武蔵野片隅猫日記 〜 にゃふにゃふ☆モペット 〜 このページをアンテナに追加 RSSフィード

     
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2011-06-05

[]『星の王子さま(ジョアン・スファール作画)』を読んで

最近、のんびりと骨休めしながらはまって観ていた仏アニメ『プチバンピ』(TVK日曜朝10:00〜10:15)。



プチバンピDVD-BOX1

プチバンピDVD-BOX1

  



☆『プチバンピ』の公式HPはこちら→http://www.petit-vampi.com/about.html


絵はお洒落でチョ〜可愛いし、会話はフランス特有のエスプリと機知に富み、

こどもらしい悪戯っ気や茶目っ気に溢れていて、とても気にいっています♪

とにかく、キャラクター一人一人が生き生きとして個性があって、みんな大好きにならずにはいられないという感じ!!

(なんというか、昔読んだ名作『わんぱくニコラ(サンペ、ゴシニ)』が、思い出されます〜〜。)


そのジョアン・スファール氏が作画を担当したサン・テクジュペリの『星の王子さま』が最近出版されたときき、

これは是非!とばかりに、すぐさま手に入れ読みました!!

(『プチバンピ』も読みたいな〜。復刊してくれればいいのに〜〜。)



星の王子さま バンド・デシネ版 (Le Salon des livres)

星の王子さま バンド・デシネ版 (Le Salon des livres)



これまで「星の王子さま」といったらやはり岩波版の内藤濯の訳がとても好きで他のはあまり受け付けなかったのですが、

これはとっても良かったです (^_^)。

池澤さんの訳も、集英社版よりも、私はこちらの方が好き♪


凄いな、と感じたのはジョアン・スファール氏の描いた狐。

動物として狐の姿は元々優美だと思うのですが、

独特の品格と凛としたあたたかい美しさを備えた氏の狐の姿は、

絆を作ることを通して、本当に大切なものを一つ持っていることがいかに豊かで重要で素晴らしいか、

また、責任の重さと尊さを教えてくれる本作品の狐の精神性というものを、

そのまま体現していると言っていいでしょう。

神秘的なヘビの魅力も、王子さまを星へ送り届ける(死へ誘う)者としてナットクです。

少しはかなく頼りなげな王子さまの可憐な姿も、探求者である王子さまにはピッタリ。

そういえば、訳者のあとがきに

『バラはずいぶん色っぽく、王様やビジネスマンはほとんど怪物になっている。

キツネとヘビはとても表情豊かだ。』

とあったけれど、『星の王子さま』がお好きな方は、この本と併せて、

「星の王子さまの世界〜読み方くらべへの招待」(塚崎幹夫中公新書)を

読んでごらんになられると面白いやもしれません。

(研究書として一級品でありながら非常に読みやすいです。

一般的な解釈とはひと味違った方面から、深く作品に切り込んであります。)

私は、(塚崎幹夫氏のおっしゃられるところの)サン・テクジュペリが悩まされた

愛しくも困った妻コンスエロの像も念頭に置いてジョアン・スファール氏は

この妖しいバラを描いたのかなぁと感じました(o⌒∇⌒o)。



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