しかし、自分は筋肉マッチョのホモっぽい動きが生理的に無理なので、今後あまり見返すことはないだろう。
それでもオープニング曲は気持ち良く歌える久々のロボットアニメソング。もちろんお気に入りだし、最終回でも一緒に歌ったさ。
www.youtube.com
しかし、自分は筋肉マッチョのホモっぽい動きが生理的に無理なので、今後あまり見返すことはないだろう。
それでもオープニング曲は気持ち良く歌える久々のロボットアニメソング。もちろんお気に入りだし、最終回でも一緒に歌ったさ。
www.youtube.com
7話構成になっているが、ミステリーものとして良いと思えるのは第3話「ゆがんだ名門校」と第5話「紺碧の記憶」と第7話「タランチュラ」まで。第1話は導入、第2話も練習問題みたいな感じ。悪くはないが地味。第4話は選択肢すら出ないノベルだし、第6話はとっぴな謎解きパズルありの迷路脱出ゲーム。なんだこれ。
良作たる3つの話も凸凹あり。良いのはシチュエーション。女子高内での謎の連続殺人を追う3話。絶壁に立つホテルでの連続殺人。山奥の謎の館に誘いこまれてのこれまた連続殺人。女子高ではお金持ちお嬢様、自分を慕ってくれるが主人公はそれに気づかない体の女子校生。ホテルでは有名な老ミステリー作家との推理勝負(?)、謎の館では突然現れた謎の青年との奇妙なバディ感。そんな感じで登場人物たちとの関係性が興味をひく。しかしね。証拠探しのポイント探しがかなりつらい。また、謎解きで文字入力をさせられのが、入力しづらいし、ヒントが少ない気がする。トリックもあまりにベタ。放射性物質(!)、ピアノ線による首切り、さらにサブリミナル。おいおいいつの時代だよ…ってそうか、26年前(1998年)の作品だったな。その頃にプレイしていたら違和感はなかったのだろうか。どうだろ?
登場人物たちもせっかく良い関係性で登場してきたのにあまり深まることなし。このあたりは続編が出てたら展開が進んでいたのかもしれない。
あと。絵柄。自分はこういうアニメ絵ではないのも嫌いではない。むしろ好印象。女の子かわいいし。このゲームの壁紙を探したのだけど見つからなかったのは残念。
ただ、自分ははまらなかった。どうも最初から話が掴めなくて。理解力不足かな、年かな、と思ったし実際そうなのかもしれないが。ひとつ言わせてもらうと。物語のスケール感が分からなかったのよ。身近な人間関係と、国レベルの社会における関係と、宇宙単位のスケールの関係性は、全然違う。描いている方も意識してはいたんだろうけど、自分が認識しているそれとはだいぶズレていたようで。いちいち物語の展開に納得できなかったんだよな。せっかくのバーチャルプロダクションも、わりと最初から最後まで「書き割り感」が強かった。やっぱり外での実際のロケの方が開放感が出る。
次作、ブンブンジャーは、あまり前情報は入れてないけど、車系戦隊か。過去はカーレンジャーにゴーオンジャー?どちらも観ていない。いろいろ重かったキングオージャーのことは忘れて、頭まっさらにして視聴しようと思う。
作品全体は割と地味。特に敵がね。そんなにワルじゃない。世界征服なんて企んでない。ただ自分とそのファミリーが楽しく暮らすために、ちょいと犯罪を犯すだけ。義理人情・道理も分かっている。何より世界が滅んだら好きに生きられない。極道に生きるひとよね。ドン・ドルネロ
まあ、幹部のひとりが頭おかしくなってて世界壊滅に動いてくれるおかげでクライマックスが出来るのだが。女幹部が倒されることなく、さらっと姿を消す展開も珍しい。面倒なことから上手に逃げちゃうあたり悪女として出来がいい。物語終了後もうまいパトロンを見つけて楽しく生きているのだろう。
主人公側のメンバーも。未来人男性3人の第一印象はあまりぱっとしない。未来世界から置き去りにされて手持ちの武器で犯罪者を全員拘束するまで帰れないという…。しかしここでリーダーに収まる主人公が現代人。それも大金持ちの子息という設定がいい。現社会の人間がリーダーで、残りメンバー全員が異世界人というのはジュウオウジャー、ゼンカイジャーに通じる。同じ脚本家でみるとシンケンジャーが近いのかな。赤が真っ当リーダー、クールな青、お調子者の黄色、子供の緑、紅一点ピンクと、ゴレンジャー直伝の元祖配色なのも安心感。が。追加がもうひとりの赤というのがこの作品の特徴か。
追加戦士タイムファイヤーこそがこの作品の鍵。金持ちの御曹司という舞台から降りたい主人公と、貧乏な立ち位置から上に這い上がろうとする強い上昇志向を持つ、対の存在。そのダークヒーローぶりは、立場としては正義だが、己れのためにはズルをしかねず、それほど悪でもないドルネロたちと大差ない立ち位置ともいえる。それがこのドラマにリアリティを与えてるのだが。そのダークヒーローっぷりは、脚本、小林靖子のらしさに溢れたキャラだと思えた。
蛇足だが、この作品のピンクのクールビューティっぷりがお気に入り。レッドのいない状態では彼女がタイムレンジャーの実質リーダーで。「ヒーローものに、いないですよ」ぐらいのクールぶり。
「御先祖様万々歳!」は、ネット配信もされていないし、パッケージもほとんど出回っていないようなんだよね。今ネットで調べたら、8万円から13万円ぐらい。よしよし。買っておいて良かった。押井作品としては、オリジナルとしては一番好き。彼に好きに作らせると、暗くて地味でダラダラした作品ばかりになってしまうが(ファンはそれが好きなのだろうが)短く切って、コメディを混ぜれば中和されて一般にも受ける作品になる、はず。まあこの作品も商業的には大失敗らしいんだけどさ。
この作品、スジとしては(ここからネタバレですよ)ヒロインが嘘つきの詐欺師というラインと、本物のタイムトラベラーと二本あって、以前観た記憶だと事実は不明。むしろ詐欺師、みたいに認識していて、実際それでもラストは収まるんだけど、見直したら、あれ?普通に本物だったのね。だた、主人公にはそれが伏せられたままだから詐欺師のような(でも忘れられない)エンドになっていたようで。印象が変わってしまった。「母を育てた息子。娘から産まれた父」というキャラ設定はすざまじいな。円環している彼女の種はどこから?まさにパラドックス。
シナリオは甘いが、システム周りは意外とひっかかりが多く。MD版は迷路ですごく迷うので何度も泣きそうになった。同じゲームアーツのさらに過去のゲーム「ゼリアード」のインタビューにおいて、「心理的に迷いやすいノウハウ使って迷路作ってます」みたいな発言を読んだ記憶があるのだけど(数十年前のなので、どこまで正しいかは確認してないが…と思ってググってみたら、やっぱりそうだっだ。)そのノウハウをここでも活かしたのかな、みたいな。一方のPS版は迷路自体は単純だが、シンボルエンカウントがうっとおしく、バトルも、雑魚キャラですらいくら殴っても死なない。アイテムの持てる数も、魔法の手数も少ないので、結構キツイ。ラスボスは全ての魔力復活アイテムを使ってギリギリで勝てたのだけど、手数が少ない分、バランス設定も「ギリギリ」で調整しやすかったのではないかな。辛かった。
続いては、エターナルブルー?むしろGBA版のシルバースタープレイしちゃう?いやルナはいったん忘れて別のゲームを。積みが多すぎるんだよ。
やりたかっただけあって、左右上下にガチャガチャ動かしてるだけで楽しい。「心霊」モチーフなので、色が合うとぎゃあぎゃあと叫び声が入るがこれも楽しくて。止め時の見つからないままラストまで。もう何回もクリアしてる。
ちなみにもうひとつの要素「女子校生」は最初と最後にしか出てこない。ウケル。