ブログ引っ越しのお知らせ

今までこちらでお世話になっていましたが、本日よりアメーバさんにお世話になることにいたしました!
こちらです!


http://ameblo.jp/masatomo-s/


題名は「Landscape and portrait ver. 2」……
変わりませんな、あんまり。。。


もちろん、こちらのブログはこのまま置かせていただきます。
もしかしたらたまに手を入れるかも知れません。


今後ともよろしくお願いいたします!



しろ拝

福岡10 太宰府天満宮

今回の福岡旅の最大の目的地、太宰府天満宮
学問の神様、菅原道真公を御祭神とする、説明の要もない有名な神社。



6/15はあいにくの雨でしたが、お宮さんにお参りする場合はこれも粋な舞台装置みたいなもの。しっとりと降る雨の中、景色はけぶるようで、由緒ある建物の群れは水気のために黒っぽく沈んで見えます。こんな天気なのに大勢の人たちで賑わっている辺り、さすがメジャーリーグ級の神社。九州の代表としての名に恥じない盛況ぶりです。


しかしながら、この太宰府天満宮、生い立ちはもの哀しさがあります。御祭神の菅原道真公は藤原時平らの陰謀によって筑前国大宰府に権帥として左遷され、903年に死去。その遺体を都まで送ろうとした際、大宰府から外れた所で牛車を曳いていた牛が動かなくなったのことですが、それはそこに留まりたいのだという公の遺志によるものと考えたそうな。で、そこに墓が作られ、905年には墓所に廟が建てられた……これが安楽寺天満宮の創始。その後、京では疫病や異常気象など不吉な事が続いたため「道真の祟り」と恐れられたそうで、これを鎮めるために919年に道真公の墓所の上に社殿を建立。これが太宰府天満宮の始まり……とあります。公が優れた学者であったことにより学問の神として信仰されるようになったと。


私が高校入試の勉強に精を出していた少年時代、夏休み前になっても志望校の合格ラインが遥か霧の彼方で、進路指導の先生に「月の方が近い」などと言われていたので、両親に「九州の太宰府何とかって神社にお参りに行けば受かるんで連れて行って」と頼んだ覚えがあります。母親に「神様に頼むなんて10年早い」と言われ、父親に「そんな暇があったら数学の問題を1つでも多く解け!」と一蹴されました。。。ち! この時、ささやかな旅行が実現していれば、20年以上も早く九州上陸という誉れが手に入ったのに。。。



太宰府天満宮には菖蒲池があります。花のことなど門外漢のわたくしでも、雨に濡れて咲く菖蒲たちの美しさには胸を打たれるものがございます。そのほとりにお店が軒を連ねているので、その中の1つに入り、かの高名な梅ヶ枝餅とやらを食べてみることに。わたくしは餅が大の苦手。おまけにアンコも苦手。この2つが一緒になって襲いかかってくるなど論外!……と言いたいところですが、観念して食べてみたところこれがおいしい! う〜ん……餅とアンコに対する認識を改める時でしょうか。。。「小豆餡を薄い生地でくるんだ餅」を鉄板で焼いたものなので、餅そのものの占める割合はさして高くないのかも知れません。それにしても、餅かぁ……



ただし、この餅、梅の味も風味もありません。梅の刻印が薄く押してあるのでこの名前とか。左遷されてきた不遇の道真に、安楽寺の門前の餅屋のおばあさんが、元気を出せと餅を渡したところ、それが道真公の好物になったとか。。。道真公がなくなった後、このおばあさんが餅に梅の枝を添えて墓前に供えたのが始まりとされています……このおばあさん、相当長く生きられたようで。わたくしの場合ならさしずめカツ丼でしょうな。とはいえ、陰謀を企まれるほどの大物ではないし、せいぜい取調室でカツ丼を食べるくらいでしょう……そういえば、よくドラマに出てくる刑事物で、捕まった親父が「カツ丼でも食べるか?」などと言われておいしそうに喰らってますが、ちゃっかり後に代金を請求されるとのこと。。。せこい窃盗で捕まったのはカツ丼なんぞ普段食べられない生活のせいだと思うのですが、そんな親父にカツ丼を勧めるとは刑事たちもワルですねえ。


太宰府天満宮、とにかく存分に楽しみました。
最後に見た大樟はすごかった、、、

ユークリッド原論

今年の冬に買いました。
聖書の次に世界中で読まれたという《数学の聖書》。



※エジプト中部のオクシュリュンコスで発見された『原論』の断片。紀元100年ごろの作。図は『原論』第2巻の命題5に添えられたもの……らしいです。(ウィキペディアより)

英語ではユークリッドギリシア語ではエイクレイデスと呼ばれる数学者が書いた数学書の金字塔とされています。『原論』は全13巻。最初の6巻は初等平面幾何、次の3巻は数論、10巻目は無理数論、最後の3巻は立体幾何学で構成されているのですが、わたくめが買った『ユークリッド原論』は、その原論を現代風の言い回しにしたギリシア語からの翻訳本です。


※これが買った本



もちろん、読むだけでは分からないのでノートに書いて勉強することにしました。1ページずつ作図をしたり式を書いたりしながら進むも、中高と数学が悲惨だったのでかなり苦労します。それでも、初等平面幾何というだけあり、最初は難しいというより懐かしい、という感じ。相変わらず前に進まず第1巻で四苦八苦している箇所は、三角形の合同,定規とコンパスによる作図,平行線の性質などの後,ピタゴラスの定理で終わる、お馴染の言葉と証明が並んでいます。その前に出てくるのが定義,公理,公準。次のようなものです。


【定義】

1 点は部分をもたないものである。
2 線とは幅のない長さである。
3 線の端は点である。
4 直線とはその上にある点について一様な線である。
5 面は長さと幅のみをもつものである。

※自明として受け入れられる性質を公理(axioms) または共通概念 (common notions)とよび,要請あるいは仮定されるべき性質を公準(postulate)とよんでいる.


【公理】

1 同じものに等しいものは互いに等しい。
2 等しいものに等しいものを加えれば,また等しい。
3 等しいものから,等しいものを引けば,残りは等しい。
4 互いに重なり合うものは互いに等しい。
5 全体は部分より大きい。


公理 1,2,3 は次のような演算のルールを述べていることなります。



これもお馴染ですね。。。
で、続き。


公準

1 任意の点から任意の点へ直線を引くこと。
2 有限な直線を連続的に直線に延長すること。
3 任意の点を中心とする任意の半径の円を描くこと。
4 すべての直角は互いに等しい。
5 直線が2直線と交わるとき,同じ側の内角の和が2直角より小さいなら,この2直線は限りなく延長されたとき,内角の和が2直角より小さい側において交わる。


これらを使って、例えば『1.与えられた有限な直線(線分)の上に等辺三角形をつくること』から始まり、『2.与えられた点において与えられた線分に等しい線分をつくること』などの例題が出てきて、それらに作図法、証明法が書かれていきます。これを舐めるように、問題から解答から図形まで、漏らさず書き写す、ということを断続的に続けています、、、が、この勉強法は、高校入試の数学でやった方法、、、もうこれ以外に数学の点数を上げる方法がなくて、やむにやまれずとったのでした。有効だったのかどうだったのか、成績はかなり上がりましたが、、、


このユークリッド原論が、ギリシア数学の粋であり、後代の数学者たちに多大な影響を与えたという大著……
それを味わうにはまだまだ読み込みが足りないようです。。。


そうそう。
高校時代の数学の授業で、証明問題を解く時(スムーズに解けた試しは殆どありませんでしたが)、証明の最後に Q.E.D. と入れた方もおられるのでしょうか? 「証明終わり」という意味で入れていたと思いますが、これは『かく示された(Quod Erat Demonstrandum)』という意味のラテン語の略。ユークリッドの証明の最後に必ず『これが証明すべきことであった』という一語がありますが、この言葉が派生したのでしょうか、、、


この本……この世界の構造の重要な一柱を書き記しているようです。
時間が出来たら、久しぶりに格闘してみましょう。。。

パーティーな夜。。。

masatomo-s2008-07-02


本日は元トップスタイリストで現在はイラストなどを描いてらっしゃる方の個展&パーティーに招待されて行きました、、、


明るい爽やかなイラストとフリードリンクのシャンパンなんかで頭がぐるぐる、、、やはり空きっ腹にお酒をたしなむものではありませんな。。。


いや、何のことはなく、この時間の中央線でも普通に混みますねってことで。間違ってもトラブルで長時間停止など起こさないでいただきたいものです。わたくしも、寝過ごして目が覚めたら高尾だったということにならないように気を付けます。


ホテルラフォーレ東京の五目焼きそば、なかなかの味でした、、、


う〜。


*し*

福岡9 テムジン

ホテルに荷物を放り込んで連れて行ってもらったのがこのお店。
焼きギョウザがおいしいとのことで、喜んで出掛けたところです。


7時前に店はほぼ満席。
我々は運良く2席確保することが出来ましたが、5分遅れてきた方々は待つハメになっておいででした。



お勧めは焼きギョウザ。一口サイズのギョウザで、1皿10個。ほどなく運ばれてきたギョウザはほんとにかわいい大きさで、カリカリしてて、中身はほどよくニンニクが効いています。これだけでビールを底なしに飲んで大いに楽しめそう……とはいえ、ギョウザだけでお腹を満たすのも何なので、次に食べたのがスモツ。酢でからめたモツです。スモツという名前も笑えますが、おいしく、これは日本酒だ!……と思ったものの、ここ最近日本酒と相性が悪いので、ビールで楽しむことにしました。酢がきゅッと味覚を締めてくれる感覚ですが、それほど酢の味は強くなく、モツといい均衡で喜ばせてくれます。


次は手羽先。こちらもカリカリしてて、熱くて、鶏の味がします。
この、“鶏の味”がする、というのが大切です。
塩のみを感じるシンプルさだからこそ、この味を感じることが出来るのでしょう。


最後……ではないのですが……ヤキメシ。
表のちょうちんにヤキメシと書いてあるだけのことはあります。
カンバンなのでしょう。
量も多く、目の前で4人組の、博多弁を聞かせてくれた若人たちも吸い込む勢いで召し上がっておいででした。


あれ……他に何を食べたっけ。
ニラと卵とレバーの何とか?……おいしかったな。。。


店内はお客さんが途絶えることなく満席。
次から次に戸が開いて入ってきます。


吉祥寺でこういう店を探したいものです、、、

大阪オフ in July 12th(2nd Announcement)

またまた福岡記をお休みして本日はもう2週間を切りました大阪オフの告知です!
いよいよ食い倒れの街・大阪でのオフ会が近づいて参りました。
もう一度、下記の要項をご覧くださいまし。


////////////////////// 〈記〉 ////////////////////////////////


日時:7月12日(土) 18時30分 (予定)

場所:『ポルトガリア』(ポルトガル料理)/大阪市北区西天満4-12-11 
                         プラザ梅新別館1F
      ※地下鉄御堂筋線淀屋橋」または各線梅田駅
      ※詳細は http://www.portugalia.jp/ にて

目的:ブログをきっかけに知り合ったことを喜び、
   人生は一期一会ではなく縁は一生続くことを確かめ合う。
   ブログに書き込んでいただいている分量の最低10倍は語る(叫ぶ)。


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二次会以降はノリです!
どうなるか全く分からず、その場のノリだけで決定。
全ては大阪のヌシエ・ビ・ス御大の指揮次第!


楽しい夜になりそうですな。


福岡記は明日以降再開です。
ご機嫌よう!