MP3プレーヤ用USBケーブルのなれのはて

ついにこんなんになっちゃいました。

長い距離を歩いたので、それなりに音楽もたくさんきく。もう2まわりめだったので中身を更新しようとしたができない。
そうなったらコネクタ(♀)をとりつけようと思っていた(コネクタは無事だった - 主夫の生活)のであわてない。
ばらしてみてみると、ハンダ付け箇所はまるでどうもない。問題はリード線のその直近だった。リード線の内部破断だ。そういうところに応力が集中するなんてことは常識だったのだ。しかもあんな(ついにここまで - 主夫の生活)形状だろ?もちろんその写真のままじゃなく元の筐体におさめてはあるが、それをポケットに入れてしかもそれで長い距離歩くわけなので、切れて当然なのだ。それを俺はハンダ付けが取れる心配ばかりして、そのあたりにはたっぷり瞬間接着剤固めをかましたのに、リード線部分が無防備だったのだよぅ。まるで耳なし芳一じゃないか。
その瞬間接着剤を撮る取り除くのが大変だった。かっちんかちんでビクともしないので、半田ごてをあててみたら、溶けた。あれ、溶けるものなんだ。そうかアクリレートって言うからにはアクリル系なのか。で、メガネをはずせばうんと目を近づけて細かい作業が便利ってここばかりは近視の利点を謳歌していたのに、溶けた瞬間接着剤から出るガスが目にしみるでやんの。ちょっとまてよ、シアノ・アクリレートってことは、あれシアン化水素?ってことはないよな。
USBケーブルの方は、もうケーブル部がほとんどないような状態だったので、それだとPCのUSBにさしたときMP3プレーヤの重みでちょうど接着部分が折れ曲がるような形になるので、それはいささかまずかろうと捨てずにとってあったかつてのこいつの体の一部たるケーブルを使って少しだけ長くした。
またいつか断線したとき点検や修理がラクなように、もう被覆はしないことにした。持ち運びをするものでもないし、絶縁も必要ないのだ。