身体計測

今日から午後保育。初日ですので、身体計測です。年少さんが一列で上手に2階遊戯室の開場に移動していました。

 「3歩歩くとばらばら」だった4月の様子を思い出し、お母さんから離れがたくて元気に泣いていたちょうど一年前のなかよしルームのころのことを思い出し、すっかりお兄さんお姉さんらしくなったことを嬉しく思いました。

「さあ、大きくなったかな。小さくなったかな。」

との問いかけに、

「えええ。」

とにこやかな笑顔が返ってきました。

・・・小さく・・・

の奇妙さに気づくけるほどにも、心もお兄さんお姉さんになっています。

 会場の教室を覗いてみると、とても真剣な面持ちで背筋を伸ばしています。ちょっといたずらをしてみたくなって、いつもの豚の顔をしてみましたが、乗ってくれる子はほんのわずか。こちらを見たい気持ちを我慢して一生懸命前を向いている子もたくさんいます。そのような姿が寂しい以上に嬉しく感じられました。

温故知新

1月になり、お正月に関係の深い伝承遊びの活動が始まりました。

 年長さんのお教室では、福笑いやすごろく、そして、こま遊びに取り組んでいました。年少さんのお教室では、みんなで福笑いに取り組んでいました。年長さんのこま回しは、紐で回すもので、難しいものでしたが、繰り返し、繰り返し、夢中に紐を巻く姿が、いかにも、「ちょっと難しいものに惹かれる」お兄さんお姉さんらしかったです。また、福笑いやすごろくで遊ぶお友だちもお友だち同士の関わり方と進め方が年長さんならではの様子で一体感を感じました。

 年少さんは、「お友だちと遊ぶと楽しいね」がめあてです。お約束を守りながら、また、お友だちの取り組みにも関心をもって、楽しく遊べました。

 いつの間にか、時代とともに過ごし方が変わってきたお正月。この時期の子どもたちの遊び方もすっかり「非日常」になってしまった昨今です。「伝承」が重要な目的のひとつですが、子どもたちには、意外にも「新しさ」があるようです。



分離が始まりました (なかよしルーム)

 11月から始まった後期のなかよしルームです。いよいよ入園へ向けて母子分離が始まりました。お昼をはさんでの活動になります。海苔巻き型のご飯をみんなで食べて活動開始。登園した後、少しお外で遊んでから、食事のご用意をお手伝いいただきくといよいよママとバイバイします。初めて親御さんと離れるお子さんもいます。当然のことながら不安気です。
「ママは。」
「(私は)ママを迎えに行くの。」
等々、いろいろな声が聞こえてきます。
今週の活動の「凧あげ」が始まると、いつの間にか笑顔がたくさんになりました。