志布志山宮神社のだご祭り

春到来を告げる志布志山宮神社の「ダゴ祭り」が6日開かれた。同神社の「ダゴ祭り」は県内で一番早い春祭りで現在は2月の第一日曜日に開かれる。ダゴ祭りのメインは、ダゴ花争奪戦。「団子花」(だごばな)は、長さ約2メートルの孟宗竹の先にワラツトを巻き付け、紅白の団子の竹串や金柑、椿の花などが飾り付けされている。団子の竹串は稲穂の代わりであるとされる。いただいたダゴ花は縁起物として持ち帰り、食べたり、家に飾ってその年の五穀豊饒、無病息災を願う。

だご花の奉納とともに古くから行われているのが、神舞奉納だ。昭和17年より一時途絶え、昭和58年、地区の有志によって復活され、現在、田之浦山宮神社神楽保存会によって伝承されている。昔は33段が舞われたと伝えられるが現在は、彦舞、童鬼神舞、帯舞、稚児鬼神舞、弓舞、田の神舞、四方鬼神舞等20段が復活し、ダゴ祭りではそのうち6段が奉納された。

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