あなたが知らないで書くことを、僕はちょっとだけ探して書いている。

課題:何かを書く時は少しで良いから調べてみませんか?
着眼:→「Log of ROYGBさん:2006-11-03 「僕は聞いたことはありません」という便利な言葉」から
結論:何かを書く時は少しで良いから調べると、文章の途中で読むことを止める人が減ると思うのです。
感想:

前回のニュース、話を語る上での前提が間違っているのに、どの辺りが素晴らしい話なのか私にはわかりません。
数学なら、「答えがあってても、考える過程が間違っていれば」得点は半分です。(元ネタは忘却しました)


過程↓
昨日書いた自分のブックマークネタを拾ってくれた人がいました。
Log of ROYGBさん:2006-11-03 「僕は聞いたことはありません」という便利な言葉

子供のいじめは中国の学校にも、米国の学校にもあります。
しかし、中国や米国の子供がいじめに遭い、自ら幼い命を絶ったという例を僕は聞いたことはありません。

この“僕はきいたことはありません”というのは便利な言葉だなと思いました。いじめがあったとされる学校関係者なども使ってそうです。
きいたことがないのが事実なら、実際に何がおこっていようとうそにはならないからです。

私の書きたいことが代弁されています。この話に関してはLog of ROYGBさんを見てください。


それでは、私が今回のエントリーで書きたいことは何か?
それは、何かを書く時・考える時は少しで良いから調べて見ませんか?
blogは日々大量に消費されていくものです。だからこそ、エントリーに統計や資料を加えるだけで説得力があがります。


逆に、今回のような“僕はきいたことはありません”では、

"# 2006年11月02日 oquno oquno いじめ 「中国や米国の子供がいじめに遭い、自ら幼い命を絶ったという例を僕は聞いたことはありません。」まで読んだ"

物事を知っている人間にはそこで終了です。
普通、大勢と反対の意見を書く人はソーシャル・ブックマークですらほとんどいません。
物事を知らない人が書くエントリーは、事実と違う点を見つけた人にとって意味のないエントリーになるからです。


文章を長い時間かけて書いた人にとって、それって楽しいことですか?
ちょっと調べることによって、お客様が途中で読むのを止めなかったエントリーがあったとしたら、
自分は「はらわたが煮え繰り返って、その熱で鍋を食べてようやく収まるぐらい」のレベルで悔しいです。
少しでもエントリーを無視されたくない。だから、どんなエントリーでもちょっとだけ調べて書きます。
ちょっと調べると言いながらたくさん調べる人もいます。が、私は本当にちょっとだけです。せいぜい10分です。


ちなみに“中国や米国の子供がいじめに遭い、自ら幼い命を絶ったという例を僕は聞いたことはありません”発言。
関係者が発した言葉なら、炎上してもおかしくないぐらいのリスクの高い言葉だと思います。
実際に「いじめがない」と発言した関係者は叩かれています。日本と日本以外の違いだけです。
「海外にはいじめが無い」と比べて「現在進行形のいじめを把握する」のには、時間も手間もかかると思うのです。


「僕は聞いたことはありません」という便利な言葉。でも、信用を簡単に損なう言葉だと思います。


ちなみに海外の自殺を調べた時の時間は5分程度です。


1.翻訳サイトで「自殺」「いじめ」の英訳を調べる。
2.自殺は「bullying」自殺は「suicide」とわかる。
3.googleでそのふたつを検索する。
4.その問題に取り組んでいる大手サイト(信用度は公的機関>企業>個人)が見つかる。
5.機械翻訳にかける。

時間に余裕があれば、
機械翻訳は中途半端なことが多いので分からない所は辞書で調べる。
掲示板などで素の意見を見るとそのサイトの方向性も分かる。

こんな感じです。