特別史跡 三内丸山遺跡

masa-en2005-08-12

日本最大級の遺跡と話には聞いていたものの、
実際行ってみて、その規模にビックリしました。
(とても広いです。)
しかも、これだけの施設が「入場無料」というので、
またまたビックリでした。
ボランティアガイドの方に付いていくと、
発掘の時のエピソード等、いろいろ教えてくれます。
そもそもここは、運動公園を作る計画で工事を始めたのだそうです。
しかし、工事を進めていく内に、
貴重な土器や土偶、石器などがザクザク出てきた為
急遽、方向転換され、遺跡として保存されることになったのです。
竪穴式の住居等が復元された遺跡は、とても広く、
また、「遺跡展示室」の中には、興味深い物がたくさんありました。
今から、5,500年〜4,000年前、ここ三内丸山で、
たくさんの縄文人達が生活をしていたことが伺われます。
(約580棟もの竪穴式住居跡が発見されているとのことです。)
縄文人達は、栗などの木の実を拾い、主食にしていたそうです。
平均寿命は30歳ぐらいだったとのことですので、
さぞかし厳しい生活環境だったのでしょう。
(僕なんか、もしその時代にいたら、もう大長老ですよ。)