「足のケア」-まとめ- 僕は回復してきているのだろうか?

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糖尿病は「老化」が早くる病気と気がついていた。

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特に恐ろしかったのが、壊疽である。突然、足の潰瘍が大きくなって治らないままに外科的に切断するほかなくなる。「腎不全ー>透析」に進む場合も多い。何も糖尿病の診断がないままに、70-80歳で突然発症することも多い。

僕の足は、20代の後半に凶悪な水虫に襲われて以来、定期的に足にカサビタが発生するようになっていた。
これは怖いことだ。足の痺れも恐ろしいレベルだった。

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ところが、食事を今の食事ポリシーに従って自分で作り始めてから、足のしびれが和らいできたのがわかった。

カサブタもできなくなってきたのだ。爪も綺麗になってきた。
驚きだ。

今の食事のポリシーを見つけたのは2016年の半ばからだったと思う。
205年4月4日に眼科医に「手術しなければ失明だぞ宣言」されて、しゃにむにもがいて見つけたものである。

その結果がこの足に現れていると感じている。

今の到達点
医師や研究者は壊疽に関して免疫が弱っているという。しかし、この免疫という言葉ほど「いい加減」な言葉はない。あやふやで何を表現しているかわからないのである。僕もそれに気がついたのは生化学や生命のことを学び出してからである。当然、具体的に何をすれば良いのかわからない。サプリメント買えとか、血流をよくするためにカテーテルで動・静脈の「すす払い」しろとか、最近はやりのリンパネージュ(足もみ)や「へんてこな柔軟体操」させるのである。



私たちは前世紀の解剖学的知識で臓器や組織を捉えている。
しかし、それでは多くの現象を統一的に説明できないのである。




身体は「組織特異性」を維持することで様々な臓器や組織、器官を守り、維持している。
つまり、細胞が膜(シート)を作り様々な区画を作るのである。
その膜は細胞からできているのだ。



そして「たんぱく質などの重要な生体物質」が膜を通り抜けるためには認証が必要になる。
その認証を司るものが「脂質で構成される膜と埋め込まれている膜タンパク」であり、組織特異性を守るのが「細胞同士のタイトジャンクション」である。

膜タンパクは目であり耳であるが全くその働きは解明されていない。インスリン受容体とトランスポーターの関係を考えればわかる。簡単にブドウ糖を細胞が取り込むなどと教科書には書いてあるが、そのプロセスは神秘的と言う他ないものである。一旦取り込まれたブドウ糖がどのように代謝系のステージに登るかという事さえも分かられてはいない。ましてや、タイトジャンクションを通しての物質の交換は全く分かられていない。





膜の最たるものは皮膚であろう。
体内の体液を外に漏らさないように何重ものタイトジャンクションが重ねられ、皮膚が構成される。と同時に多くの情報が皮膚から取り込まれる。
粘膜はもっと活発である、何せ消化器官は外部に開かれているのである。このコロニーの境界をどこに置くべきなのだろうか?いたく哲学的な問いかけである。私はどこまで延長されるのだろうか?



皮膚は常に内側から押し出されながら外に捨てられていく薄い膜である。滑落した「脂質とタンパク質の複合体」は他のコロニーに作用する。
情報は物質(物理的な変化)のやり取りがなければ成り立たない。



その膜が作られるときに、うまくタイトジャンクションが構成されないのである。
だから皮膚はもろくなり、わずかなショックでカサビタが生まれる。


白血球は免疫系で重要な役割を果たすが、生命に想定されている膜の状態でなければ追いつくはずがない。
消毒でバイキンを殺して助けようとしても、無理な話である。
消毒は無差別に生命を殺すから身体自身もダメージを負う。
白血球が免疫系でのメインプレイヤーであるが、白血球は自己も他者も知らない。白血球が最近を破壊するのも、癌となった細胞を破壊するのも単なる化学反応である。そもそも、自分が存在しているコロニー(身体)のことも知らない。なにせ、そのコロニーの外では存在することもできないのであるのだから。擬人化は分かりやすいが間違った方向へと進ませる。「細胞や組織、臓器」は私というコロニーの部品ではない。意識(脳)は身体の主人ではない。身体というコロニーは「私細胞」と「マイクロバイオーム」の乗り物なのだ。



「炭水化物が主体の食事=商品化された食事」が身体というコロニーにとって必要な「生命(脂質とタンパク質の複合体)」を取り込めない食卓が引き起こしているのだ。




食事を変えることで皮膚の綻び(ほころび)が治りつつある。

しかし、問題はどう変えるかである。
そして続けられなければならない。


それが次の本の主題である。







そして重要なことは全身で起こっていることなのである。



過去の記事の写真をピックアップしてみた。2016年の半ばには歩いていて突然転んだり、手すりにつかまらないで階段を降りれなかったりしていた。気がつけた僕は幸運である。



2015-11-19 足のケア ここ数日、どうもおかしい。
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2015-11-28 足のケア、皮膚全体の話

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2015-11-28 足のケア、皮膚全体の話

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2016-06-02 足のケア

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こちらもご覧ください。マゴットセラピーが壊死で切断される足をすくっているといいます。
少し今ん考え方と違いますが、この頃から考えていました。

masaya50.hatenadiary.jp
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