2016BRM228名古屋200


BRM227近畿300松阪を終えて、すぐに三河安城へと移動。翌日のBRM228名古屋200にエントリーしていて、宿泊を三河安城駅前のビジネスホテルにしていたからだ。
伊勢自動車道から東名阪はいつも渋滞しているし、国道23号でみえ川越まで一般道で移動。時間は少し余分にかかったが、経費は食事代ぐらいはセーブすることができたはずだ。

洗濯そして食事。翌日は朝7時スタートなので4時半に起床し5時過ぎにはチェックアウトしたい。そうすれば朝食はコンビニでパンじゃなく、定食屋などで温かいご飯を食べることができる。
疲れているときほど、温かいご飯に味噌汁が欲しい。


チェックアウトも少し遅れたが定食屋も早朝で少し出てくるのが遅かった。
納豆ご飯に味噌汁、焼き魚。これがなんだかしっくりとくる。

BRM227とBRM228はバイクを変えようと思っていたが、やはりそのまま1台でこなすことにする。
前日のバイク汚れはほとんどなく、チェーンオイルもワコーズの長距離用の雨でも落ちにくいものにしているから、雨でも600kmなら問題なく走れる。それはPBPで確認済みだ。
ただ少しシフトレスポンスなどを考慮して、チェーンルーブをチェーンとプーリーに軽く塗付。

名古屋のスタッフはみんなフレンドリーで、ついつい話し込んでしまう。
そして関西もだが、ここ名古屋ブルべでも何人かの人に「PBPお疲れ様でした!」と声をかけてもらう。ありがたいことだ。


名古屋のブルべは、スタートからしばらくどうしても都会を走ることになり、今まで好タイムで走れたことがほとんどない。
郊外に出たら出たで、三河高原や恵那や明知方面のアップダウンはスピーディとは程遠いアップダウンだ。
今回も前半の名古屋郊外から小牧そして犬山を抜けるまでは、信号地獄。そして八百津からは景色はきれいだがアップダウンが容赦なく襲ってくる。景色がきれいだからってきついものはきつい。そして後半は再び豊田市内、今度は夕方の車の多い時間帯に抜けてくる。スピードを乗せられるところは、…ない。
好タイムで帰ってくることは不可能、このルートはあくまでも自分の設定したバーチャル好タイムと常にコンペティシブなライドを楽しめればいいなと考えていた。
タイムが出ないからダメなブルべじゃない。
出ないなりにどうすれば(出ないなりに)速く走れるか、信号の多いところでは体力を消耗するようなダッシュを避けて、郊外まで体力温存できるのか、などなど。
それは完全にゲーム感覚だ。


スタートから昨日も一緒だった落合くんと他に2人の合計4人で走り始める。
朝7時、気温はそれなりに寒いが我慢の限界と戦うほどの寒さじゃない。
逆にスタート前そしてスタート後3時間に合わせた装備で行くと、途中から動くサウナよろしく、汗でびしょびしょの装備で峠を下っていき、だれにも頼まれていないのに人体実験ライドになってしまう。

瀬戸のあたりから落合くんと2人旅。
国内レコードブレーカーコンビの一人だけあり常に速い。
昨日も途中で仕事の電話が入り、落合君に「ちょっと先に行ってて」と行ったら、二度と追い付かなくなるかと思うぐらいのスピードで熊野から風伝峠へと駆け上がっていき、追いつくのに体力を相当奪われた。

普段の走行中は一列で走りながらもずっとしゃべりながら走る。
八百津の下りでは若干こちらが待つことになるが、ゴールまで一緒に走れるほうが単独になるよりもはるかに楽だし、彼を待つ。
お互いに得意なパートでペースを作りながら、意外とペース落ちないやん!ともしや7時間台というペースだったが甘かった。やはり豊田の街に入ったとたんに一気に失速。
ゴールは8時間を少し超えて8時間06分だった。


ゴール後、思いがけず前日の疲労も重なってスタッフの方に「食べていいですよ」ともらったお菓子にむさぼりついた(笑)
二度と子供に「お菓子ばっかり食べるな。お菓子でお腹いっぱいになっちゃだめだぞ!」なんて言えないな(笑)


前日に続いてカセットスプロケットはローギヤ29T。
PBPの時に先頭グループの大半のライダーはローギヤ23Tぐらいと、あくまでも低ケイデンスで筋肉の伸縮のリズムが速いことを避けていたようなセッティングだが、国内のブルべだともう少しローギヤは軽くていいのかもしれない。日本は世界屈指の山岳ルートだといえる。こんな急こう配の峠だらけの国は、ヨーロッパではない。アルプスやピレネーでも、こんなに登りはきつくない。
自分の考えは、逆にケイデンスをやや高めて回転のスムーズさで進んでいく。選手経験で培ったぺだリングスキルが役立っていると思う。
普通のライダーなら、軽くしてもケイデンスは低下し、結果的にスピードが落ちるだけだろう。


次回のブルべも2日連続。
BRM319高松400とBRM320高知300。四国をぐるっと一周するセットブルべだ。
合計700kmと過酷なことに変わりないが、ただ間で休むことができる(はずだ)しBRM320は夜スタートなのでイメージとしては3日間で700km、ちょっとだけ気持ちは楽だ。
しいて言えば、たぶんデイパックを装備し、着替えなどの荷物は基地にする予定のホテルに先送りするが、いくつかの荷物はそのまま持って走る。
それが吉と出るか凶と出るか。


このBRM228名古屋200で今年4つめのブルべ完了。
認定総距離は900kmとまだ「足踏み」状態に近いが、シーズン序盤は気温や日照時間などなど、200kmでも十分お腹いっぱいだ。
そんな状態で目の前には700km。そろそろ準備にも取り掛かりたいと思います。


BRM227近畿300は真っ暗からのスタートだったが、今日は明るくなってからのスタート。
個人的には明るくなってからのブルべのほうが好きだ。



序盤は4人で。
途中で2人が離脱。もう少し牽いてもらって楽をしたいところだったが(笑)



知々釜南の交差点。で、すぐに知々釜北・・・
それって両方ともで一つの交差点じゃダメなのだろうか・・・



昨日に引き続いて今日も熊野かぁぁぁっ!!
っていう、熊野町交差点ってのを発見。



落合くんが落合公園横をいく・・・
ただ、それだけです



さぁ、最後の登りを終えて愛知県豊田市に戻ってきた!!
って、豊田市はあまりにも大きすぎて、ここからさらに約2時間かかる・・・