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丸山茂雄の音楽予報 RSSフィード

2006-08-01 昨日の続き

昨日は大変失礼しました。

最近の音楽は何だか「面白くネーナ」、「セクシーじゃないな」と思っていて、つい暴言をはいてしまったのですが、こういう言い方って何だか、定食屋の「おやじ」の愚痴っぽいしゃべり方と似ていませんか?(笑)

おやじ「おや、久し振りだね。」

若い客「忙しくってさあ。毎日ハンバーガーか牛丼ばかり食ってるよ。」

おやじ「駄目だよ。あんなもんばかり食ってちゃ。人間の食べるもんじゃないよ。」

若い客「時間が無いから チョコチョコっと腹をふくらませるには便利だよ。それに安いしさ。」

おやじ「あんなもん食ってたらパワー付かないよ。味だって甘いだけなんだから。あんなもん毎日食べていたら舌が馬鹿になっちゃうよ。」

若い客「判ったよ。明日もこの店に顔をだすよ。」

おやじ「うん、そうしな。」

私はこの定食屋の「おやじ」の気分です。(笑)

ヘッドフォンが便利なのは十分わかっています。そしてヘッドフォンで楽しむというスタイルを今さらなくすことのできないことぐらい良くわかっています。ファーストフードが便利で、これを世の中からなくそうとしてもなくならないでしょう。でも一方でちゃんとした料理を作る人が存在し、それを楽しむ食文化もあります。

音楽も同じです。

今さら、家のなかに大きなステレオオーディオ装置を備え付けることはできないでしょう。そうだとすれば、本当の音楽をしりたければ、あるいは楽しみたければ やっぱりライブやコンサートにチョクチョク行って欲しいなあ!ライブやコンサートに行ってドンドン、ズンズンを十分に体で感じて下さい。ヴィオリンの最微弱音を皮膚で感じて下さい。音楽は耳だけで感じるものではなくて、体中のあらゆる神経を総動員して感じるものなんです。

こいちこいち 2006/08/02 04:02 ヘッドフォンで味わえない音があるって話には賛成ですが、
mf247の丸山さんがそう仰ると、大きな違和感があります。
mf247の利用者は圧縮された音源を楽しむしかないのですよ。その中でも、必死になって、新しい刺激的な音に出会おうとしてるんですよ。
大抵の人はPC付属の貧弱なスピーカーで聞いているのですよ。
私もその一人なので、丸山さんが『本当の音楽をしりたければ』などどと仰るのは、残念です。
言ってる事とやってる事が大きく違うような気がしてなんだかなあって気持ちです。

cosmoscosmos 2006/08/02 09:27 一方的なマスメディアで触れる事の出来ない音楽や情報を手に入れるのにネットはとても便利です。個人が発信する事も、こうして気軽にコンタクトを取ることも出来る。
しかし、『生身とは別物だよ』と肝に銘じておかなくてはいけないですね。音楽も情報も。

ECEC 2006/08/02 10:13 音楽を聴く選択肢がこれだけ増えた状況で、なんでPCだけで音楽を楽しむのか僕にはわかりません。僕自身お金もないしPCであちこちのサイト回って新しい音楽に出会おうとしていますし、日中ほととんどPCで音楽を聴いています。もちろんi-podも使っています。それと同じくらいライヴやクラブにも行き様々なサウンドを楽しんでいます。PCで聴く事にもその良さがありますよね。全く否定しません。でも、ライヴやクラブで聴く事とは圧倒的に違います。丸山さんがおっしゃるようにPCが「聴く」ならライヴやクラブは「体感して聴く」です。体験と経験は記憶に残ります。記憶に残るという事は忘れないという事です。忘れないという事はその対象がアーティストやDJだとしたらいつまでも忘れません。忘れないようにCD聴いたりダウンロードしたりライヴがあったらいそいそと出かけます。恋愛ですね(笑)恋愛にはセックスがつきものです。契りです(笑)。その契りをどこでするか?PCで聴いてるだけでは萌えはしてもセックスはできません。つまり、深い恋愛はできない。そう僕は持っています。だから、PCだろうがダウンロードだろうがヘッドホーンだろうがきっかけはなんでもいいから好きになった音楽やアーティストの音楽に対しては、パッケージだけ楽しむのではなくライブやクラブでも楽しみたいとそう思いっています。僕らレヴェルがそうなんだから、特に音楽業界みたいなところの方達には一般の人以上にたっぷり時間と金を使ってライヴやクラブみたいなところに行って楽しんで欲しいです。箱や場所にもよりますが、ライヴハウスやクラブもそんなに盛り上がっていないようです。知り合いの店もことごとく大変だって言っています。そういう場所が減って行くのは良くないと思います。ちょっと話がずれましたが、個人的な事を書かせてもらいました。問題があれば削除して下さい。

なるほどなるほど 2006/08/02 11:52 mf247がライブ情報に力をいれられてるのは、こういう意味があったのですね。便利なので何も考えず利用してました。

gontagonta 2006/08/02 15:45 >こいちさんへ
丸山さんがmF247立ち上げの際におっしゃっていた「情報から作品へ」とは、「mp3、ヘッドホン」(情報)から「CD、ライブ」(作品)へ、という意味だと解釈できるので「言ってる事とやってる事が大きく違う」事にはならないと思いますよ。

TGTG 2006/08/02 22:11 なんとなく丸山さんのおっしゃっている感じに近いかなあと思う本の心あたりがあったので、面白くないかもしれませんが記しておきます。
アフォーダンス-新しい認知の理論 佐々木正人さん
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4000065122/250-1646286-7798664?v=glance&n=465392&s=gateway

atabouyo27atabouyo27 2006/08/05 17:07 丸山さんの意見は非常に納得はできます。
しかし、それも音楽の一面であって、それが全てではないと思います。
例えば、定位などをヘッドフォンに合わせて、スピーカーではあり得ない音楽を作ってらっしゃるアーティストもいます。
体で体感するのも1つの音楽なら、こういったものも1つの音楽です。
最近のン万円もするような高級ヘッドホンブームもそういった潮流の1つだと思います。

要は、人間誰しも似たような音楽じゃ満足しないって事です。
低音をスピーカーでガンガン感じたい時もあれば、イヤホンで繊細な音の流れに身を委ねたいときもあるわけです。

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