ジュウ 忍法魔界転生(8)

柳生同士の対決はなかなかにいい(そして相変わらず女体がエロい)。もとより原作での戦闘描写はどれも一瞬だけというから、これくらいじっくり見せてくれるのは嬉しい。でもまあ、単行本派としてはこの刊行ペースはかなり辛い。

U12(1)

U12(1) (アフタヌーンKC)

U12(1) (アフタヌーンKC)

店頭で見かけて最初興味はなかった。が、どうにもこの絵柄には見覚えがあるので1冊買ってみることにした。
闇川コウという作家は初めて知ったけど、題材といい作風といい絵柄といい、花右京メイド隊を描く前のもりしげ氏のそれに本当によく似ている。ただ、これがもしもりしげのPNであるならば、この絵柄はメイド隊の時にある程度安定するようになった絵柄が、18禁漫画を書いていた当時の見る人を不安に誘うような線に戻っていることになる。しかしそんな器用なことをできる作家さんとも思えない…ということは、もりしげリスペクトの新人なんだろうか。
内容についていえば、前述の「もりしげ?」という疑問から読み始めたせいか、違和感はさほど感じなかった。ただこれが18禁漫画ではなく青年誌に掲載されているということは、ここまでヘビーにしている物語のオチをどこに持っていくのか、それがとても気になる。2巻も買ってみるかなあ。