おおきな木

〜更新中〜
「きりかぶの赤ちゃん」「ハグくまくん」の次に読むなら「おおきな木」だと思います。
村上春樹さんの訳なので再び手に取りました。
おおきな木
「あなたはこの木に似ているかもしれません。
あなたはこの少年に似ているかもしれません。
それともひょっとして、両方に似ているかもしれません。
あなたは木であり、また少年であるかもしれません。
あなたがこの物語の中に何を感じるかは、もちろんあなたの自由です。
それをあえて言葉にする必要もありません。
そのために物語というものがあるのです。
物語は人の心を映す自然の鏡のようなものなのです。」
村上春樹/訳者あとがきより)
ほんだきんいちろうさん訳と違った印象を受けました
おおきな木

生かされて

〜仕事後更新します〜

内容(「BOOK」データベースより)
1994年、ルワンダ。隣人が、友人が、殺戮者と化し大鉈・ナイフを手に、「皆殺し」を叫ぶ!小さなトイレに身を隠し神との対話だけを力に、奇跡的に生き抜いたツチ族女性の世界を震撼させる恐怖と感動の手記。


この本は友だちに聞いて、ずいぶん前に読んだ本です。報復の悪循環を断ち切るというテーマとも通じます。厚い本ですが、映画を見ているような感じで一気に読んでしまいました。
普通の人間なら決して相手を許すことができない状態の中でなぜ相手を許すことが出来たのかを考えてみました。その一つは信仰の力だと思います。そして事実を振り返りそれを文字にして、相手を「許す」と書いているうちに相手を許すことができるようになったのだと思いました。            言葉で「許す」と書いたことで自分の考えを「許す」方向へ持っていくことができたのだと思いました。著者もこの本を書くことで苦悩の中から希望の愛の世界に飛びたてたのだと思いました。原書のLEFT To Tellという題名が心に訴えています。

生かされて。

ヤクーバとライオン

〜更新中〜徒然なるまま、仕事の合間に時間を見つけて書いています。
「きりかぶの赤ちゃん」「ハグくまさん」「ヤクーバとライオン」は相手からの攻撃に攻撃で返すのでなくどのように対処すればその悪循環を断ち切ることができるのかというテーマに魅力を感じました。
「ヤクーバとライオン」はラジオを聞いていた時に知り感動しました。内容を聞いてなかったらその絵からはきっと手に取らなかったと思います。この2冊は読んだ後に深く考えさせられる本です。
内容説明
(1)ライオンを殺すことが、本当の勇気なのか?村の少年ヤクーバは、ライオンを倒しにいく。しかしそこで出会ったのは、瀕死のライオンだった……。生きるうえで本当に大切なことは何か、考えさせられる絵本。
(「BOOK」データベースより)アフリカ奥地の村の少年ヤクーバは一人前の若者として認められるために独りでライオンを倒しに出かける。しかしそこで出会ったのは、瀕死のライオンだった…。
(2)男とライオンは闘う。お互いを助けるために ライオンたちが村の牛を襲いにきた。家畜係のヤクーバは、ライオンの王者と闘うが、お互いに相手を傷つけまいとする。深い信頼で結ばれたふたりの、感動的な物語
(「BOOK」データベースより)報復の悪循環を断ち切った「勇気」と「信頼」の物語。
   ヤクーバとライオン (1) 勇気 (講談社の翻訳絵本)  ヤクーバとライオン 2 信頼 (講談社の翻訳絵本)

ハグくまくん

〜更新中〜

そして木のお話なら「ハグくまくん」
内容(「BOOK」データベースより)
森に、ちょっとふしぎなくまがいました。だれかに会うと、いつも抱きしめてしまう、ハグくまさんです。なかでも大好きなのは、森の木を抱きしめること。大きな木も、ちっちゃい木も。ある日のこと、オノを持った人間の男がやってきて…森の木を!大自然に育まれたどうぶつたちが、生きることのすばらしさをユーモラスに伝えてくれる物語。
ハグくまさん (人生を希望に変えるニコラスの絵本)