水玉模様のシンデレラ
- 作者: 萩岩睦美
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/11/18
- メディア: 文庫
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萩岩睦美さんは、小学生〜中学生時代に夢中になった作家です。
やはり、「銀曜日のおとぎ話」にと止めを指す。
華やかで独特な、少女漫画だけどどこかイギリスの絵本の挿絵を思わせる、すてきな画風。
舞台もイギリス物が多い、かな?
このお話も舞台はイギリスです。
何のかんので、自分の子、それ以外で引き取るはめになった子含め6人もの子供を、男やもめ一人で育てている、子供には内緒でポルノ作家をしてるお父さん
一族そろって詐欺師、詐欺師のおじいちゃんカラもらった怪しげなやせ薬のおかげで、百貫デブからスレンダー美人に一時的になる事ができるようになったルーシー。
6人もの子供の面倒と家事、という事では角野の給料を提示していたマッケンジー家のメイドになるのですが。
そもそも、家事なんて全くできない上に、本来子供嫌いのルーシーことカレンと、子供達とのドタバタが楽しい傑作です。
この話が大好きなのは、例によって、家事がらみの描写がてんこもりだから。
ごみためのような家、あらってもあらってもあっという間にたまる洗濯物、アイロン、際限ないごはんづくりetc
この話を読んでると、自分一人の家事ぐらい!
という気になります(笑)