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Massa’s Eye

2008-08-04 丸岡の件 一日経過し このエントリーのブックマークコメント

まずは昨日のブログに対して意見を書き込んでくれた方々、どうもありがとう。

aさんの書き込みにもあったけれど、報道規制のようなチームや連盟から特に書き込みへの規制はなかった(はず)

でもこの問題にまったく触れず、他の話題を埋めてスルーしてしまうのは俺的には何か違うし、問題と向き合わないことは選手としてよりも人間として「違う」と感じている。思い込みかもしれないが・・・

今でもそうだけど、俺は別に亡くなられた方や大会関係者、それに他に参加されていた方に対して責任云々を問うつもりはないし、誰の責任とかじゃないと思う。

俺がゴールラインで意見したかったのは純粋に選手として丸岡のレースは素晴らしいレースの一つだし、このような形でなくなったりして欲しくないと咄嗟に思っただけ。

それは亡くなられた方にしてもすべての方々が望んでいないと思うんだよね。

この大会に参加されている方が一番良くわかっていると思うけれど、丸岡の人たちは本当に温かいし、また来年参加したい、遊びに行きたいと思うレースだよね。それは俺だって同じ。応援も嬉しいよね。

優勝したこともあるから格別の思いをこのレースに持っている。

ただ最初に言った部分と若干矛盾が生じるかもしれないけれど、誰にも責任がない、けれどもしかするとすべての人、それは俺も含めてのすべての人に何らかの問題があるんじゃないかな、って漠然と感じている・・・

今の実業団のシステムは門戸が広くて競技に入りやすい反面、フォーミュラーカーレースと同じぐらいのスピード感、そして危険度があるにもかかわらず、「選手」になるという部分での教育は一切されていない。

ママチャリ乗れる人がお金出せばフルカーボンの最高級車が買えるわけで、買ったらそのまま皆でレースに出て楽しみましょう!!ってノリが多い、はずだ。現行のシステムだとライセンスも登録に審査はない。

でもフォーミュラーカーなんかでそこまで軽い人はいるのかな・・・ルールを把握できていない人が一緒にレースに出ようものなら、確実に死傷者が出るだろうし。

今後ライセンスを取得するときに、まずはスポーツバイクに乗って競技をするというための講習、エンジンである人間の心肺機能云々のメカニズムの勉強、最低限の機材の勉強はした方がいいと思っている。

月曜から金曜までフルタイムで働いている人がウィークエンドだけ「選手」に変身するのは非常に無理があるはず。

肉体的にリミッターがかかる状態を把握しておかないと、心不全などのトラブルが必ず起こるはずだ。

機材は万が一何かおかしいと感じたとき、何がどうおかしいのかが感覚的に掴むことができれば、最悪の事態を回避することも出来る可能性もあるからだ。

これは現時点で俺の個人的な意見だし、このことで議論をされても困る。

最終的には各実業団チームや実業団連盟、それにもっと多くの選手や各方面でのスペシャリストの方が形を作っていかないといけないだろう。

スポーツには危険はつきもの。

だからと言って今回のような事態が終わったことで片付けられちゃいけないはず。

もう一度みんなが真剣に考えてもいいと思う。だからそれが今までなされていなかったと言う意味でも、皆に責任はあるように思える。

丸岡のレースへの移動中、会場まで俺だけ車で移動したけれど、多分BR-3かBR-2に出場する某クラブチーム系の実業団選手が自転車通行不可の高架道路、そしてそのあとも信号無視してスタート地点へと向かっていた・・・

これは決してやっちゃいけないことだろう。地元の人もこんなの見たら興ざめだろうし。

暴走族の集会を開催してもらっているんじゃない。

もし彼が

強い=交通ルールは無視=実業団のトップはそういうものだ

的な考えだとしたら、そんな非常識が常識化しそうな世界を修正して来れなかった俺たち実業団のトップにも幾ばくかの責任は存在するのかなぁ〜〜って思うことがある。

これはきっと子供を持つ身になって、社会を見る見方が変わったのかもしれない。

子供のしつけが出来ていないのは、親の責任なんだろうし。

都会で信号無視しないと練習にならないって人がいるけれど、それなら田舎に住めばいい。

少なくとも俺は、ベルギーから日本へ戻るときにそれを考慮して今の場所に住んだし・・・

そろそろ何か修正していかないといけない時期なんだよ、きっと・・・

問題が問題なだけに俺のブログも重い内容が続くが、付き合ってくれた人たち、どうもありがとう。

うまくは言えないが、なんとなく同じ趣味というか自転車を愛する人たちに伝えたいと言う気持ちだけなんけど。

最後に少し明るいニュースを

京都府自転車競技連盟さんの方で、ジュニアの育成事業のお手伝いをすることになった。

(こちらを参照)

まだどこまで、何が出来るかは俺自身も未知数だけど、これからの未来のトップアスリート、日本を背負っていく若者たちの育成に少しでも力になれればと、昔からお世話になっている京都府自転車競技連盟の坂井田先生からの依頼には二つ返事で承諾させていただいた。

こちらの方もご興味ある方は、是非よろしくお願いいたします。

一ファン一ファン 2008/08/05 09:28 今回の事故に関しては詳しい原因などわかっていませんが、比較的安全な場所で単独で起きたことは間違いないようで、逆に言えばレースをやる以上誰にでも起こりえる可能性を示唆していると思います。
「ああ悲しい出来事だった」で終わらせるのではなく、レース経験が豊富な方々の、さまざまな角度からのさまざまな意見や観想など、とにかく何でもいいから聞いてみたい、というのが本音でした。
情報が少ないゆえに語りにくい部分もあるのでしょうが、積極的にこの話題に触れていただきありがとうございました。

ちーやんちーやん 2008/08/05 10:01 確かに実業団登録なんて乗り始めてすぐの人でもOKの乗りで進んでいますが、資格ってやはり実務経験的な期間が必要だと思う。ライセンス発行には一定の講義、実技、身体的な検査(既往症の有無)などを踏まえる必要が有るのかも知れません。 又メカにしても、最近車検が行われないケースが殆んどですが今回の件を踏まえて、時間はかかりますがやはり実施の必要も感じました。

錆和田錆和田 2008/08/05 11:53 今回の件では安全その他についてシッカリ考えないといけない>>>逆に今こそ正しく発展出来る将来を実現すべく幅広く熟慮すべき時期ではないかと思いました。
こちらのスペースに多くを書く事は出来ませんが、今回の事故で自分も含めてですが多くの方が「このままでは駄目だ」と思われた筈。
これを機に地味だけど色々と継続的に改善に向けて進みたいですね。
一定の成果が得られたならば、亡くなられた方は気の毒ですが大きな意味が有ったと思います。
必ずそうしたいです。

nanpakunanpaku 2008/08/05 12:02 人が死ぬことにつながることを念頭に、もう一度、安全面から、メンテナンス・走り方・人との接し方を見直そうと思います。
まずは仲間うちの走行会のとき、皆で基本的なチェックをしてから走り始めようと思います。

源外源外 2008/08/05 12:30 いつもご活躍を応援しております。

さて今回の事故もそうですが、これらの事故情報をデータベース化することが必要ではないかと思っています。スポーツ競技中の事故だけでなく、おおよそ日本で”業務上....”とつく事故は、その事故を調査し原因を解明し対策を取り、同じ事故が発生しないようにすることが一番重要であると思います。

交通事故などは、保険屋さんの WEB などで事故データーを参照することが可能ですが、自転車競技に関してはそれらが見当たりません。

日本の自転車競技の統括団体である、JCF が責任を持ってまとめてゆくことが必要なのではないでしょうか? 一団体がそれらの情報を持っていても、利用できる範囲が限られてしまい、有効性が薄らいでしまいますし。

これを一競技者である三船さんにボヤくのはお門違いなのですが(汗)、先日の TOF での事故などの対応も含めて最近気になっていることです。

匿名匿名 2008/08/05 22:45 前日の夜中家を出て早朝に会場に着いたり駐車場での車中泊や野宿など、寝不足のままレースに出られている方が少なからずおられると思います。
私もそういう経験があります。
しかし、酷暑の中寝不足で走ったら・・・・
今回の事故と関係がなかったとしても、「丸岡が事故が多い」といわれて
いる原因のひとつがこれではないでしょうか
そのくせ機材にかけるお金は惜しまない、カーボンホイール、カーボンバイク
これだけで何泊できるのやら。。。

決戦用タイヤをもう1本買うつもりでレースの前の日くらいは
宿に泊まるようにしたいものです。

nanpakunanpaku 2008/08/11 19:58 とりあえず 皆で走るときの注意事項を書いてみました。
まだまだ校正しないとダメですが、
当たり前すぎる内容なんですけどね。文章にしてみました。

http://www.coara.or.jp/~jr6bkx/biscle/biscride.html#mass
とりあえずこの程度からでも・・・

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