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まるのダイアリー

2017-10-26

maru992017-10-26

3連ちゃんの最後は国立劇場。東銀座から半蔵門に変わるので、スタバではなく、モスバーガーで腹ごしらえをしてから劇場に向かう。

歌舞伎座昼の部の「マハーバーラタ戦記」と新橋演舞場の「ワンピースII」とがいずれも意欲的な新作だったのに対し、国立劇場の十月公演は通し狂言「霊験亀山鉾」、通称「亀山の仇討ち」という古典の作品。

残忍非道な水右衛門と、水右衛門に組するこれまた悪党の八郎兵衛の二役を仁左衛門が演じる。素顔は至って温和な人なのに、こういう悪役が怖いぐらいに似合うんだよねぇ。凄みのある悪の美に思わずうっとり。すでに自分が殺した男(錦之助)の子を身ごもっている女(雀右衛門)の腹に刀を突き立て、これで根絶やしにしたとほくそ笑み、自分が殺した人数を指折り数える水右衛門。ところが殺された男には隠し妻(孝太郎)がいて、その妻と幼子とが仇討ちの本懐を遂げ、大団円。その幼子は立つことができない病で、人の肝臓の生き血を飲めば本復すると知り、祖母(秀太郎)が我が身を捨てて本復させるというくだりもあり、この幼子を演じる子役が可愛らしいだけでなく、自分は台詞がない間も常にその場その場の状況に応じて表情が変わり、しっかり気持ちを入れて演じているのが伝わってきて、感心しまくり。出演者は他に弥十郎、又五郎、歌昇、歌六、吉弥などで、「マハーバーラタ戦記」や「ワンピース」に比べたらぐっと地味だし出演者の数も少なくこじんまりしているものの、殺し場でひとつひとつ絵面に決まる美しさといい、七五調の台詞の心地よさといい、やっぱり歌舞伎の真髄はこっちかなぁ、と思わせるだけの充実した舞台。優劣ではなく、歌舞伎が今後、新しいものをどんどん採り入れて、どんなふうに変容していくにしても、くれぐれもこの核となる古典の魅力を失わないでほしいと切に思った。

終演後、せっかく平日の半蔵門なので、甘味処「おかめ」に寄り、ソフト白玉ぜんざいを注文。白玉がもっちもち♪

帰りに薬局に寄り、シップと手首用のネット包帯を買う。なんかねぇ、しばらく前から右の手首に覚えのある痛みが…。ホットヨガでよつんばいになる時にも気になり始めていて、まだ腱鞘炎にはなっていないと思うんだけど、悪化しないうちに治してしまいたい。

「おかめ」で3種類のおはぎをテイクアウトしたんだけど、ソフト白玉ぜんざいも結構なボリュームだったから、おはぎはひとつしか入らなかった。明日は特定健診で朝食抜きだから、しっかり食べておかないといけないのに、もう無理〜。

今月の「観る」は、新国立劇場のオペラも含め、とっても充実していたなぁ。満足満足 (^^)