まったく充電できない

masatec2009-03-02

デジタルカメラFinePix 6900Z用に買ったサードパティ製の電池である。
きのう久しぶり(昨年7月27日ぶり)に写真をアップロードしたが、そのときカメラの電源が入らないのでおかしいと思った。普通は、いくら電池が消耗していても電源が入らないということはない、たとえ1秒で切れてしまうにしても。とりあえず別の電池に交換して撮影はした。その後充電しようとしたら、充電器のLEDが点灯しない。こりゃ充電器がいかれたかと思いほかの電池で試すと、ちゃんと点灯する。充電器にセットしてしばらく放置しておけばそのうち通電するか、と考えてやってみたが、充電器があったまってくるだけでLEDも点かなければ、はずした電池をカメラにセットしても、やはり電源は入らない。
調べてみると、購入したのは、去年の8月。届いたのはいつかわからないが、業者からは同月19日に発送されている。もう半年以上たっているわけだ。だが、その間に使ったのは(充電したのは)たぶん10回に満たないだろう。ちいと早すぎぃへんか?たとえ楽天のポイントを使って0円で買ったとはいえ、ちょっと悔しい。
売店のサイトを見ると(【楽天市場】エラー)、おお値段が500円も下がって俺の買ったときの3分の2になっているではないか。まあ、それはいいとして、はっきりと3ヶ月保証と書いてあるので、どうせダメだろうなあと思いつつ、もう在庫が1つしかないので「持ってけドロボー」ということにならないかと1%の期待を抱きながら一応メールは送ったのであった。

充電できない電池の続き

売店から、さっそく返信をいただいた。だが、予想通り「3ヶ月保証なので有償になる。在庫がまだ1つあるので必要なら言ってくれ」とのこと。実際には当然もっとうんと丁寧な口調である。
注文するかしないかはとりあえず置いといて、件の電池はどうせお払い箱になるのだからと、だめもとでケースをかなり強引にあける。あけるというよりも、割るといいうのに近いかもしれない。中に入っているのは、電池本体と小さな回路。電池本体と電極のあいだにある。これがいわゆる過充電/過放電等の保護回路なのだろう。どうせ端子のはんだ付けが取れてるぐらいのことだろうと思って見たが、しっかりとくっついている。回路のほうも見たところおかしなところはない。念のため、細いドライバでつっついてみる。そうして、コンセントに差し込んだ充電器に装着してみる。やはり充電中/充電完了を示すLEDは点かない。
ところが、回路を手でぎゅっと押してやると、LEDが赤の点滅、あるいは赤と緑で交互の点滅となる。
うーん、なんかわかんないけど、きっとその保護回路がいかれてるんだろうという気がした。そこで、それをバイパスするようにジャンパー線をはんだ付けしてやったのだ。
そうしたら、おお、LEDが充電中を示す赤に点灯したではないか。しめしめ。でも、過充電保護回路がないから、充電のし過ぎで破裂なんてことにならないか。寝るまえにはコンセントから抜いておかないとな。