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Massa’s Eye

2014-03-30 完全アウェーな中でのブルべ400

masahikomifune22014-03-30

[] 2014 BRM329東京400ぐるっと富士山  2014 BRM329東京400ぐるっと富士山のブックマークコメント


今年最初の関東遠征、ランドヌ東京の主催するBRM329東京400だ。

川崎市等々力緑地をスタートし奥多摩柳沢峠甲州富士川身延線沿い〜富士見沼津熱海峠〜箱根峠〜元箱根旧東海道江の島〜葉山〜逗子横浜〜小杉中原ゴールの602km。

ポイントとしては柳沢峠(1,472m)、そして熱海峠から伊豆スカイラインを通って箱根峠(857m)、そして富士川沿いの向かい風、小田原からの交通量だろうか。

それに加えて、スタートから奥多摩まで、葉山からゴールまでの交通量とキューシートの難解さが難しさを増す。このあたりはまったく土地勘のない、アウェー感たっぷりのブルべだ。

最近はハンドル周りのごちゃごちゃを嫌い極力キューシートを暗記して走るようにしているが、今回はステム上部に固定して走ることにした。


ライトはキャットアイVOLT300x2。

そしてポケットにはキャットアイVOLT1200を1個。

これはナイトランになるであろう伊豆スカイライン小田原まで、特に箱根峠から旧東海道の下りでは光量は必須、いくら十分に明るいと言えるVOLT300でもここでは十分には程遠い。

予想気温は10℃〜22℃。

目標タイムは18時間あたり。

雨さえ降らなければ着替えやウィンドブレーカーなどはいらない。

順当にいけば箱根で一番厳しい時間は通過しているはずだ。

(そういって先週の近畿600は地獄を見たが)

朝5時過ぎにスタート地点に到着。ランドヌールの田村編集長もランドヌ東京のスタッフをされており、しばし談笑。

ブリーフィング終了後、装備チェックを行い6時スタート。

やはりここは都会、信号や車の流れ、自分とは普段縁遠い都会差を感じる。

多西橋を過ぎて左折するところで次の橋まで約200m突き抜けた以外、一応キューシートをフォロー。前半は思っていた以上にスムーズに走ることができた。

R411に入ってしまえば、SR600FUJIでも重複しているのでもう大丈夫。自分の位置も把握できる。

1時間前に300kmの参加者が既に走りPC1の奥多摩は被っているので、トイレそして欲しいものは約10km手前のコンビニで済ませてしまう。

何があって何がないのかわからないのは時間のロス、そして精神的にストレスだからだ。

奥多摩のPC1到着

思いのほか暑く、そしてこれからもミネラルを消耗すると考えオレンジジュースを飲んですぐにスタート。


ここから奥多摩湖、そして柳沢峠へと進んでいく。

1,450mほどまで登るということ以外は特に何も情報を持っていない

ポラールCS600Xは心拍と距離表示、RS800CXを標高にセットし、キャットアイストラーダスリムをスピードと現在時刻に。

これで今欲しい情報はほぼ足りる。

18時間以上走る際に大事なのは今のスピードではなく今の運動強度。決して追い込まない=グリコーゲンの消費を最小限に抑えることだ。

俺の場合、心拍数120以下で走るのが望ましいが、柳沢峠だけは125〜130に設定。

峠を登ってしまえば約20分はかなり回復させることができるだろうし、少しだけグリコーゲン燃焼をあげる。

その分ポケットにはチョコパンを放り込んでおいた、たぶん大丈夫だろう。


奥多摩湖畔がきれいだったので少しだけ写真撮影。

後ろについていた人にそのあと追いつくも、そのまま突き放されるような勢いでペースアップされて消えていった・・・あれで最後まで行くつもり??

惑わされずにイーブンペースで。

PC1から2時間半、スタートしてから5時間半で柳沢峠頂上へ。

遠くには絶景の富士山が確認できる。

しかしよく考えたら、あの遠くに見える富士山をいまからぐるっと回って戻ってくるのか・・・

そういうブルべなんだから仕方ない・・・


ダウンヒルは初めての峠なので無茶はしないように進んでいく。

風の影響でカーボンディープリムは若干アンダーステア気味、すぐに感覚を修正して下るようにする。

甲府盆地のほうが関東平野よりも標高がはるかに高いので、登ったほどは下らない。

その分は下り基調で富士宮までいくのだからと納得するしかない。

甲府盆地では意外にも向かい風基調、心拍120前後で走るようにしPC2に到着。

まだ内臓もそれほど疲れていない。

サンドイッチやパンなど暖かくないものでもそのまま走れそうだが、長丁場ということと、やはり後半にそびえる箱根を考えると少し食べておきたい。

パスタを食べて今のうちにメールチェックなどを済ませる。

300の参加者の方に話しかけられたが、バタバタしていて無愛想で…すみません<(_ _)>


ここからは身延線沿いの富士川下り。

下り基調のはずなのだが、過去にここを何度も走っているが、毎回向かい風が半端なさ過ぎて下りの恩恵を体感したことがない。

ちなみに50kmで200m下っているが、風の前ではこの200mはないに等しい。

ここでも心拍120辺りをキープ。

まだ体に余裕があるののか、スピードはともかく心拍は130ぐらいまでスムーズに上がっていく。

しかし油断は禁物だ。


静岡県に入りK10島踏切左折のポイントを、前方を大型車が被ってしまい一瞬見えず突き抜けてしまった。

ここでUターンして・・・約5分ほどロスしてK25で富士宮へと登っていく。

富士山がすこぶるきれいだ、と写真を撮ろうとしたら見る見るうちに雲に隠れてしまった・・・去年のSR600でも同じようなことがあったな。


PC3富士見では次のPCまで40kmとそれほど距離もないが若干ハンガーノック気味、甘いケーキを食べてスタート。

この時入れ違いで2番手を走る人が到着。結構いいペースで走っているようだ。


下ると東海道。ここから沼津へは何度も走ったことがある道。

函南につくのは微妙に日が落ちるか落ちないか。

その時間にコンビニ前で外で何かを食べるのは寒いし疲れが取れない。

沼津直前のすき家に入りカレーを食べる。

たぶんこれで約100kmは走れるはずだ。


PC4函南コンビニに到着するとさっき2番手だった人が到着されていた。

ここでホットコーヒーを飲んでスタート、すぐに追いつき一緒に走り出す。

いろいろと喋りながら熱海峠、そして伊豆スカイラインから箱根峠へ。

ここは現役時代何度か車でも自転車でも走った道、だいたいの感覚は覚えている。

このあたりから雲の中に飲み込まれ、風がさらに凶暴さを増していく。

時折視界は10mほどしかない。

風は暴風と言っていいだろう、下りは油断していると自分の思っていない方向に進まされてしまう。

しかしまだ余裕があるのは、昨年SR600でもっと強烈な風の中、標高1,500m以上で走ったからだろうか。恐怖感もそれに比べて欠片も感じない。

箱根コンビニレシートチェックをさっさと済ませ、旧東海道の下りへ。

雲より下、下界へと降りてきた感がある。

気温もみるみる上昇。さっき箱根峠では8℃ほどだったが、もう10〜12℃は確実にある。

下りきればR1、そしてそのままR134へ。潮の香りでテンションが上がる。

危惧していた渋滞も特になく、葉山のコンビニへ。

このあたりになると、さすがに内臓も疲れて食欲がなく吐き気が消えない。

先週の近畿600で完全に内臓がぐったり状態、まだ本調子じゃない。

ひとまずゴールまでは50kmほど、ここで空になったボトルにスポーツドリンク、食事も食べたいという意欲がないのでアイスクリーム。

応援に来てくれていた友人もさすがに3月末の晩に、アイスクリームと食べるとは思ってもみなかったようでびっくりしていた。

ここからはナイトランでキューシートを追いかけるのも至難の業。

ヘルメットにライトをつけているが確認をするのは難しい。

止まっているときに次そしてその次は頭に入れるようにして走る。

葉山から新逗子駅、そしてR16を超えてR16に戻ってくるルート、難解なので気を付けないと、と思っていたが、案の定何度もロストして止まって確認・・・

箱根でおおよそ予定より30分遅れ(18時間半)と思っていたが、さらにそれよりも遅れそうだ。

横浜の街は夜に通過して正解か、夜景がきれいで疲れも吹っ飛ぶ。

R1では夜でも交通量は多く、暴走族は信号無視して横から飛び出して来たりで集中しないと危ない。

これも都会ならでは、なのか・・・

R1をそれてから・・・横須賀のあたりから「もしかして雨??」とポツポツと降ってきた雨も路面を軽く濡らす程度に降り始めた。

天気予報では朝までは雨じゃなかったのに・・・この風で降り始めがはやくなったに違いない。


まだ水しぶきを上げるほどじゃない。そのまま武蔵小杉を通過しゴールのセブンイレブンへ。

レシート取得後近くのファミレスでコントロールなので、何も食べる気がしない。

そうだ、ホテルに濡れて汚れた自転車を持ち込むのもなんなんで、ぞうきんを購入。顔も拭けるし一石二鳥だな(笑)

とレジが夜中で対応できるのが一人だけ・・・おまけにトラブルなのかお客とごたごたやっている・・・

なんだかんだで5分以上・・・もしこれでタイムアウトぎりぎりだったらきっとキレるだろうな(笑)


レシート取得19時間21分。

強風と信号、土地勘なく走っていたのでこんなものか。

次回はBRM412中部300

今年は変なリズムで、200を2回こなした後に先週の600、そして今回の400で次回が300と、徐々に距離が減っていっていく。

ブルべをこなすにつけ楽には感じるが、その都度はきつい。

しかし・・・

熱海峠から箱根峠への自然と闇に飲み込まれ、視界もほとんどなく叩き付けられるような強風の中でペダルを漕ぐ・・・

SR600で薄々気づいていたが、今一番楽しいのはこれかも知れない。

今年もSR600にはきっとチャレンジするだろう・・・


PC1 奥多摩08:42/03分08秒

PC2 富士川12:58/12分34秒

PC3 富士宮15:50/10分02秒

PC4 函南18:13/6分00秒

通過チェック 元箱根 19:59/04分30秒

PC5 葉山22:35/14分30秒

ゴール 01:21

PC1手前コンビニ 06分15秒

すき家(沼津) 17分00秒



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今回は新幹線からもきれいに富士山が見えてテンション↑↑

明日はあの富士山の周りをぐるっと走るのか



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ホテルにチェックインしバイク組み立て

明日の装備確認、ライト、スピードメーターなどなど・・・

すべてが完璧じゃないとストレスとなり、場合によっては命にかかわる



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今回のブルべよりSKSの製品をサポートしていただくことに

基本的には積極的に製品の良さを伝えていきたいところだが、携帯ポンプの使い勝手などを実走よりフィードバックさせるということは、トラブル(パンク)があったということ。

これは微妙だ・・・www


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ブリーフィング

芝生の斜面にみんな座り、まるで何かを受講しているかのようだ。


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地名を見ているだけでかなり都会だと感じてしまう。

こんなところでロストしたら大変だな・・・



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路面には自転車走行レーンのアピールか

自転車に興味がないドライバーたちに啓蒙することができれば・・・



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PC1を終え柳沢峠を目指して進む

昔ながらのトンネルのつくりが、現実から別世界へといざなってくれている・・・


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ブルべ以外で奥多摩湖へは足を運んでみたい、そう思わせる素晴らしい景色だった。


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登りに入ってから道路工事中なのか、いきなりの未舗装区間。

も、燃えるぜ!!


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柳沢峠

長かった〜〜〜

まだ大雪の影響か、周りは真っ白だ


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東京水源林石碑



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柳沢峠頂上から見る富士山

絶景でした


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PC2富士見を抜けて身延線沿いを南下していく。

いきなり地元の人しか通らないようなトンネル

左側に「熊出没注意」ん?熊??



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がおぉぉぉぉぉっ!!

って熊じゃなくて俺ですが(笑)


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ようやく静岡県



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富士見への登りで富士山発見!!

この後すぐに雲に覆われて見えなくなってしまった。

この低気圧がこのご影響していたのかもしれない


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ナイトランに備えてヘルメットにキャットアイSL-LD130-F NIMA [ニマ]を取り付けてみた。

これでナイトランでもキューシート確認ができるのでは?とテスト

結論でいうと光をもう少し下に向けたい。

これは今後対応できるようにリクエストしてみよう


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函南町のPCを過ぎて熱海峠、そして箱根峠へと向かう

闇に包まれて眼下には沼津の街並みが見える

きれいだなと思っていられたのもつかの間、この後突然の暴風・・・



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突然のように暴風に包まれて雲の中

視界は10mほどだろうか・・・道の端も何となくでしかわからない


山の天気はわからない

当たり前のように言われていて知っているつもりだが、身をもって体験するとその自然の破壊力に自分が本当は何も知らないし何もできないことを思い知らされる



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そんな暴風で雲の中、箱根峠到着



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最終PCを通過しゴールを目指す

真夜中の横浜、それまで自然と戦ってきて疲れている体には癒される景色だ

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