Hatena::ブログ(Diary)

丸山茂雄の音楽予報 RSSフィード

2005-10-11 思い込んだら命がけ、とことんやる

最近の朝日新聞は、政治経済面での時代感覚のずれとか、報道姿勢のいいかげんさとか、厳しく批判されています。一方で地味ながら文化面は他紙よりも面白い原稿が載っています。

8月の始め頃に掲載された、''夏フェス05フジロック''の記事を書いている、近藤康太郎の 『・・・脇の小さなステージで関西のガレージパンクバンド、ワッツーシ ゾンビがやっていたので驚いた。客は30人ほど。・・・数万人を集めるバンドの横で、無名バンドが、ちゃっかり演奏している。そこがいい。ニルヴァーナだって長らく小さなライブハウスで、ワッツーシのように壊れた演奏を続け、客の発見を待っていたのだから。』

その数日後に、''アルクーパー30年ぶりソロアルバム''というインタビュー記事で『30年もなぜアルバムを出さなかったか?もう誰も買ってくれなくなったからだよ。年寄りが音楽業界で生き残るのは、難しいんだ。』という発言を引き出しています。

どちらも なかなかいいでしょう?


話はとんで、10月11日付夕刊で''美の一代記・実業家ミュージアム3・足立美術館''という続物の一つが載っています。

既に亡くなった母と、数年前にこの''足立美術館''を訪れたことを思い出しました。

島根県安来市にあります。最寄の安来駅から、20分(?)ぐらいの田んぼの真ん中にあるのですが、年間44万人も人を集めているんです。横山大観の作品を中心とした美術館で、その作品の数の多さにびっくりしたことを覚えています。

失礼ながら、地方のこんな田んぼの真ん中の美術館が、集められる作品とは思えない水準の高さです。

記事の中で、創立者の足立全康さんの後継者の現館長が『(創立者は)思い込んだら命がけ、とことんやらなければ気がすまない人だった。いい絵が出れば、お金が無くても買う。回りが金策に駆けずり回る。その連続。』と語っている。

美術館の庭もまことに見事です。

''思い込んだら命がけ、とことんやる''という気迫は、音楽でも美術でも同じで、その気迫に 人は吸い寄せられるのですね・・・。

ふうげつふうげつ 2005/10/13 15:59 そうですよね、命がけな部分に人は惹きつけられるんだと思います。いいかげんなもの、いいかげんな人、インチキなもの、インチキな人。みんな自然と「本物」を見抜く力を持っているんではないでしょうか。だからこそ、命がけの「本物」に吸い寄せられるのではないかと思います。
丸山社長に是非聴いて頂きたいアーティストがいます。
「BAGDAD CAFE THE trenchtown」という大阪出身のレゲエバンドです。総勢11名。ヴォーカルMAIの熱く深い歌声と、厚みのあるサウンドが魅力です。決してレゲエの枠に収まりきらないと思います。泥臭い部分も持ちつつ、非常に洗練された音を出します。バンド自体の雰囲気も粋な洒落たムードが漂っています。
実は、丸山社長が佐野さんのライブにお出かけになっていた同じ日、すぐ隣(というか上)のライブハウスで行われていたイベントライブに出演していました。丸山社長に是非彼らのライブを観ていただきたいです。必ずハマリますよ(笑)。
長々と失礼致しました。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/marusan55/20051011
Connection: close