Lanceの手紙:まとめ
ランスアームストロングがIOC会長に宛てた手紙の要点をまとめてみた。
依頼していること
- WADA会長Dick Pound氏の追放と、WADAの体質改善
Dick Pound氏って誰よ?
- この書き込み(ワシントンポスト紙2004年記事の無断翻訳)を参考にしてちょ。
WADAとは?
- World Anti Doping Agency。国際反ドーピング機関。
Dick Pound氏は何をしたのか?
- フランスのドーピング検査研究所に対し、1999年のTour de France選手達の尿検体を検査し、その結果ランスアームストロングがEPOを使っていたようなレポートを作成するよう指示。
- そのレポートが、フランスのL'Equipe紙の記者の手に渡るよう工作。
- L'Equipe紙がランスのドーピング疑惑を報道した後、これらの検査が「正しく、問題なく」実施されていたと再三に渡りメディアに声明発表。
- この疑惑に関してUCIが任命したEmile Vrijman氏らの調査チームが、WADAやドーピング研究所を調査するのを完全に拒否。
- ランスに限らず、様々な競技選手に対して確たる証拠もなくドーピング嫌疑をかけ、メディアで吠える。
- WADA傘下にある、各国のドーピング検査研究所に対して不正を指示する。
ドーピング検査研究所がやったことは?
コメント
を書こうとしたけど、まだまだDick Poundについての興味深い記事があるので、それらの紹介をしてから。今の時点では、Dick Poundとランスアームストロングの間には強烈な確執があり、Dick Poundは「アメリカ人」と「自転車選手」を極端に嫌っているらしい、ということだけ書いておこう。