masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

「いそあ」で、岡山でバスに乗るのは必死ですと

2016年12月29日03時54分
6社のバスの停車場所となっている「NTT岡山前」=岡山市北区


熊本ではバスに乗る時はボーとして立ってれば、必ずバスは止まり、しつこく案内してバスは発車します。
バス停で待っていても、バスが停車するとは限りません――。
そんな前置きで岡山市内での路線バスの乗り方を指南するサイトがネット上で話題だ。
「バス停では必ず立って」「バスが来る方向をじっとにらみつけながら待ちましよう」。
そんな助言が並ぶが、岡山でバスに乗るのは難しいのだろうか。
「岡山でバスに乗るには必死感を出さなければならないことを学んだ」
11月下旬、ツイッターにこんな「つぶやき」とともに、あるサイトの画像が掲載された。
岡山市内の路線バスや路面電車計約20路線の時刻表などを案内するサイト「いそあ」内にある「岡山での路線バスの乗り方」というページの画像だ。
「バス停での待ち方」という項目にはこんな文章が並ぶ。
「バスの死角に立たないように気をつけましょう」「バスが停車したら我先に乗り込みましょう」
「つぶやき」は8800回以上リツイートされるなど反響は広がった。
「岡山のバスに乗れる気がしない」「岡山では常識」。ツイッター上が驚きや共感のコメントであふれた。


岡山での路線バスの乗り方
● このページでは、岡山市内での路線バスの利用方法についてご案内しています。
岡山を走るバスは、岡山駅天満屋(または表町バスセンター)を中心に放射状に運行しています。
大部分の便が岡山駅天満屋(または表町バスセンター)の両方を経由しますが、一部、片方しか経由しない便もあります。
また、岡山市では岡電バス岡山電気軌道)、両備バス下電バス下津井電鉄)、中鉄バス、宇野バス、八晃運輸備北バスが競争と棲み分けをしながら運行しています。
運賃は、距離に応じて変わるため、後払いです。
ただし、八晃運輸(めぐりん)は100円・200円の単純な2段階運賃のため前払いです。

バス停での待ち方
バスに乗るのは一苦労
京都や広島では、バスは不特定多数が利用する乗り物「公共交通」です。
バス停でぼうっとして立っているだけで、バスが親切にバス停に停車して、 自動でドアを開けてくれて至れり尽くせりです。
そのような地域に生まれ育った方が、岡山で問題なくバスを利用できるようになるには、 およそ3年かかると考えられます。
岡山のバスは、不特定多数が利用することは想定されておらず、特定の人専用の乗り物です。
どうしても乗りたいという人が一生懸命努力すれば何とか乗れるかも知れない乗り物です。
つまり、公共交通ではないのです。
参考(いそあコラム)
バス停で待っていても、バスが停車するとは限りません。
そのため、次の点に注意してバスをお待ち下さい。
バス停では必ず立って、動きやすい状態で待ちましょう。座っているとバスが通過することがあります。
座っていて仮にバスが停車しても、あなたが立ち上がってバスの入口へ向かうより先にバスは発車します。
必ずバスが来る方向をじっとにらみつけながら待ちましょう。
ぼうっとしているとバスは通過します。
ぼうっとしていて仮にバスが停車しても、バスが停車してからゆっくり行先を読んでいたら、その間にバスは発車します。
バス停の前後も意識しましょう。
バス停の目の前でなく、すこし離れた場所で乗降扱いをすることがあります。
岡山駅バスターミナルや天満屋バスステーションでも、隣の乗場から発車することはよくあります。
やって来るバスの死角に立たないように気をつけましょう。
自分が乗らない行先のバスがバス停に停車したときは、その間に後続のバスが追い越していかないように、後続のバス運転手の死角にならない位置にこまめに移動しながらバスを待ちましょう。
(岡山のバスに慣れるまでの間は)バスが停車したら我先に乗り込みましょう。
他の人が乗ってからゆっくり乗ろうと思っていても、他の人が別の行先のバスを待っていて乗らなかったら、誰もバスに乗らないのだと運転手が判断して、バスは発車します(結果、あなたはバスに乗り損ないます)。