まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992018-03-22

ほぼ日のサイトに毎日掲載されるエッセイで、糸井さんの愛犬ブイヨンが昨日永眠したことを知る。ブイちゃん…。サイトにアップされるブイちゃんの写真が楽しみで、全体の雰囲気が素敵だった1枚を勝手に油絵に描かせてもらったこともあった。描いていてとても楽しかった。ブイちゃん、ありがとう。合掌。

昨日の雪から一転、今日は気温が上がるという予報なのだけれど、体感的にはそれほど変わらないので、いきなり薄着になるのは不安。ひとまずダウンはやめて、コートだけ春物にしてみる。

近所のカレーショップのスタンプカードがたまっているのを思い出し、無料でスープカレー。お腹の中からホッカホカ。

歌舞伎座「三月大歌舞伎」の夜の部。発売日に忘れていてちょっと出遅れたので、最前列ではあるものの、花道がやや遠い右寄り。

最初は「於染久松色読販」、といっても「お染めの七役」ではなく、土手のお六と亭主の喜兵衛が油屋へゆすりに行くくだり。玉三郎のお六はあだっぽく、仁左衛門の喜兵衛は苦みばしった色悪で、息の合った掛け合いがたまらない。二人が駕籠をかついで花道を引っ込む最後は、花道が遠いのがうらめしかった。

この名コンビが次の幕では、スッキリとした二枚目の鳶頭と美しい芸者に変わって「神田祭」。頬を寄せ合う場面もあり、まさにお似合いの二人にうっとり。眼福眼福。

華やかな舞踊から一変して「滝の白糸」。新派で知られるこの作品を玉三郎の演出で、タイトルロールを壱太郎。彼女が一途に愛する相手を松也が演じ、水芸を披露する彼女の一座には歌六、米吉、歌女之丞、坂東亀蔵その他の面々。敵対する南京出刃打ちの一座を率いる寅吉を彦三郎。それぞれに適役でとてもよかったし、なにより普段とは色合いの違う作品なのが新鮮で面白かったのに、周囲のオバサマ方には「暗すぎる」と不評だったみたい。もし順番が逆で、このあとに「神田祭」なら、華やかに終わってオバサマ方も満足してくれたかなぁ。

水谷八重子さんや波乃久里子さんはこの舞台をご覧になったかしらん。ぜひ感想を伺ってみたいわぁ。

22時近くに帰宅。明日は昼の部なので、しっかり寝ておかないと (^^)