iPod Business2
そういえば先日思い出した。大学の授業。10年か20年前のマクドナルドでの話。
マクドナルドはロッテリアやドムドムと比べ圧倒的に店舗が多かった。
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だから規模の経済が働いた
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また累積生産量も多いために、単位当たりのコストも競合より安い(経験曲線を他社よりも早く下っていた。)
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だからサンキュウセット?(ハンバーガーとポテトとドリンクがついて¥390)ができた。
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他社は客を取られるので追随せざるを得なかった(確かロッテリアはサンパチトリオ¥380)が、この規模が違うのでコストでは合わない
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結果的にマクドナルドが他社を一掃した。
この話を勉強したのが7年程前のことだから、今はどうなってるかしらんが。
同じような『寡占』の構図が今の松下とアップルなのか?
- 松下
http://d.hatena.ne.jp/maruatsu/20051205/p2
http://d.hatena.ne.jp/maruatsu/20051124/p2
- アップル
(日経ビジネス2005/12/29より)
- このクリスマス商戦、どの企業も利益が出ないはず(アップル以外)
- アップルは市場を独走しながら価格破壊を先導し、自らの利益を確保しながら、ライバルの体力を奪ってきた...
価格破壊はあるにしても、疑問だったのは、(アップルストアでない)量販店がどのくらいアップルからマージンを取っているのかが疑問だった。それがこの記事にはしっかり書かれている。
- メーカーが量販店に支払うマージンは家電製品の場合、価格の20〜30%程度とされる。この慣行に倣って、各社はデジタル音楽プレーヤーでも同じ水準を量販店に支払っている。しかし、流通関係者やライバル企業によると「アップル製品の場合は流通マージンが8%と少ない」という。
「それだけマージンが低くてもアップルを置かない訳にはいかない」とまで今はアップルブランドが育ったたということですね。
そりゃあ、体力がなければ普通は撤退ですわな。