私の失敗は異常気象のせい

6月22日 3時過ぎからの仕事を適当に切り上げて、チョッと早かったのですが 中目黒のオフィスを出て 電車を乗り継ぎ、東京上野文化会館に向かいました。 ニューヨーク・メトロポリタンオペラの日本公演 「椿姫」 を見ようというわけです。 
東京の 代表的なコンサート会場に行くたびに 腹立たしいのは、会場の内外で2、30分 ゆっくり時間をつぶす施設のないことです。 比較的新しく建った サントリーホールオーチャードホール、国際フォーラム、オペラシティー はよいのですが、NHKホール や東京文化会館 などはひどいものです。
そんなわけで 開始時間よりかなり前に着いたので JR上野駅構内 “えきなか” のコーヒーショップに入って 時間をつぶしました。 “そろそろ”かな と席をたち 上野駅公園口の改札を出て その反対側に建っている東京文化会館をみると「アレ!」 シーン としていて人かげが ありません。 あわててチケットを確認してみると その日の会場は NHKホールだったのです。、 もう間に合いません。 でもしかたなしに 上野から渋谷のNHKホールに向かいました。 第2幕には間に合ったのですが 何と馬鹿なことをしたのかと とても悔やんだのです。
7月17日 朝、沖縄を発って 夕方 東京で ライブを2本見たいとおもって 戻ってきました。 1本目は下北沢で 大久保海太の「海の日ライブ」の前半を見て 土屋公平のライブを見る為に 渋谷のDUOに向いました。 17日の夕方は かなり雨が降っていて 蒸し暑くて 会場まで急ぎ足で歩いたので 着いた頃には 汗ビッショリになっていました。 道玄坂を上がったのですから呼吸もやや乱れ気味です。「247ミュージックのまるやまです。」と受付に名を告げたのですが 相手は「ハアー?」 「公平のライブですよね?」「違います。」「えっ! それじゃ どこでやってるんですか?」「知りません!」あわてて手帳を出して確認すると 渋谷BOXを記してあります。「スミマセンでした。判りました。」 TAXIにのってBOXに移動しました。 ライブはもう後半に入っていました。
更に7月21日 昨日のことです。 東京フィルの定期コンサートを見ようと初台のオペラシティータケミツメモリアルホールに向かいました。 開始時刻7時ぎりぎりに飛び込んだのです。 チケットは20列21番です。 席に座ったのですが 隣に居る筈の私のオクサンが居ないのはともかく 男の人が座っています。 チョット変だな と思っていたら 係員が呼ぶので 席をたって係員と話をしました。「お客様申し訳ございません。 チケットを切って入場していただきましたが、お客様のチケットは 本日のサントリーホールのチケットです。」「エッ!東京フィルは今日は2ヶ所でやっているの?」 「いえ こちらは東京シティーフィルでございます。」 TAXIにのって 初台からあわててサントリーホール に向かいました。 
サントリーホールに着いたら 係員が駆け寄ってきて 「お間違えになってタケミツメモリアルホールに行かれたお客様ですか?」 (オッチョコチョイな客がタケミツからサントリーに向かったのでよろしく!なんて連絡がもう来ているんだ!)  「はい、そうです。」「まことに申し訳ございませんが 入場できません。」「うん わかっています。途中のキリのいいところまで ロビーで待ちます。」 ( クラシックのコンサートだから 曲の途中で入場できないことぐらいの 常識はありますよ、といった 余裕の表情で答えました。) 
「イエ、今日は100分の大曲なので 始まったら後は どなたも入場できないことになっております。」 何だ!何だ! 今日のプログラムは何だっけ? 曲目もチックしないでコンサートのチケットを買うなんて馬鹿です。 プログラムを見ると ベルリオーズ作曲 劇的交響曲ロミオとジュリエット」作品17 とあります。 この曲 はじめて聴くんです。そんな大曲だなんて知らなかったのです。「会場の中にはお入れできませんが、ロビーにモニターを用意してありますから、ご覧になりますか?」「そうさせてください。」 私と同じように遅れて来て 入れなかった人が4人「ムッ」とした感じで座っていました。
わずか一ヶ月の間に 3度もコンサート会場を間違えるなんて 普通じゃありません。 これは私に問題があるのではなく 今夏の異常気象が原因です!!! 皆様どうぞ あれこれ御注意ください。(笑)