鍵盤配列wikiに、「運指法」を紹介するところを作った。

(関連:今日で(ひとまず)Typenist終了、他 - シャドールーム)

 いままでは「指に宿る記憶=鍵盤配列」って意味で使ってた……けど、もう一つ「指に宿る記憶=運指最適化」って意味を重ねて与えてみたらどうなるんだろう?と考えて、以下の2ページを新設することに。

 以前「ああずっといいかな配列」という方法で、「ローマ字・かな」に関する物事の見方をシフトできないだろうか……って考えていたけど、その件とほぼ同根のことが理由で、これを追加しました。
 私は残念ながら、運指法についてさっぱり明るくない……ので、今日実際にリンクを張ったのは「悠木さんによる運指法提案*1」のみです。


 ここでの狙いをいまのうちに書いておくと、「タイパーさんと配列屋との間にある、言語・知識・考え方の差異に絡んで、こうして並立させることで『同じ運指法改善にも、幅広い手法がある』ってことに関して、まずは知識上のレイヤーからタイパーさんと配列屋が相互に技術動向を把握できるようにしたい」ということがあります。
 配列検討と運指法検討は、結果として同じ運指改善をもたらす……という「指に宿る記憶」の考え方から行くと、いままで「配列と運指法を、同じ場所からたどることができなかった」というのは、(皆が時間をかけて考えた思考資産を、相互に活用出来るようにするという意味において)大きな無駄があった……と考えています。
 配列検討と運指法検討は、相互に共鳴しあって「よりよいものを作る」ために役立つはず……と期待しているところです。*2


 そういうわけで、「Qwertyロマかな」と「JISかな」の独自運指法について明るい方がいらっしゃいましたら、どうか同ページへの追記をお願いいたします。
 #この絡みで、同Wikiの名称を「指に宿る記憶(日本語入力用キー配列、運指法)に関するリンク集」といったかたちに変更するかもしれません。

*1:どういう名称で紹介すると良いのかと悩んだ……のですが、結局は【悠木式運指法】という風にして紹介することにしました。

*2:これまでの「行段系新配列」や「かな系新配列」が、情報量の増加とともに開発速度&配列数の急激な増加をもたらしてきた……のだけれど、そういったミックス作用が今度は「多数の配列×多数の運指法」に対して効果を発揮するようになると、配列開発スピードと運指法開発スピードの両方が、さらに加速するはず……と、そういうところに期待しています。