marushinfarm2010-02-10

天気は晴れのち曇り。
本日も出荷作業



昨日からの高温の為、貯蔵庫からみかんを出せず。
倉庫内と外気の温度差でみかんが湿ってしまい
みかんが傷んでしまうのです。


と、いう訳で引き続き完熟の出荷作業を進めながら
僕は朝から市場へ。

すでにセリは終わってたけど、担当の方と打ち合わせ。
残りのみかんと、当園 最終兵器の青島温州の出荷の段取り。


いくら良いみかんを作っても、市場価格というものがあり
それは毎年、毎日変ります。
その需要と供給のバランスをいかに取れるかが市場のセリ人の能力であり
売るほうも買うほうも利益を得られるようにするのが市場の仕事だと
思っています。
近年は、スーパーなどの大型化で品物の良し悪しに関係なくロットでの
発注が多くなってるみたいで、品物の内容よりいかに同じような物が
沢山揃うかになってるみたいです。



確かにそれは理にかなってるのですが、それでは生産者が良いものを作る努力を
しなくなってしまいます。
深く書くとめちゃくちゃ長くなるので、また後々書き留めていきますが、要は


農業に効率化を求めすぎると、手抜き農業になってしまうということです。
自然相手の商売は無駄なことの積み重ねだと僕は思っています。


無駄の積み重ねで出来た作物にちゃんと評価が出来、目利きが出来るセリ人が
相場師と呼ばれるようになるんだと思います。



午後には家に帰り出荷の続き、
その合間に、朝段取りをしてきた青島の貯蔵庫をチェック。

カンペキな状態!