Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

母は、急速に!

これは2014年ので四谷シモンが一番気に入ってるものとか。新しいのを作るといつもそれが一番て思えるとか。
昔のがよかったと思うより幸せだ。

人形の目の話を四谷シモンがしていた。ほんの少しロンパリにするってこと。
私も40年前に大学で友人にそういう話を言ってもらってからほんの少し目の焦点をずらせてる。焦点を合わせてしまうよりふんわりと空虚な感じが漂う。もう40年間そんな風にしている。ほとんどすべての作品で。
昨日フミに四谷シモンのことしゃべったら、「そんなこと知ってる」の一言で片づけられた。あんなんじゃあ彼女出来ないわ!
昨日しんどかったけど夜7時4分のバスで六甲道のフランス語教室に行った。エチエンヌ先生の趣味で選ぶのだろうテキストは、暗くて滅入る。アンネフランクのこと歌ったシャンソンがやっと終わった。今度は、シスレー。教室でものすごくいろんなことを知ってる人がいて私は、あまり何にも知らないので聞き役だけど「ふーん」て感心する。彼と30分ほどお茶して帰ってきた。

今日は、土曜で火、木、土とプールに連れていく日。この頃どんどん早くなっていて前は4時半とかだったから仕事できたけどこのごろは、2時半に迎えに行かなくてはならない。
母は早く落ち着きたいのだろう。私も暗くなっての運転が怖くなっているからまあいいのだけど、何もできない。2時半から5時を使ってしまうから。
プールについたら母が、「手が熱い、体が熱くてしんどいからお風呂だけにする」という。
熱があったらお風呂もよくない。母の家には、体温計もないと思うから私は、近所の薬局に走った。そして風邪薬も買おうとしたら、薬局の人が、「年寄りに市販の薬は責任持てない」という。
月曜に母が、もらってたかぜ薬、フミに少し分けてもらっていたから土、日の分がないのだ。
普通7日も出さないから(4日くらいだと思うから)いいと思ったのだった。
体温計を買って帰ってきたら母は、ロッカーの前で服を着ていた。よそのおばさんが「鍵あったのですね。ナイ、ナイ、ってお風呂で言っていたから」
そうなんだ!
母は、鍵を閉め忘れてたのだろう。そしてナイ、って騒いだのだろう。
困ったなあ。
一気にぼけ老人!
熱を測ったら36,2度!
「調子悪ければ初めからプールになんか行くって言わないでよ!」
私の大事な時間なんだから!って思いながら。おさえておさえて「早く横になって、昨日働き過ぎたんじゃないの?」昨日店が忙しくて何にもしないけど4時ごろまで店にいたのだ。いつもならお昼に帰るのに。「今日は、夜、野球の楽しみがあるからよかったね」
「まりちゃんがいたらいろいろ教えてもらえるけど」
野球と相撲がテレビの一番の楽しみのようだ。
ソフトバンクは、スタンリッジ阪神が捨てたピッチャー!