誰にでも良い顔をしてしまう人-嫌われたくない症候群-

たまたま手元に本を忘れてしまい、コンビニで目に止まったため購入。

誰にでも良い顔をしている人は良い人なのではなく、自己が確立されておらず、そのため自己の中で幸せに定義が作れない。その結果、幸せを人からの評価としてしまう。そのため人に嫌われる事が怖くなり、そのために生きるようになる。

確かに一理あるし、現代の人には必要な本なのかもしれないと感じた。が、全ての意見を鵜呑みにする事はできない。
例えば自己を確立している人は他人は必要ないのか?社会の中で人は人と関わって生きている。そのために他者の意見は大切にしなければならないし、そのためにしなければならない事も存在する。

自己を確立する事は確かに非常に重要であるが、他者を思いやり、社会に対して貢献していく事も非常に重要な事である。

自分の楽しい時間がいつか自覚できずについつい毎日を付き合いで過ごしてしまっている人にお勧めの一冊。