「イエスの生涯」遠藤周作

イエスの生涯 (新潮文庫)

イエスの生涯 (新潮文庫)

年始から家族で修善寺へ旅行に行きまして。その道すがら読んでいました。


この本をとおして遠藤周作が描くイエス像は、奇跡など起こせない無力な男です。
ただ、その無力さ故に人々に強く影響を与えました。愛を唱え、誰よりも無惨な死を迎えたことにより、人々は彼が永遠にともに在ることを知ることになります。


これまでのキリスト像とは違うのですが、こちらの方が非常に好感を持てました。(信仰していない故なのでしょうが)
エスは、皆から疎まれ死んでいきます。ただ1人の理解者であるユダも、自らの罪を背負い自殺します。おそらくイエスは「深い河」の大津に通じており、ユダは「沈黙」の宣教師たちなのでしょう。


遠藤作品を貫く、キリスト教観がよくわかる一冊でした。



沈黙 (新潮文庫)

沈黙 (新潮文庫)

深い河 (講談社文庫)

深い河 (講談社文庫)

書き忘れてたけど、ゼルダをクリアした。

ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス - Wii

ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス - Wii

40時間強でクリアしました。おもしろかった〜。
難を言えば、ラスボスの弱さ。ちょっと弱いね。薬を使わなくて済んだもの。


次はどんなソフトを買ったものか。

Wiiでプレイする少女

海外ではWiiのリモコンを飛ばしてブラウン管に突き刺したり、プレイし過ぎて疲労骨折したりする子どもがいるというニュースを見ていて不思議だったのです。だって、そんなに激しく動かすものじゃないもん。
そんな俺もこの動画を見て納得。子どもに持たせるもんじゃね〜やw