ペルソナ4 #02『The Contractor’s Key』

「テレビの中の世界」から戻った悠と陽介と千枝が翌日学校に登校すると、陽介の想い人・小西が殺されたと知らされた。「マヨナカテレビ」と殺人、そしてテレビの中の世界には何か関係がありそうだと陽介は悠を誘って再び「クマ」の元へ。そしてそこで、というお話。
原作のゲームもこんな感じで進行しているのかどうかは分かりませんが、スピード感は大事ですよね。あまり状況は分からないまま第2話を視聴いたしましたが、今回で大体の設定は理解できたような気が致します、あくまで大体でございますが(笑)
サクサクと進行してくれたおかげだったからなのか、それとも「見せ方」が上手かったからなのか。多分両方なのでしょう。
基本的な説明にあまり時間をかけますと、ストーリーに対する興味を失ってしまう私のような人間にとりましては、こういった作りの方が好ましいので有難い。
ただ今回、人の抱える様々な感情が引き起こす悲劇性ですとか、そうしたものを受け止めなければならない辛さといったものが実にアッサリと片づけられたり、悠の適応能力の高さに若干物足りなさを感じたのも事実でございまして、こうした点を考慮して頂けるのなら大好物に化けるかと。
本作は2クールものらしいので、今後そうした点が描かれることを期待したいと思います。