大逆転裁判2(3DS)

前作感想…といっても、たいして書いてないな。1,2どちらも5話づつあるが、全体通して起承転結を当てはめると1が「起起承承承」2が「承承転結結」「承」で終わった前作に不満が出るのは当たり前ではある。このまま終わってしまったら…不安も大きかったが、今作が出てくれて良かった。伏線すべてに決着が付いてて好感度は高い。…なんて。長ったらしい前作の再プレイのモチベーションが上がらず、再プレイしていないのでそこは2年前の記憶のみ。忘れた頃にまとめて再プレイしたいものだ。
プレイヤーとしては、まとめて文庫本の上下巻みたいな形で出してくれるのが一番ありがたかった。げにゲームの2部発売ものは難しい。古くは「闇の血族」から、だな。

本編について観てみると。シナリオの手法は過去作の焼き直し。「ライバル検事を救う」「過去の因縁に決着」「正義の側に巨悪」「権力に潰されかかる→ギャラリーの声で復活」。どれも過去シリーズで見てきたものばかり。だが一気に畳み掛ける流れはカタルシスを誘う。続編も作れないことはないかな。成歩堂の設定もガラガラだし。とはいえ続編縛りは巧舟の健康を損ねる。本人もその気はないのではないか。無理しなくていいです。次行きましょうよ。

サントラも購入。

大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟- 劇伴音樂大全集

大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟- 劇伴音樂大全集

このシリーズの曲は単発で聴くには「追求」以外つらい。(もちろん、BGMとしては正しい。)が、気まぐれなシーンで唐突に登場した独逸歌曲『怒りの独唱』が雰囲気良くてお気に入り。
この流れで「逆転裁判4」の発売公開。確かにここしかタイミングはないな。DS版では再プレイする気もおきないが…買っておくか。
逆転裁判4 - 3DS

逆転裁判4 - 3DS