ─ ─── ─ ─ ─
【制御】
和 ─ ─ ─ ─ ─── ───
英 ─ ─ ─ ─ ─── ─ ─
終 ─ ─ ─ ─ ─ ─── ─
文 ─ ─ ─ ─ ─ ─ ───
訂 ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─
※重複符号除去と同時に、本文と訂正の順番を入れ替えました。
※「─ ─── ─ ─ ─」が抜けているなど、ありえる組み合わせを全て出し切っていない部分があります^^;……とりあえずはこのままで。
とりあえず想いをぶちまけてきた(→Wikipedia:検証可能性)。
(めちゃくちゃ卑怯な物言いだから)ホントは言うべきじゃないんですけどね……どうにもならないので、とりあえず言ってみました。というか、半年で本当に全て記述できるのかどうかすら謎なのですが……orz
もう検証可能性ルールに基づく削除を拒絶する気はないけど、せめて夢ではなく現実を見てほしいな……と。