なんてつメモ

どうってことない日々のあれこれ

 ようやく、医師の許可が出たので、コンタクトレンズと眼鏡を新調した。
 相変わらずのハードレンズなのだけど、「スポイトを使うなら大丈夫」で、「ドライアイのほうが心配なので」ハード一択なのだそうだ。
 眼鏡の矯正はかなり難しくて、とても時間が掛かった。以前使用したときよりも、視力低下が進んでいるけど、なかなか矯正視力が出ない。
強度近視の方はわかってくれるはず。「この度数は、眩暈がするかも、保証(レンズの作り直しができる)のついている眼鏡店で作るのがおすすめですよ。」と自己責任で作ってねと、処方箋を出してもらった。
 そして、ウスカルフレームで眼鏡を作った。確かに軽い!つけていても疲れない!ただ、フレームは結構独特かも。材質がチタンで、これが軽さの一因なのだろうけど、シャープすぎて、自分の好きなフレームではない。正直、私がいいなぁと思えるフレームはなかったので、お店の人に勧められたのを購入したのだった。しかし、眼鏡の軽さ、レンズの薄さには感動。渦が見えないよ(感涙)
 前の眼鏡の処方箋を眼科で作ってもらったときに「あなたは、コンタクトじゃないと難しいんじゃないかな。眼鏡だと瓶底になるし、くらくらして日常的に使えないと思うよ」と言われたよな。その時も、コンタクトが使えないときのために、作りたいと言ったっけ。そのときのレンズの半分ぐらいの薄さですよ。
 これからは、なるべくコンタクトレンズ装用時間を減らして、外出の予定がないときは、眼鏡装用にする。
 なかなか、全部を納得して作るのは、矛盾する部分も出てきて難しい。
 もっと、早く10代ぐらいのときにこのフレームを知っていればなと思います。コンタクトレンズばっかりに頼らずに、眼にも、瞼にも、負担掛けずに来れたはず。眼瞼下垂症にもならなかったはず。

 それはさておき、2月に奈良に行ってきました。
年に数回しか公開されない奈良市内にある門跡寺院円照寺を拝観するため。ここは、三島由紀夫の「豊暁の海 春の雪」に出てくる月照寺のモデルとか。どんなお寺なのか、すごく興味があったのに、基本非公開なのでがっかりしていたけれど、平安遷都事業で特別公開をしてから、年に何回か公開するようになった記憶が(おぼろげ)あります。奈良交通の定期観光バス(2月)の特別コース。まず、正暦寺を拝観して、円照寺へというルートです。正暦寺のご住職の再興に掛ける熱い思いを聞くと、後世に繋げていくことの重みをひしひしと感じつつも、軽妙な語り口で笑いもおきて、仏像も拝観できて、予想外に楽しかったです。精進料理も素朴な味わいで、美味しかった。本命の円照寺は、拝観のルールが厳しくて、違反した参拝客がいると、後日バス会社がお小言を頂戴することになるそう。例えば、白洲の上を歩くな、とか、大きい荷物は調度品に当たるから遠慮してほしい、とか。当然といえば当然ですが。境内も自由に拝観できるわけでなく、本堂と奥の御座所?みたいなところを見学するわけです。もっと、じっくり見たかったな。ここは、山門に至るまでの道のりが趣があっていい。小説そのままの風景が残っていると思います。窮屈な見学ですが、一見の価値はありました。
 おわかりかと思いますが、一番下の写真は春日大社の鹿の写真ですw 朝の春日大社は、落ち着きます。ヒーリングスポットです。落ち着きすぎて、ホテルの朝食を食べそこなうところでした。