日本の心・さいき

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インフルエンザワクチン・・・

 インフルエンザワクチン、WHOは、以下のケースに、(毎年接種することを)勧めています。

・妊婦
・6カ月から5歳までの子ども
・65歳以上の高齢者
・慢性的な病状のある人
・医療従事者

 となると、今の日本のように、会社が職員全員にワクチンを強制したり、小学生・中学生・高校生に、ワクチンすること、どうなんでしょうか?昔は、学校で、強制的にインフルエンザワクチンを全員打っていましたが、今は、任意となっていますね。インフルエンザの予防接種で亡くなるケース、数は、極めて少ないですが、ありますが・・・。
 ワクチンすると、その効果は、2週間から5カ月までとなっています。11月頃に打つと、春先にB型が流行しても、もう、抗体価が落ちていることになりますが・・・。
 それに、時に、ワクチンと流行の型が大きくずれて、流行することもある訳ですが・・・。
 私が小児科を開業している時、貴重な経験をしました。ワクチンに効果がないと世間が騒いで、殆どの医療機関が、打たなくたった時、私なりに調べて、効果があると知って(それ以前は、型が合ってないことが多かったのですが)、50人分難儀しながらもワクチンを何とか手に入れて、職員とその家族に打ちました。
 インフルエンザが流行しましたが、打った人、掛かりませんでした(少なくとも、薬をあげた人、誰もいませんでした)。周りが打たないので、変異が少なくて、型がピッタリ合った為とその時、思いました。
 でも、これから先がありますが・・・私の子ども、インフルエンザの流行時期に、休校で、元気で家で過ごしていたのですが、ワクチンを打って、数カ月後に、誰もインフルエンザらしき疾患に周りがなっていないのに、私の子どもだけ掛かりました。抗体価が落ちたんですね。
 世界のタミフルの7割もが日本で消費されています。
 マスコミでは、インフルエンザ予防に、うがいや手洗いを重視していますが、うがいは、あまり効果ないと思うし、もっと大切なことは、免疫力が低下しないように、流行時期には、普段以上に、気を付けておくべきではないでしょうか・・・。
 具体的には、バランスの取れた食事、適度の運動、いい睡眠、そして、ストレスを貯め込まないようにして、笑顔、姿勢を正す、身体を冷やさないなど・・・。それに、私の場合、頻回に水分を取り、食後に3回歯を磨いた時に、歯間ブラシも使って、入念に歯を磨くってこともしてきましたが、どれだけ効果があったのやら・・・?
 ずっと10年以上、インフルエンザワクチンを打ってなく、(柴胡桂枝湯で)インフルエンザから遠ざかっていましたが(少なくとも、本格的なインフルエンザからは)、来年からは、方針を変えるべきかなとも、思っています。今年は、A型に掛かったので、その抗体は、しっかりと付いたはずですが・・・(当たり前ですが、実際に掛かって得た自然免疫の方が、ワクチンの免疫力よりも、強いですね)。
 ところで、ゾフルーザ、まだ、本格的に使っていないのですが・・・国境なき医師団の話だったと思いますが、発展途上国では、極力抗生剤使用を控えるようにしているとのことで、その理由として、耐性菌問題があるとのことですが(日本の耐性菌率、国際的に、際だって高いですが)。どうしてもの時に、細菌感染で抗生剤を使うと、普段、使っていないので、軽い抗生剤でも、耐性菌がないので、よく効くとのことですが・・・。(私の場合、長年、国境なき医師団のレターが、時々、来ていますが)